ジェンダー史学会ニューズレター 2014年1月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究
関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェンダー史研
究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、毎月末に会員
の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2014年1月末を予定しており、締め切りは1月25日(土)
となります。
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2014年1月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
【 催事情報:4件 】
(1)青山学院大学国際交流共同研究センター
「アジアのグローバル化促進のための「女性力」の活用」
日時:2014年1月11日(土)12:30~18:00
場所:青山学院大学総研ビル
(2)総合女性史学会 第133回例会〈地域史〉
「1950年代~60年代の母親運動の動向」
日時:2014年1月26日(日)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(3)戦争とジェンダー表象研究会
「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ:
デジタル・アーカイブ化へ向けて」
日時:2014年2月24日(月)13:00~16:30
2014年2月25日(火)10:00~16:30
場所:京都大学地域研究情報統合センター
(4)総合女性史学会 2013年度総会・大会(予告)
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
―女性史の新たな可能性に向けて―」
日時:2014年3月22日(土)9:30~17:00
場所:立教大学
【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
(3)国際女性史研究連盟(IFRWH)ニュースレター
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)ではなく、
genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。
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【 催事情報 】
(1)青山学院大学国際交流共同研究センター
「アジアのグローバル化促進のための「女性力」の活用」
<日時>
2014年1月11日(土)12:30~18:00
<場所>
青山学院大学総研ビル 12階 大会議室
*詳細は添付のPDFファイルをダウンロードして下さい。
(2)総合女性史学会 第133回例会〈地域史〉
「1950年代~60年代の母親運動の動向」
<日時>
2014年1月26日(日)13:30~16:30
<場所>
文京区男女平等センター(文京区本郷4-8-3)D研修室
交 通 地下鉄丸の内線「本郷三丁目」下車
<プログラム>
はじめに「地域女性史研究にみる戦後女性の動向」
山村 淑子・山辺恵巳子
報告 小沼稜子
「子どもを守る運動と学びー1950~60年代の練馬の母親運動」
【趣旨】
1947年に板橋区から独立した練馬区には、米軍の家族宿舎グランドハイツや、
自衛隊基地、被差別部落などが存在していたが、全体としては農業地帯だった。
しかし、1960年代になると経済の高度成長にともない、練馬は東京のベットタウ
ンとして開発されていく。そのため急激な人口増加と、都市化が引き起こす環境
の悪化や、子どもの遊び場教育施設の不足、保育園や学童保育の深刻な不足
が生み出された。そんな中、母親たちは、地域の保守性に悩まされながらも、子
どもを守るための身近で、かつ切羽詰まった運動を繰り広げていった。一方で、
1954年に起きた第五福竜丸の事件によって、核の危険性を知った母親たちは、
各地の女性たちとともに原水爆禁止運動に立ち上がり、それを機に、平和を求め
る母親運動を作りあげていく「家族制度復活」に対する反対運動や、安保闘争、
勤評闘争など、平和や女性の権利獲得のための理念的な運動や学びも母親運
動のもう一つの顔であった。
【参考文献】
・永原和子『 近現代女性史論―家族・戦争・平和―』
(吉川弘文館2012年)
・林光「忘却は裏切りである[母親運動について]」
(『歴史評論』№303所収1975年)
・練馬女性史を拓く会編
『始まりはひとりから・練馬の女性たちの記録総論編その1』2010年刊
『始まりはひとりから・練馬の女性たちの記録総論編その2』2012年刊
(3)戦争とジェンダー表象研究会
「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ:デジタル・アーカイブ化へ向けて」
<日時>
2014年2月24日(月)13:00~16:30
2014年2月25日(火)10:00~16:30
<場所>
京都大学地域研究情報統合センター(稲盛財団記念館内)
2階セミナー室(213)
* 収容人数20名 http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
<共催>
京都大学CIAS共同利用・共同研究プロジェクト・複合研究ユニット 「非文字資料
の共有化と研究利用」&個別研究ユニット「写真雑誌に見る第二次世界大戦期の
記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析」敬和学園大学戦争とジェンダー表象
研究会、科研基盤(C) 「大衆メディアに見る第二次世界大戦期と戦後秩序の中の
ジェンダー・エスニシティ」
<プログラム>
2014年2月24日(月)13:00~16:30
13:00~13:40 司会 杉村使乃(敬和学園大学)
研究会の趣旨説明・各参加者自己紹介(13:00~13:40)
13:40~14:40(講演)司会 平塚博子(敬和学園大学)
14:40~15:10(コメント・質疑応答)
講演①「軍隊のなかの女性たち-二つの大戦に見るジェンダーとセクシュアリティー」
講師 林田敏子(摂南大学 外国語学部 准教授)
コメンテーター:加納実紀代
15:10~15:20休憩
15:20~15:50(報告)
15:50~16:20(コメント・質疑応答)
報告①「写真週刊誌『ピクチャーポスト』に見る第二次大戦下の女性のジェンダー・
セクシュアリティ」杉村使乃
コメンテーター:林田敏子
2014年2月25日(火)10:00~16:30
午前の部 10:00~12:00 司会 杉村使乃
10:00~11:00 デモンストレーション:
デジタル・アーカイブ事業について:技術的なポイントについてのレクチャー、
及び質疑応答
株式会社 堀内カラー アーカイブサポートセンター
大阪営業課 須井 隆行氏
http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/digital-introduction/
http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/
担当 大阪営業課 須井 隆行氏 takayuki_sui@horiuchi-color.co.jp
連絡先
〒530-0028 大阪市北区万歳町3-17
TEL 06-6364-0881 PH 080-4931-7572 FAX 06-6364-0883
http://www.horiuchi-color.co.jp
11:00~12:00
ディスカッション:戦時下の大衆メディア資料のデジタル・アーカイブ化と共有
について
戦争とジェンダー表象研究会で扱ってきた資料の紹介とアーカイブ化と共有へ
の展望(加納実紀代、神田より子、桑原ヒサ子、松崎洋子、松本ますみ、
池川玲子、平塚博子、杉村より現状報告)
12:00~13:00~ 休憩
午後の部 司会 杉村使乃
13:00~14:00(講演)
14:00~14:30(コメント・質疑応答)
講演②「写真は透明なメディアか?——ヴィジュアル・カルチャーと歴史」
佐藤守弘(京都精華大学 デザイン学部教授)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 (報告)
15:10~15:40 (コメント・質疑応答)
報告②「1970年代のパルコポスターに見るジェンダーとエスニシティ」
池川玲子(実践女子大学)
参加ご希望の方は、杉村(sugimura@keiwa-c.ac.jp )まで、
ご連絡ください。
(4)総合女性史学会2013年度総会・大会(予告)
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
―女性史の新たな可能性に向けて―」
<日時>
2014年3月22日(土)9:30~17:00
<場所>
立教大学:本館1202教室(豊島区・JR池袋駅下車)
※国際シンポジウムの成果を受けて、女性史の新たな可能性を探る。
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【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締め切
りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えました)。詳しくは、
http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく ださい。特に、Joint Sessionのな
かの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18
New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組み
の構築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎しておりま
す。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方の報
告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
小檜山ルイ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
かねてご案内している2015年、中国済南市で開かれるICHSの国際会議のプロポー
ザル提出締め切りが延長されました。本年12月31日まで受け付けておりますので、ぜ
ひ、ご応募ください。特に下のセッションではあと3本ほどの発表を募集しております。詳
しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishをご覧ください。
小檜山ルイ
(3)国際女性史研究連盟(IFRWH)のニュースレター(添付PDFファイル)
日本の記事も掲載されております。また、2015年、済南で開かれるIFRWHの大会の
Call for Papersも掲載されています。応募の締め切りは2014年2月末日です。
小檜山ルイ
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ以外、
ジェンダー史学会では受け付けておりません。お手数ですが、主催者に直接お問い
合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年12月26日木曜日
2013年11月26日火曜日
お知らせ(2013年12月)
2013年12月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:3件 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
(2)第10回ジェンダー史学会大会
日時:2013年12月7 日(土)~8日(日)
場所:一橋大学西キャンパス 本館
(3)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
【 催事情報:3件 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
日時:2013年12月1日(日)
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)
日時:2013年12月9日(月)
場所:一橋大学西キャンパス
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
日時:2013年12月14日(土)
場所:奈良女子大学A棟一階
【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のお知らせ
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
いよいよ第10回記念大会が近づいてきました。今回は、10年ぶりに来日するシン
シア・エンロー氏による記念講演をはじめ、二つのシンポジウムと11本の自由論
題報告と、盛りだくさんのプログラムとなっております。会員のみなさまのご来場を、
大会企画委員一同、心よりお待ちしております。すでに参加希望の事前登録は、
非会員含めて、120名を突破しました。ですが、まだ半数以上の会員のみなさまか
ら、参加の可否のお知らせをいただいておりません。今回は、これまでよりも簡単
に大会参加の可否を登録できるウエッブ・アンケートでの回答方式になっておりま
す。まだ、未登録の方は、当日の資料の準備の都合もありますので、ぜひとも早
めの登録にご協力ください。11月27日を登録締め切りとさせていただいております
が、その後も、登録は可能ですので、よろしくお願いします。また、あわせて記念大
会でもありますので、懇親会にもご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げ
ます。
アンケートへの回答方法ですが、まずは事前登録サイト
https://docs.google.com/forms/d/1Z3eCBJqVr1_TKcpbFblD1TnGXTAwgpA1pANzTrGiRys/
に入っていただき、
1) 氏名・メールアドレス・ご所属・会員の有無について回答していただき、
続行のボタンをクリックしてください。
2) 次の画面で、記念講演、各シンポジウム、自由論題の部会、懇親会への
参加の可否をご記入ください。
3) 最後に送信ボタンをおす。これで登録手続きは終了です。
(2)第10回ジェンダー史学会大会
<日時>
2013年12月7日(土)~8日(日)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館
<プログラム>
[12月7日(土)]
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学) 本館21番教室
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
(邦訳原稿と一部通訳付き)
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00 本館21番教室
・平井和子(一橋大学・大学院)
「日本占領をジェンダー視点で問い直す
-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学)
「米軍占領と家父長制-
「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学)
「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー
-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
趣旨説明・司会 貴堂嘉之(一橋大学)・加藤千香子(横浜国立大学)
コメンテーター シンシア・エンロー
懇親会 18:30~ 西生協カフェテリア
[12月8日(日)]
自由論題発表 9:45~11:45(9:45-10:20、10:25-11:00、11:10-11:45)
部会A 22番教室 9:45-11:45 司会 松原 宏之
第一報告 箕輪 理美「コムストック法成立後の19世紀後半アメリカ合衆国
における自由、結婚、セクシュアリティ」
第二報告 三好 文「第一次大戦期におけるアメリカ赤十字社の女性看護師
動員」
第三報告 佐藤 雅哉「1970年代アメリカにおけるフェミニズム運動と平和
運動-フェミニスト平和運動家ベラ・アブズーグの事例から」
部会B 24番教室 9:45-11:45 司会 石井 香江
第一報告 上條 敏子「女性の身体に対する侵害行為、特に性的暴力をめぐ
って―西洋中世の罪と罰から」
第二報告 鈴木 周太郎「アメリカ建国期における『女性の権利』論の興隆
―環大西洋史の視点から」
第三報告 川島 慶子「ランジュヴァン事件におけるマリー・キュリー批判
とジェンダーの関係」
部会C 28番教室 9:45-11:45 司会 横山 百合子
第一報告 松崎 瑠美「近代国民国家の形成と大名華族家の女性」
第二報告 大橋 眞由美「〈欲望する主体〉の構築への誘い―『お伽絵解こ
ども』3巻6号(1906)に見る女児像」
第三報告 申 東洙「日韓新女性の恋愛観の研究」
部会D 23番教室 10:25-11:45 司会 内田 雅克
第一報告 金 慶玉「総力戦体制期における『戦時保育』研究―『戦時託児
所』と『保育従事者』を中心に」
第二報告 増田 昭子「サイフを握った女たちの民俗―財の所有意識と消費
のゆくえ」
総会 13:00~13:45 21番教室
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史 14:00~17:30
本館21番教室
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)
「境界を越える女性たち―海外日本人娼婦の表象を中心として―」
・広瀬玲子(北海道情報大学)
「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)
「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
趣旨説明・司会 大橋史恵(早稲田大学)・小野沢あかね(立教大学)
コメンテーター 青山薫(神戸大学)
<大会参加費>
一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円
学部生 無料(学生証提示のこと)
<懇親会参加費> 事前申込
一般4000円 院生3000円
<共催>
一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)
<問い合わせ先>
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学大学院社会学研究科 貴堂嘉之研究室
第10回ジェンダー史学会大会事務局 y.kido@r.hit-u.ac.jp
ジェンダー史学会e-mail genderhistory1@univcoop.or.jp
ジェンダー史学会ホームページ http://ghaj.jp/
(3)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)ではなく、
genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。
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【 催事情報 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
<日時>
2013年12月1日(日)
<場所>
早稲田大学戸山キャンパス36号館
*詳細は添付のPDFファイルをダウンロードして下さい。
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)のご案内
第24回CGraSS公開レクチャー/国際交流セミナー
題目:フェミニスト魂を捨てずに、研究者としてのキャリアを追求でき
るか?
Can One Make an Academic Career and Keep One's Feminist Soul?
<講師>シンシア・エンローさん(クラーク教授)
<日時>
2013年12月9日(月曜日) 15:00~17:40 (14:40開場)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館21
<使用言語>
英語(通訳有り)
<司会>
佐藤文香(一橋大学大学院社会学研究科・准教授)
<内容>
「女性たちはどこにいるの?」―シンシア・エンローさんは、フェミニスト
的好奇心をもって問いをたてることの重要性を一貫して主張し、ご自身の研
究を実践し続けてきました。フェミニスト研究者の立てる問いとは、非フェ
ミニスト研究者が「自然」であるとか、変えるにはあまりに堅固であると考
える信念や実践をめぐるものでもあります。「あなたの研究は政治的すぎて
学問とは言えない」、「あなたの研究は現実を変えることに何の役にも立た
ない」という論難のある中で、フェミニスト魂を捨てずに、研究者としての
キャリアを築くことはいかにして可能でしょうか? この講演では、エンロ
ーさんが批判に向きあいながら、パイオニアとして歩まれてきたフェミニス
ト研究者としての人生を語っていただきます。ふるってご参加ください。予
約は不要です。
<講師紹介>
専門は比較政治学、女性学。1989年のBananas Beaches & Bases:
Making Feminist Sense of International Politics(University of
California Press)は、国際政治学・国際関係論のジェンダー分析の展開に
大きなインパクトを与えた。Does Khaki Become You ?: The Militarisation
of Women's Lives(Pluto Press,1983)からSeriously: Investigating
Crashes and Crises as if Women Mattered (University of California
Press, 2013)にいたるまで、多数の著作は世界中のフェミニスト研究者・活動
家に読み継がれており、日本でも『戦争の翌朝 ―ポスト冷戦時代をジェンダー
で読む』(緑風出版、1999)、『策略 ―女性を軍事化する国際政治』(岩波
書店、2006)の翻訳や『フェミニズムで探る軍事化と国際政治』(御茶の水書
房、2004)の講演録がある。
<共催>
ジェンダー史学会
<問い合わせ先>
ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
((a)を@にかえて送信してください。)
HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
<日時>
2013年12月14日(土)13時~16時
<場所>
奈良女子大学A棟一階 生活環境学部会議室
入場無料
定員50名(先着申し込み順)
<講演>
横田冬彦(京都大学教授)
「近世前期の出産事情~大和国田原郷無足人山本兵左衛門日記を素材に」
鈴木則子(奈良女子大学教授)
「近世後期の産科手術(回生術)~備前国邑久郡在村医中島家文書を素材に」
<問い合わせ・申込先>
〒630―8506 奈良市北魚屋東町
奈良女子大学生活環境学部係
電話 0742―20―3498
FAX 0742―20―3234
E-mail seikan-jimu@cc.nara-wu.ac.jp
<申し込み方法>
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかで
①講座名、②氏名、③連絡先(住所、電話・FAX番号、メールアドレス)を
明記してお申し込み下さい。
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【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締め切
りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えまし た)。詳しくは、
http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく ださい。特に、Joint Sessionのな
かの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18
New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組
みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎してお
ります。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方の報
告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
小檜山ルイ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
かねてご案内している2015年、中国済南市で開かれるICHSの国際会議のプロポー
ザル提出締め切りが延長されました。本年12月31日まで受け付けておりますので、ぜ
ひ、ご応募ください。特に下のセッションではあと3本ほどの発表を募集しております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cish をご覧ください。
小檜山ルイ
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のおしらせ
2014年7月6日から11日までの5日間、米国オハイオ州コロンバスにあるオハイオ
州立大学で“Thinking Transnational Feminisms”というテーマの夏期講習が開催さ
れます。使用言語は英語で、大学院生から教授まで海外からも広く参加者を募集
中です。講習は、1)進行中の原稿(24人分)を批判し合いながらTransnational
Feminismsに関する共通認識を深めるためのワークショップと、2)Transnational
Feminismsに関わる大きな問題を議論するラウンドテーブルディスカッションの2種
類のセッションから構成されます。
講習内容、費用、申し込み方法等の詳細は、
https://frontiers.osu.edu/transnational-feminisms-scholar-institute-2014
をご覧下さい。応募締め切りは2013年12月15日です。
お問い合わせは、件名にTransnational Feminisms Summer Instituteと明記の上
frontiers@osu.edu Professor Judy Tzu-Chun Wuまで。
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:3件 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
(2)第10回ジェンダー史学会大会
日時:2013年12月7 日(土)~8日(日)
場所:一橋大学西キャンパス 本館
(3)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
【 催事情報:3件 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
日時:2013年12月1日(日)
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)
日時:2013年12月9日(月)
場所:一橋大学西キャンパス
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
日時:2013年12月14日(土)
場所:奈良女子大学A棟一階
【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のお知らせ
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
いよいよ第10回記念大会が近づいてきました。今回は、10年ぶりに来日するシン
シア・エンロー氏による記念講演をはじめ、二つのシンポジウムと11本の自由論
題報告と、盛りだくさんのプログラムとなっております。会員のみなさまのご来場を、
大会企画委員一同、心よりお待ちしております。すでに参加希望の事前登録は、
非会員含めて、120名を突破しました。ですが、まだ半数以上の会員のみなさまか
ら、参加の可否のお知らせをいただいておりません。今回は、これまでよりも簡単
に大会参加の可否を登録できるウエッブ・アンケートでの回答方式になっておりま
す。まだ、未登録の方は、当日の資料の準備の都合もありますので、ぜひとも早
めの登録にご協力ください。11月27日を登録締め切りとさせていただいております
が、その後も、登録は可能ですので、よろしくお願いします。また、あわせて記念大
会でもありますので、懇親会にもご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げ
ます。
アンケートへの回答方法ですが、まずは事前登録サイト
https://docs.google.com/forms/d/1Z3eCBJqVr1_TKcpbFblD1TnGXTAwgpA1pANzTrGiRys/
に入っていただき、
1) 氏名・メールアドレス・ご所属・会員の有無について回答していただき、
続行のボタンをクリックしてください。
2) 次の画面で、記念講演、各シンポジウム、自由論題の部会、懇親会への
参加の可否をご記入ください。
3) 最後に送信ボタンをおす。これで登録手続きは終了です。
(2)第10回ジェンダー史学会大会
<日時>
2013年12月7日(土)~8日(日)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館
<プログラム>
[12月7日(土)]
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学) 本館21番教室
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
(邦訳原稿と一部通訳付き)
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00 本館21番教室
・平井和子(一橋大学・大学院)
「日本占領をジェンダー視点で問い直す
-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学)
「米軍占領と家父長制-
「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学)
「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー
-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
趣旨説明・司会 貴堂嘉之(一橋大学)・加藤千香子(横浜国立大学)
コメンテーター シンシア・エンロー
懇親会 18:30~ 西生協カフェテリア
[12月8日(日)]
自由論題発表 9:45~11:45(9:45-10:20、10:25-11:00、11:10-11:45)
部会A 22番教室 9:45-11:45 司会 松原 宏之
第一報告 箕輪 理美「コムストック法成立後の19世紀後半アメリカ合衆国
における自由、結婚、セクシュアリティ」
第二報告 三好 文「第一次大戦期におけるアメリカ赤十字社の女性看護師
動員」
第三報告 佐藤 雅哉「1970年代アメリカにおけるフェミニズム運動と平和
運動-フェミニスト平和運動家ベラ・アブズーグの事例から」
部会B 24番教室 9:45-11:45 司会 石井 香江
第一報告 上條 敏子「女性の身体に対する侵害行為、特に性的暴力をめぐ
って―西洋中世の罪と罰から」
第二報告 鈴木 周太郎「アメリカ建国期における『女性の権利』論の興隆
―環大西洋史の視点から」
第三報告 川島 慶子「ランジュヴァン事件におけるマリー・キュリー批判
とジェンダーの関係」
部会C 28番教室 9:45-11:45 司会 横山 百合子
第一報告 松崎 瑠美「近代国民国家の形成と大名華族家の女性」
第二報告 大橋 眞由美「〈欲望する主体〉の構築への誘い―『お伽絵解こ
ども』3巻6号(1906)に見る女児像」
第三報告 申 東洙「日韓新女性の恋愛観の研究」
部会D 23番教室 10:25-11:45 司会 内田 雅克
第一報告 金 慶玉「総力戦体制期における『戦時保育』研究―『戦時託児
所』と『保育従事者』を中心に」
第二報告 増田 昭子「サイフを握った女たちの民俗―財の所有意識と消費
のゆくえ」
総会 13:00~13:45 21番教室
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史 14:00~17:30
本館21番教室
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)
「境界を越える女性たち―海外日本人娼婦の表象を中心として―」
・広瀬玲子(北海道情報大学)
「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)
「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
趣旨説明・司会 大橋史恵(早稲田大学)・小野沢あかね(立教大学)
コメンテーター 青山薫(神戸大学)
<大会参加費>
一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円
学部生 無料(学生証提示のこと)
<懇親会参加費> 事前申込
一般4000円 院生3000円
<共催>
一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)
<問い合わせ先>
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学大学院社会学研究科 貴堂嘉之研究室
第10回ジェンダー史学会大会事務局 y.kido@r.hit-u.ac.jp
ジェンダー史学会e-mail genderhistory1@univcoop.or.jp
ジェンダー史学会ホームページ http://ghaj.jp/
(3)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)ではなく、
genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
<日時>
2013年12月1日(日)
<場所>
早稲田大学戸山キャンパス36号館
*詳細は添付のPDFファイルをダウンロードして下さい。
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)のご案内
第24回CGraSS公開レクチャー/国際交流セミナー
題目:フェミニスト魂を捨てずに、研究者としてのキャリアを追求でき
るか?
Can One Make an Academic Career and Keep One's Feminist Soul?
<講師>シンシア・エンローさん(クラーク教授)
<日時>
2013年12月9日(月曜日) 15:00~17:40 (14:40開場)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館21
<使用言語>
英語(通訳有り)
<司会>
佐藤文香(一橋大学大学院社会学研究科・准教授)
<内容>
「女性たちはどこにいるの?」―シンシア・エンローさんは、フェミニスト
的好奇心をもって問いをたてることの重要性を一貫して主張し、ご自身の研
究を実践し続けてきました。フェミニスト研究者の立てる問いとは、非フェ
ミニスト研究者が「自然」であるとか、変えるにはあまりに堅固であると考
える信念や実践をめぐるものでもあります。「あなたの研究は政治的すぎて
学問とは言えない」、「あなたの研究は現実を変えることに何の役にも立た
ない」という論難のある中で、フェミニスト魂を捨てずに、研究者としての
キャリアを築くことはいかにして可能でしょうか? この講演では、エンロ
ーさんが批判に向きあいながら、パイオニアとして歩まれてきたフェミニス
ト研究者としての人生を語っていただきます。ふるってご参加ください。予
約は不要です。
<講師紹介>
専門は比較政治学、女性学。1989年のBananas Beaches & Bases:
Making Feminist Sense of International Politics(University of
California Press)は、国際政治学・国際関係論のジェンダー分析の展開に
大きなインパクトを与えた。Does Khaki Become You ?: The Militarisation
of Women's Lives(Pluto Press,1983)からSeriously: Investigating
Crashes and Crises as if Women Mattered (University of California
Press, 2013)にいたるまで、多数の著作は世界中のフェミニスト研究者・活動
家に読み継がれており、日本でも『戦争の翌朝 ―ポスト冷戦時代をジェンダー
で読む』(緑風出版、1999)、『策略 ―女性を軍事化する国際政治』(岩波
書店、2006)の翻訳や『フェミニズムで探る軍事化と国際政治』(御茶の水書
房、2004)の講演録がある。
<共催>
ジェンダー史学会
<問い合わせ先>
ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
((a)を@にかえて送信してください。)
HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
<日時>
2013年12月14日(土)13時~16時
<場所>
奈良女子大学A棟一階 生活環境学部会議室
入場無料
定員50名(先着申し込み順)
<講演>
横田冬彦(京都大学教授)
「近世前期の出産事情~大和国田原郷無足人山本兵左衛門日記を素材に」
鈴木則子(奈良女子大学教授)
「近世後期の産科手術(回生術)~備前国邑久郡在村医中島家文書を素材に」
<問い合わせ・申込先>
〒630―8506 奈良市北魚屋東町
奈良女子大学生活環境学部係
電話 0742―20―3498
FAX 0742―20―3234
E-mail seikan-jimu@cc.nara-wu.ac.jp
<申し込み方法>
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかで
①講座名、②氏名、③連絡先(住所、電話・FAX番号、メールアドレス)を
明記してお申し込み下さい。
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【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締め切
りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えまし た)。詳しくは、
http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく ださい。特に、Joint Sessionのな
かの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18
New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組
みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎してお
ります。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方の報
告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
小檜山ルイ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
かねてご案内している2015年、中国済南市で開かれるICHSの国際会議のプロポー
ザル提出締め切りが延長されました。本年12月31日まで受け付けておりますので、ぜ
ひ、ご応募ください。特に下のセッションではあと3本ほどの発表を募集しております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cish をご覧ください。
小檜山ルイ
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のおしらせ
2014年7月6日から11日までの5日間、米国オハイオ州コロンバスにあるオハイオ
州立大学で“Thinking Transnational Feminisms”というテーマの夏期講習が開催さ
れます。使用言語は英語で、大学院生から教授まで海外からも広く参加者を募集
中です。講習は、1)進行中の原稿(24人分)を批判し合いながらTransnational
Feminismsに関する共通認識を深めるためのワークショップと、2)Transnational
Feminismsに関わる大きな問題を議論するラウンドテーブルディスカッションの2種
類のセッションから構成されます。
講習内容、費用、申し込み方法等の詳細は、
https://frontiers.osu.edu/transnational-feminisms-scholar-institute-2014
をご覧下さい。応募締め切りは2013年12月15日です。
お問い合わせは、件名にTransnational Feminisms Summer Instituteと明記の上
frontiers@osu.edu Professor Judy Tzu-Chun Wuまで。
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年10月26日土曜日
お知らせ(2013年11月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年11月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年11月末を予定しており、締め切りは11月
25日(月)となります。
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2013年11月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)第10回ジェンダー史学会大会
日時:2013年12月7 日(土)~8日(日)
場所:一橋大学西キャンパス 本館
【 催事情報:4件 】
(1)シンポジウム
「『青鞜』と20世紀のフェミニズム経路」
日時:2013年11月2日(土)
場所:日仏会館 一階ホール
(2)2013 比較家族史学会 秋季研究大会
日時:2013年11月16日(土)
場所:茨城キリスト教大学
(3)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
(4)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
日時:2013年12月14日(土)
場所:奈良女子大学A棟一階
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
********************************************************************
【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)第10回ジェンダー史学会大会プログラム
<日時>
2013年12月7日(土)~8日(日)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館
<プログラム>
[12月7日(土)]
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学)
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
(邦訳原稿と一部通訳付き)
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00
・平井和子(一橋大学・大学院)
「日本占領をジェンダー視点で問い直す
-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学)
「米軍占領と家父長制-
「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学)
「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー
-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
趣旨説明・司会 貴堂嘉之(一橋大学)・加藤千香子(横浜国立大学)
コメンテーター シンシア・エンロー
懇親会 18:30~
[12月8日(日)]
自由論題発表 9:45~11:45
総会 13:00~13:45
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史 14:00~17:30
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)
「境界を越える女性たちと近代―海外日本人娼婦の表象を中心として―」
・広瀬玲子(北海道情報大学)
「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)
「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
趣旨説明・司会 大橋史恵(早稲田大学)・小野沢あかね(立教大学)
コメンテーター 青山薫(神戸大学)
<大会参加費>
一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円
学部生 無料(学生証提示のこと)
<懇親会参加費>
4000円
<共催>
一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)
<問い合わせ先>
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学大学院社会学研究科 貴堂嘉之研究室
第10回ジェンダー史学会大会事務局 y.kido@r.hit-u.ac.jp
ジェンダー史学会e-mail genderhistory1@univcoop.or.jp
ジェンダー史学会ホームページ http://ghaj.jp/
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【 催事情報 】
(1)シンポジウム
『青鞜』と20世紀のフェミニズム経路
<日時>
2013年11月2日(土) 10:00~18:00
<場所>
日仏会館 一階ホール
<プログラム>
同時通訳
10:00~10:10 挨拶 ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館)
10:10~12:10 第1セッション:『青鞜』とフェミニスト・アンガージュマン
10:10~10:40
クリスチーヌ・レヴィ (ボルドー大学、CRCAO)
「『青鞜』と20世紀のフェミニズム」
10:40~11:10
マリオン・ソシエ (フランス国立東洋言語文化研究学院)
「山川菊栄 (1890-1980)と『青鞜』」
11:10~11:40
ブリジット・ルフェーヴル (リール大学、 CECILLE)
「野上弥生子と (1885-1985) 『青鞜』」
11:40~12:10 討論 質疑応答
12:10~13:30 昼食休憩
13:30~15:30 第2セッション : 大正/昭和への『青鞜』の反響
13:30~14:00
アンヌ・ゴノン(同志社)
「『青鞜』から政治へー平塚らいてうと新婦人協会」
14:00~14:30
今井小の実(関西学院大学人間福祉学部):
「『青鞜』でクロスした女性たちのその後:母性保護運動を中心に」
14:30~15:00
桑原桃音 (龍谷大学) :
「大正期の『青鞜』と『讀賣新聞』「身の上相談」にみる理想的結婚
の比較」
15:00~15:30 討論 質疑応答
15:30~15:50 コーヒーブレイク
15:50~18:00 第3セッション : 『青鞜』と新しい関係
15:50~16:20
アリーヌ・エニンジェー(フランス国立東洋言語文化研究所、早稲田大学)
『青鞜』におけるセクソロジーの受容と女子同性愛の表象
16:20~16:50
坂井博美 (大妻女子大学、慶応義塾福澤研究センター)
「「新しい女」の「女中」雇用―家庭・労働・階級―」
16:50~17:20
海妻径子(岩手大学): 「『青鞜』は何と闘ったか?
男性史からの『家制度』イデオロギー再考」
17:20~18:00 討論 質疑応答
<主催>
「『青鞜』における近代日本ジェンダー批評と構築シンポジウム」実行委員会
<共催>
CECILLE研究所(リール第三大学)
早稲田大学ジェンダー研究所
日仏会館フランス事務所
CRCAO(東アジア文明研究センター )UMR 8155
日本人口研究会(フランス国立東洋言語文化研究学院)
<助成>
プロジェクトGIS-GENRE (CNRS)
(2) 2013 比較家族史学会 秋季研究大会
<日時>
2013年11月16日(土)
<場所>
茨城キリスト教大学 11号館 11203教室
常磐線 大甕駅下車 徒歩12分
○ミニ・シンポ「妻問い婚 ― 家族概念の再検討」
1 問題提示と沖縄における妻問い婚
13時30分~14時 森 謙二(茨城キリスト教大学)
2 古代の婚姻と居住
14時~14時30分 栗原 弘
3 平安時代の婚姻と儀礼
14時30分~15時 服藤早苗(埼玉学園大学)
4 民俗学から見た妻問い婚
15時~15時30分 八木 透(仏教大学)
5 討論(15時30分~16時30分)
(3)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
<日時>
2013年11月16日(土)~17日(日)
<場所>
青山学院大学17号館
<趣旨>
総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ねてきた。
このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわれるジェンダーや民族、
エスニシティ等の在り方を明らかにするとともに、各時期における東アジア
の歴史像の再考に一石を投じたい。
<プログラム>
[11月16日(土)]
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と
東アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
[11月17日(日)]
9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□
13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
<主催>
総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
<協賛>
ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
<参加費>
2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
<申込>
メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせていただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご参照く
ださい。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
(4)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
<日時>
2013年12月14日(土)13時~16時
<場所>
奈良女子大学A棟一階 生活環境学部会議室
入場無料
定員50名(先着申し込み順)
<講演>
横田冬彦(京都大学教授)
「近世前期の出産事情~大和国田原郷無足人山本兵左衛門日記を素材に」
鈴木則子(奈良女子大学教授)
「近世後期の産科手術(回生術)~備前国邑久郡在村医中島家文書を素材に」
<問い合わせ・申込先>
〒630―8506 奈良市北魚屋東町
奈良女子大学生活環境学部係
電話 0742―20―3498
FAX 0742―20―3234
E-mail seikan-jimu@cc.nara-wu.ac.jp
<申し込み方法>
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかで
①講座名、②氏名、③連絡先(住所、電話・FAX番号、メールアドレス)を
明記してお申し込み下さい。
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日ま
で中国山東省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われ
ており、締め切りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えまし
た)。詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく
ださい。特に、Joint Sessionのなかの、JS4 Historiography and
Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18 New Approaches
to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組みの構
築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎してお
ります。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの
方の報告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知
らせいたします。
小檜山ルイ
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年11月末を予定しており、締め切りは11月
25日(月)となります。
****************************************************************
2013年11月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)第10回ジェンダー史学会大会
日時:2013年12月7 日(土)~8日(日)
場所:一橋大学西キャンパス 本館
【 催事情報:4件 】
(1)シンポジウム
「『青鞜』と20世紀のフェミニズム経路」
日時:2013年11月2日(土)
場所:日仏会館 一階ホール
(2)2013 比較家族史学会 秋季研究大会
日時:2013年11月16日(土)
場所:茨城キリスト教大学
(3)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
(4)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
日時:2013年12月14日(土)
場所:奈良女子大学A棟一階
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
********************************************************************
【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)第10回ジェンダー史学会大会プログラム
<日時>
2013年12月7日(土)~8日(日)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館
<プログラム>
[12月7日(土)]
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学)
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
(邦訳原稿と一部通訳付き)
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00
・平井和子(一橋大学・大学院)
「日本占領をジェンダー視点で問い直す
-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学)
「米軍占領と家父長制-
「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学)
「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー
-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
趣旨説明・司会 貴堂嘉之(一橋大学)・加藤千香子(横浜国立大学)
コメンテーター シンシア・エンロー
懇親会 18:30~
[12月8日(日)]
自由論題発表 9:45~11:45
総会 13:00~13:45
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史 14:00~17:30
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)
「境界を越える女性たちと近代―海外日本人娼婦の表象を中心として―」
・広瀬玲子(北海道情報大学)
「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)
「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
趣旨説明・司会 大橋史恵(早稲田大学)・小野沢あかね(立教大学)
コメンテーター 青山薫(神戸大学)
<大会参加費>
一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円
学部生 無料(学生証提示のこと)
<懇親会参加費>
4000円
<共催>
一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)
<問い合わせ先>
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学大学院社会学研究科 貴堂嘉之研究室
第10回ジェンダー史学会大会事務局 y.kido@r.hit-u.ac.jp
ジェンダー史学会e-mail genderhistory1@univcoop.or.jp
ジェンダー史学会ホームページ http://ghaj.jp/
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)シンポジウム
『青鞜』と20世紀のフェミニズム経路
<日時>
2013年11月2日(土) 10:00~18:00
<場所>
日仏会館 一階ホール
<プログラム>
同時通訳
10:00~10:10 挨拶 ジャン=ミシェル・ビュテル(日仏会館)
10:10~12:10 第1セッション:『青鞜』とフェミニスト・アンガージュマン
10:10~10:40
クリスチーヌ・レヴィ (ボルドー大学、CRCAO)
「『青鞜』と20世紀のフェミニズム」
10:40~11:10
マリオン・ソシエ (フランス国立東洋言語文化研究学院)
「山川菊栄 (1890-1980)と『青鞜』」
11:10~11:40
ブリジット・ルフェーヴル (リール大学、 CECILLE)
「野上弥生子と (1885-1985) 『青鞜』」
11:40~12:10 討論 質疑応答
12:10~13:30 昼食休憩
13:30~15:30 第2セッション : 大正/昭和への『青鞜』の反響
13:30~14:00
アンヌ・ゴノン(同志社)
「『青鞜』から政治へー平塚らいてうと新婦人協会」
14:00~14:30
今井小の実(関西学院大学人間福祉学部):
「『青鞜』でクロスした女性たちのその後:母性保護運動を中心に」
14:30~15:00
桑原桃音 (龍谷大学) :
「大正期の『青鞜』と『讀賣新聞』「身の上相談」にみる理想的結婚
の比較」
15:00~15:30 討論 質疑応答
15:30~15:50 コーヒーブレイク
15:50~18:00 第3セッション : 『青鞜』と新しい関係
15:50~16:20
アリーヌ・エニンジェー(フランス国立東洋言語文化研究所、早稲田大学)
『青鞜』におけるセクソロジーの受容と女子同性愛の表象
16:20~16:50
坂井博美 (大妻女子大学、慶応義塾福澤研究センター)
「「新しい女」の「女中」雇用―家庭・労働・階級―」
16:50~17:20
海妻径子(岩手大学): 「『青鞜』は何と闘ったか?
男性史からの『家制度』イデオロギー再考」
17:20~18:00 討論 質疑応答
<主催>
「『青鞜』における近代日本ジェンダー批評と構築シンポジウム」実行委員会
<共催>
CECILLE研究所(リール第三大学)
早稲田大学ジェンダー研究所
日仏会館フランス事務所
CRCAO(東アジア文明研究センター )UMR 8155
日本人口研究会(フランス国立東洋言語文化研究学院)
<助成>
プロジェクトGIS-GENRE (CNRS)
(2) 2013 比較家族史学会 秋季研究大会
<日時>
2013年11月16日(土)
<場所>
茨城キリスト教大学 11号館 11203教室
常磐線 大甕駅下車 徒歩12分
○ミニ・シンポ「妻問い婚 ― 家族概念の再検討」
1 問題提示と沖縄における妻問い婚
13時30分~14時 森 謙二(茨城キリスト教大学)
2 古代の婚姻と居住
14時~14時30分 栗原 弘
3 平安時代の婚姻と儀礼
14時30分~15時 服藤早苗(埼玉学園大学)
4 民俗学から見た妻問い婚
15時~15時30分 八木 透(仏教大学)
5 討論(15時30分~16時30分)
(3)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
<日時>
2013年11月16日(土)~17日(日)
<場所>
青山学院大学17号館
<趣旨>
総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ねてきた。
このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわれるジェンダーや民族、
エスニシティ等の在り方を明らかにするとともに、各時期における東アジア
の歴史像の再考に一石を投じたい。
<プログラム>
[11月16日(土)]
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と
東アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
[11月17日(日)]
9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□
13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
<主催>
総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
<協賛>
ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
<参加費>
2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
<申込>
メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせていただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご参照く
ださい。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
(4)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
<日時>
2013年12月14日(土)13時~16時
<場所>
奈良女子大学A棟一階 生活環境学部会議室
入場無料
定員50名(先着申し込み順)
<講演>
横田冬彦(京都大学教授)
「近世前期の出産事情~大和国田原郷無足人山本兵左衛門日記を素材に」
鈴木則子(奈良女子大学教授)
「近世後期の産科手術(回生術)~備前国邑久郡在村医中島家文書を素材に」
<問い合わせ・申込先>
〒630―8506 奈良市北魚屋東町
奈良女子大学生活環境学部係
電話 0742―20―3498
FAX 0742―20―3234
E-mail seikan-jimu@cc.nara-wu.ac.jp
<申し込み方法>
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかで
①講座名、②氏名、③連絡先(住所、電話・FAX番号、メールアドレス)を
明記してお申し込み下さい。
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日ま
で中国山東省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われ
ており、締め切りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えまし
た)。詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく
ださい。特に、Joint Sessionのなかの、JS4 Historiography and
Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18 New Approaches
to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組みの構
築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎してお
ります。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの
方の報告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知
らせいたします。
小檜山ルイ
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年9月28日土曜日
お知らせ(2013年10月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年10月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年10月末を予定しており、締め切りは10月
25日(金)となります。
****************************************************************
2013年10月号 目次
【 催事情報:2件 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程
-男女平等は世紀の課題!」
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程-男女平等は世紀の課題!」
講師:ドイツ・ギーセン大学教授 ウタ・マイヤー=グレーヴェ
(ドイツ政府・「男女平等報告書」作成委員)
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
使用言語:ドイツ語・英語
通訳:姫岡とし子教授
(東京大学、専門はドイツ近現代史・ジェンダー史)
報告要旨:
従来の「女性報告書」に代わり、2011年に作成されたドイツ連邦共和
国の「第1男女平等報告書」のコンセプトと内容を紹介。ドイツにお
いて個人が使える時間あるいは時間の使い方は、いまだにジェンダー
によって非常に強く規定されており、このことは長期的にみると、女
性の生涯賃金と老齢年金に不利な結果をもたらす。こうしたなか第1
報告書では、①男女両性が自分の生計確保に対して個々に責任を負い、
ともに育児と介護へのケア労働に従事すること、②家事や家族支援向
けサービスの拡充をうながすこと、③女性の就業状況の改善、が強く
推奨されている。
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:
総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ねてきた。
このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわれるジェンダー
や民族、エスニシティ等の在り方を明らかにするとともに、各時期に
おける東アジアの歴史像の再考に一石を投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
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【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締
め切りは11月15日になっております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてください。
特に、Joint Sessionのなかの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives
on Natural DisastersとJS18 New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、
加藤千香子と小檜山が枠組みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの
観点を入れた報告を歓迎しております。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方
の報告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせい
たします。
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年10月末を予定しており、締め切りは10月
25日(金)となります。
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2013年10月号 目次
【 催事情報:2件 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程
-男女平等は世紀の課題!」
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
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【 催事情報 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程-男女平等は世紀の課題!」
講師:ドイツ・ギーセン大学教授 ウタ・マイヤー=グレーヴェ
(ドイツ政府・「男女平等報告書」作成委員)
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
使用言語:ドイツ語・英語
通訳:姫岡とし子教授
(東京大学、専門はドイツ近現代史・ジェンダー史)
報告要旨:
従来の「女性報告書」に代わり、2011年に作成されたドイツ連邦共和
国の「第1男女平等報告書」のコンセプトと内容を紹介。ドイツにお
いて個人が使える時間あるいは時間の使い方は、いまだにジェンダー
によって非常に強く規定されており、このことは長期的にみると、女
性の生涯賃金と老齢年金に不利な結果をもたらす。こうしたなか第1
報告書では、①男女両性が自分の生計確保に対して個々に責任を負い、
ともに育児と介護へのケア労働に従事すること、②家事や家族支援向
けサービスの拡充をうながすこと、③女性の就業状況の改善、が強く
推奨されている。
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:
総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ねてきた。
このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわれるジェンダー
や民族、エスニシティ等の在り方を明らかにするとともに、各時期に
おける東アジアの歴史像の再考に一石を投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締
め切りは11月15日になっております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてください。
特に、Joint Sessionのなかの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives
on Natural DisastersとJS18 New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、
加藤千香子と小檜山が枠組みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの
観点を入れた報告を歓迎しております。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方
の報告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせい
たします。
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年8月26日月曜日
お知らせ(2013年9月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年9月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年9月末を予定しており、締め切りは9月25
日(水)となります。
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2013年9月号 目次
【 催事情報:4件 】
(1)総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
場所:名古屋 日泰寺境内
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
贈呈者推薦・公募の依頼
********************************************************************
【 催事情報 】
(1) 総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター D研修室
文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F
内容:青木 美智子氏(総合女性史学会)
「近世農民女性の相続と経済的活動」
近世は男性相続が一般的であったが、農民女性の場合は相続
から全く排除されたわけではなく、なかには家督を相続したり
土地や遺金を得る者たちもいた。報告では中世から近世への相
続のありようを展望しつつ関東地域の女性の相続とその特質に
ついて考える。併せて、女性家主や妻・母などの立場にあった
女性たちの経済的活動の事例を通して、女性の主体性や夫婦の
ありようについても言及したい。
参考文献:大口勇次郎『女性のいる近世』(勁草書房、1995年)
青木美智子「女性相続にみる近世村社会の変容―武州入間
郡赤尾村を事例として―」
(『歴史評論』740号所収、2011年12月)
連絡先: ℡ 03-3814-6159
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
A 墓 前 祭 1時~2時
場所:名古屋 日泰寺境内 (マイクロバス出発 12時30分 時間厳守)
(JR名古屋駅から 地下鉄;東山線「覚王山日泰寺駅」下車
境内まで徒歩5分)
B 記念講演会 2時~4時
場所:ウィンク愛知(愛知産業労働センター 11階)
(JR名古屋駅 東口から5分 新しいビル)
講師:池田浩士(京都大学名誉教授)
「誰が、そして何が殺されたのか?」
―90年後の墓前祭に私たちの「歴史」と「いま」を考える。
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日本人「慰安婦」の被害実態に迫る! <第2弾>
日本人「慰安婦」の徴集・待遇・戦後
―「売春婦」は被害者ではないのか―
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00(開場13:00)
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館6階 ABC会議室
東京メトロ東西線 「早稲田」駅より(徒歩約5分)
JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅より 早稲田大学行き
バスで「西早稲田」バス停下車
資料代:1000円(会員は900円)
プログラム:コーディネーター:金富子
・日本人「慰安婦」の徴集 小野沢あかね
・日本人「慰安婦」の待遇―朝鮮人「慰安婦」との比較 西野瑠美子
・日本軍慰安所から占領軍向け慰安施設へ 平井和子
・沖縄の慰安所についての聞き取り報告 田場祥子
・沖縄の日本軍慰安所 林 博史
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(バウラック)
*バウラックは、VAWW-NETジャパンの後継団体です。
問い合わせ:TEL:03-3818-5903 http://vawwrac.org/
VAWW RAC 事務局
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(VAWW RAC)
Violence Against Women in War Research Action Center
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vawwrac@vawwrac.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office,
Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://vawwrac.org/
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ね
てきた。このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわ
れるジェンダーや民族、エスニシティ等の在り方を明らかにす
るとともに、各時期における東アジアの歴史像の再考に一石を
投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
専門領域:民俗学・文化人類学
担当科目:日本文化論、ジェンダー論など
採用職種:助教
*詳細は岐阜大学ホームページ採用情報
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(通称山川菊栄賞)
贈呈者推薦・公募の依頼
例年通り本会では下記の通り2013年度の奨励金贈呈者を公募しております
(自薦も可)。昨年8月より本年7月末までに出版または発表され活字化
された女性(問題)に関する研究論文・調査等で優れた業績をあげられた
個人 ・グループに対し贈呈いたしますので、お心当たりの方を下記の要
領をご参照の上、ご推薦いただきたく、ご協力をお願い致します。
記
一、次の事項をご記入の上、Faxかメールでご応募下さい。
①推薦対象者氏名 (わかる範囲で住所・電話等の連絡先)
②推薦対象著書名・著作名・刊行年月日・出版社或いは発表機関
③推薦理由(300字以内)
一、締め切り 8月31日
一、発表 12月(予定)
一、贈呈金 20万円
一、原則として女性・女性グループを対象とします。
一、応募Faxまたはメールの送付先 山川菊栄記念会事務局
付記 できればご推薦いただく書籍・発表誌を併せてお送りいただけれ
ば幸いです。
FAX・メールでの応募を希望される方は下記アドレスまでお問い合わせい
ただければ書式をお送りします。
山川菊栄記念会は、山川菊栄の生涯と思想をテーマとした展示パネルの
貸し出し、生誕120年の3回の学習会・シンポジウムの記録を中心にした
冊子(『山川菊栄の現代的意義 今、働くこととフェミニズム』1500円)、
ドキュメンタリー「山川菊栄の思想と活動 姉妹よ、まずかく疑うこと
を習え」(山上千恵子監督)(個人価格5000円、ライブラリー価格20,000
円 シナリオ500円)の販売を行っています。また今年2月に行った第32
回贈呈式をまとめた冊子(『ここはうちらの学校―大阪のオモニたちに学
んだこと』500円)を8月中旬に刊行予定です。
ご希望の方は記念会事務局にお問い合わせください。
※尚、当会の主たる事業であります「山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
(通称山川菊栄賞)」の選考・贈呈につきましては、諸般の事情を勘
案し、来年度(第34回 2014年度)をもちまして終了することに致し
ました。予めお知らせいたします。
2013年8月5日
〒251-0032 藤沢市片瀬360-10 B-307
山 川 菊 栄 記 念 会
FAX 0466-26-6135
TEL 090-2165-4038
Eメール y.kikue@shonanfujisawa.com
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年9月末を予定しており、締め切りは9月25
日(水)となります。
****************************************************************
2013年9月号 目次
【 催事情報:4件 】
(1)総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
場所:名古屋 日泰寺境内
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
贈呈者推薦・公募の依頼
********************************************************************
【 催事情報 】
(1) 総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター D研修室
文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F
内容:青木 美智子氏(総合女性史学会)
「近世農民女性の相続と経済的活動」
近世は男性相続が一般的であったが、農民女性の場合は相続
から全く排除されたわけではなく、なかには家督を相続したり
土地や遺金を得る者たちもいた。報告では中世から近世への相
続のありようを展望しつつ関東地域の女性の相続とその特質に
ついて考える。併せて、女性家主や妻・母などの立場にあった
女性たちの経済的活動の事例を通して、女性の主体性や夫婦の
ありようについても言及したい。
参考文献:大口勇次郎『女性のいる近世』(勁草書房、1995年)
青木美智子「女性相続にみる近世村社会の変容―武州入間
郡赤尾村を事例として―」
(『歴史評論』740号所収、2011年12月)
連絡先: ℡ 03-3814-6159
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
A 墓 前 祭 1時~2時
場所:名古屋 日泰寺境内 (マイクロバス出発 12時30分 時間厳守)
(JR名古屋駅から 地下鉄;東山線「覚王山日泰寺駅」下車
境内まで徒歩5分)
B 記念講演会 2時~4時
場所:ウィンク愛知(愛知産業労働センター 11階)
(JR名古屋駅 東口から5分 新しいビル)
講師:池田浩士(京都大学名誉教授)
「誰が、そして何が殺されたのか?」
―90年後の墓前祭に私たちの「歴史」と「いま」を考える。
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日本人「慰安婦」の被害実態に迫る! <第2弾>
日本人「慰安婦」の徴集・待遇・戦後
―「売春婦」は被害者ではないのか―
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00(開場13:00)
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館6階 ABC会議室
東京メトロ東西線 「早稲田」駅より(徒歩約5分)
JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅より 早稲田大学行き
バスで「西早稲田」バス停下車
資料代:1000円(会員は900円)
プログラム:コーディネーター:金富子
・日本人「慰安婦」の徴集 小野沢あかね
・日本人「慰安婦」の待遇―朝鮮人「慰安婦」との比較 西野瑠美子
・日本軍慰安所から占領軍向け慰安施設へ 平井和子
・沖縄の慰安所についての聞き取り報告 田場祥子
・沖縄の日本軍慰安所 林 博史
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(バウラック)
*バウラックは、VAWW-NETジャパンの後継団体です。
問い合わせ:TEL:03-3818-5903 http://vawwrac.org/
VAWW RAC 事務局
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(VAWW RAC)
Violence Against Women in War Research Action Center
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vawwrac@vawwrac.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office,
Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://vawwrac.org/
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ね
てきた。このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわ
れるジェンダーや民族、エスニシティ等の在り方を明らかにす
るとともに、各時期における東アジアの歴史像の再考に一石を
投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
専門領域:民俗学・文化人類学
担当科目:日本文化論、ジェンダー論など
採用職種:助教
*詳細は岐阜大学ホームページ採用情報
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(通称山川菊栄賞)
贈呈者推薦・公募の依頼
例年通り本会では下記の通り2013年度の奨励金贈呈者を公募しております
(自薦も可)。昨年8月より本年7月末までに出版または発表され活字化
された女性(問題)に関する研究論文・調査等で優れた業績をあげられた
個人 ・グループに対し贈呈いたしますので、お心当たりの方を下記の要
領をご参照の上、ご推薦いただきたく、ご協力をお願い致します。
記
一、次の事項をご記入の上、Faxかメールでご応募下さい。
①推薦対象者氏名 (わかる範囲で住所・電話等の連絡先)
②推薦対象著書名・著作名・刊行年月日・出版社或いは発表機関
③推薦理由(300字以内)
一、締め切り 8月31日
一、発表 12月(予定)
一、贈呈金 20万円
一、原則として女性・女性グループを対象とします。
一、応募Faxまたはメールの送付先 山川菊栄記念会事務局
付記 できればご推薦いただく書籍・発表誌を併せてお送りいただけれ
ば幸いです。
FAX・メールでの応募を希望される方は下記アドレスまでお問い合わせい
ただければ書式をお送りします。
山川菊栄記念会は、山川菊栄の生涯と思想をテーマとした展示パネルの
貸し出し、生誕120年の3回の学習会・シンポジウムの記録を中心にした
冊子(『山川菊栄の現代的意義 今、働くこととフェミニズム』1500円)、
ドキュメンタリー「山川菊栄の思想と活動 姉妹よ、まずかく疑うこと
を習え」(山上千恵子監督)(個人価格5000円、ライブラリー価格20,000
円 シナリオ500円)の販売を行っています。また今年2月に行った第32
回贈呈式をまとめた冊子(『ここはうちらの学校―大阪のオモニたちに学
んだこと』500円)を8月中旬に刊行予定です。
ご希望の方は記念会事務局にお問い合わせください。
※尚、当会の主たる事業であります「山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
(通称山川菊栄賞)」の選考・贈呈につきましては、諸般の事情を勘
案し、来年度(第34回 2014年度)をもちまして終了することに致し
ました。予めお知らせいたします。
2013年8月5日
〒251-0032 藤沢市片瀬360-10 B-307
山 川 菊 栄 記 念 会
FAX 0466-26-6135
TEL 090-2165-4038
Eメール y.kikue@shonanfujisawa.com
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年7月26日金曜日
お知らせ(2013年8月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年8月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年8月末を予定しており、締め切りは8月25
日(日)となります。
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2013年8月号 目次
【 催事情報:1件 】
(1)総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
会場:文京区男女平等センター
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
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【 催事情報 】
(1) 総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター D研修室
文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F
内容:青木 美智子氏(総合女性史学会)
「近世農民女性の相続と経済的活動」
近世は男性相続が一般的であったが、農民女性の場合は相続から
全く排除されたわけではなく、なかには家督を相続したり土地や遺
金を得る者たちもいた。報告では中世から近世への相続のありよう
を展望しつつ関東地域の女性の相続とその特質について考える。併
せて、女性家主や妻・母などの立場にあった女性たちの経済的活動
の事例を通して、女性の主体性や夫婦のありようについても言及し
たい。
参考文献:大口勇次郎『女性のいる近世』(勁草書房、1995年)
青木美智子「女性相続にみる近世村社会の変容―武州入間郡赤
尾村を事例として―」(『歴史評論』740号所収、2011年12月)
連絡先: ℡ 03-3814-6159
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
専門領域:民俗学・文化人類学
担当科目:日本文化論、ジェンダー論など
採用職種:助教
*詳細は岐阜大学ホームページ採用情報
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年8月末を予定しており、締め切りは8月25
日(日)となります。
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2013年8月号 目次
【 催事情報:1件 】
(1)総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
会場:文京区男女平等センター
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
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【 催事情報 】
(1) 総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター D研修室
文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F
内容:青木 美智子氏(総合女性史学会)
「近世農民女性の相続と経済的活動」
近世は男性相続が一般的であったが、農民女性の場合は相続から
全く排除されたわけではなく、なかには家督を相続したり土地や遺
金を得る者たちもいた。報告では中世から近世への相続のありよう
を展望しつつ関東地域の女性の相続とその特質について考える。併
せて、女性家主や妻・母などの立場にあった女性たちの経済的活動
の事例を通して、女性の主体性や夫婦のありようについても言及し
たい。
参考文献:大口勇次郎『女性のいる近世』(勁草書房、1995年)
青木美智子「女性相続にみる近世村社会の変容―武州入間郡赤
尾村を事例として―」(『歴史評論』740号所収、2011年12月)
連絡先: ℡ 03-3814-6159
*********************************************************************
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
専門領域:民俗学・文化人類学
担当科目:日本文化論、ジェンダー論など
採用職種:助教
*詳細は岐阜大学ホームページ採用情報
*********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年6月27日木曜日
お知らせ(2013年7月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年7月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年7月末を予定しており、締め切りは7月25
日(木)となります。
********************************************************************
2013年7月号 目次
【 催事情報:6件 】
(1)2013年度共同主催国際会議
「第11回世界生物学的精神医学会国際会議」
日時:2013年6月23日(日)~6月27日(木)
場所:国立京都国際会館
(2)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(3)日本学術会議主催学術フォーラム
第7回基礎法学総合シンポジウム「親密圏と家族」
日時:2013年7月6日(土) 13:00~18:00
場所:日本学術会議講堂
(4)日本学術会議主催学術フォーラム
「格差社会における子ども子育て政策のこれから」
日時:2013年7月7日(日)13:00~16:40
場所:日本学術会議講堂
(5)総合女性史学会
第131回古代中世例会のお知らせ
日時:2013年7月13日(土) 13:30~16:30
場所:港区立男女平等参画センター「リーブラ」
(6)日仏女性研究学会30周年記念シンポジウム
日時:2013年7月20日(土)~21日(日) 13:30~17:00
場所:日仏会館
********************************************************************
【 催事情報 】
(1) 2013年度共同主催国際会議
「第11回世界生物学的精神医学会国際会議」の開催
<日時> 2013年6月23日(日)~6月27日(木)[5日間]
<場所> 国立京都国際会館(京都府京都市)
<趣旨>
日本学術会議と日本生物学的精神医学会が共同主催する「第11回世界生
物学的精神医学会国際会議」が、6月23日(日)より、国立京都国際会館
で開催されます。当国際会議では、「Breakthrough from brain to mind
「脳科学から心の理解へのブレイクスルー」」をメインテーマに、統合失
調症、気分障害、不安障害、発達障害、認知症、物質関連障害、睡眠障害、
性障害、摂食障害、適応障害、行為障害、人格障害など児童、成人、女性、
高齢者の精神疾患を主要な題目として、研究発表と討論が行われることと
なっており、その成果は、精神医学と精神医療の発展に大きく資するもの
と期待されます。また、本会議には72ヵ国から約2,000名の参加が見込まれ
ています。また、一般市民を対象とした市民公開講座として、6月27日(木)
に「脳科学の知見を踏まえた精神障害・精神疾患の診断・治療・予防につ
いて」が開催されることとなっております。関係者の皆様に周知いただく
とともに、是非、御参加いただけますようお願いいたします。
<市民公開講座>
【脳科学の知見を踏まえた精神障害・精神疾患の診断・治療・予防について】
<日時> 2013年6月27日(木)16:00~19:00
<場所> 国立京都国際会館「アネックスホール I」
内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
国際会議公式ホームページ(http://www.wfsbp-congress.org/)
<問合せ先>
日本学術会議事務局参事官(国際業務担当)付国際会議担当
(Tel:03-3403-5731、Mail:i254@scj.go.jp)
(2)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時> 2013年6月29日(土) 13:00~17:00
<場所> 日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催> 日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(3) 第7回基礎法学総合シンポジウム「親密圏と家族」
日本学術会議主催学術フォーラム
<日時> 20137月6日(土)13:00~18:00
<会場> 日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)
<趣旨>
基礎法学系学会連合は、日本学術会議の2005年改組を機に、旧基礎法学研連
および比較法研連を構成していた6学会が、日本学術会議と学会との結びつき
を維持するとともに、学会間の学術的連携を図るために結成されたもので、年
1回、日本学術会議法学委員会との共催のもとで、法学上の基本問題を取り
上げた総合シンポジウムを開催してきた。今回は、第7回目のシンポジウムと
して「親密圏と家族」をテーマに実施する。
<プログラム>
開会挨拶 小森田秋夫(神奈川大学法学部教授・日本学術会議第1部会員)
企画趣旨説明 森謙二(茨城キリスト教大学文学部文化交流学科教授)
第1部
司会 岡田正則
(早稲田大学大学院法務研究科教授・日本学術会議連携会員)
報告1 村上一博(明治大学法学部教授)
近代日本における「親族」概念と家族
報告2 田渕六郎(上智大学総合人間科学部社会学科教授)
世代間関係の変容と親密圏─世代間アンビバレンスの視点から(仮)
報告3 大島梨沙(新潟大学大学院実務法学研究科准教授)
親密圏の多様性と家族法─日仏法比較の視点から(仮)
報告4 上杉富之(成城大学文芸学部教授)
ポスト生殖革命時代の親子と家族
─多元的親子関係と相互浸透的家族
報告5 那須耕介(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
サヴァイヴィング・ファミリィズ
第2部 総合討論
司会 奥山恭子(横浜国立大学国際社会科学研究院教授)
本山 敦(立命館大学法学部教授)
指定討論者
南野佳代(京都女子大学法学部法学科教授)
閉会挨拶 廣渡清吾
(専修大学法学部教授・日本学術会議連携会員・日本学術会議前会長)
<主催>
日本学術会議法学委員会
日本学術会議「学術法制」分科会
基礎法学系学会連合
<お問い合わせ先>
小森田秋夫(神奈川大学法学部教授・日本学術会議第1部会員・)
E-mail:jcg01151@nifty.ne.jp
日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)
<参加費など>
一般公開。参加費は無料。
先着順。
詳細については、以下のURLを御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/168-s-1-2.pdf
(4)日本学術会議主催学術フォーラム
「格差社会における子ども子育て政策のこれから」
<日時> 2013年7月7日(日) 13:00~16:40
<場所> 日本学術会議講堂
<企画主旨>
教育学分野「子ども子育て環境の質保証検討分科会」で2年間検討してきた、
政策への提言たたき台案を紹介し一般の方々から意見を求めるとともに、人生
早期からの格差の実態と政策のあり方を専門家からの知識提供を受け議論をす
ることをねらいとする。人生早期からの経済格差、特に貧困格差に対する政策
のあり方についての問題提起と対話のための企画である。
<次第>
13:00~13:10 開会挨拶 佐藤 学
(日本学術会議会員、学習院大学文学部教授)
全体司会 中坪 史典
(日本学術会議連携会員、広島大学大学院准教授)
13:10~13:30 分科会審議内容紹介
秋田 喜代美
(日本学術会議会員、東京大学大学院教育学研究科教授)
「格差社会の子ども子育て政策の提言に向けて」
13:30~16:30 シンポジウムと討議
シンポジウム 「格差社会における子ども子育て政策の課題と展望」
シンポジウム司会 小玉 亮子
(日本学術会議連携会員、お茶の水女子大学大学院教授)
シンポジスト(小講演)
阿部 彩
(日本学術会議連携会員、国立社会保障・人口問題研究所部長)
「子どもの貧困格差の実態:貧困による社会的排除」
大竹 文雄
(日本学術会議連携会員、大阪大学社会経済研究所教授)
「子どもの貧困と所得格差」
志水 宏吉
(日本学術会議連携会員、大阪大学大学院教授)
「家庭の経済格差と学力保障」
朝田芳信
(日本学術会議連携会員、鶴見大学歯学部教授)
「歯科から見る子どもの格差問題」
討論と討議
無藤 隆
(日本学術会議特任連携会員、白梅学園大学こども学部教授)
「保育学の視点から」
内田 伸子
(日本学術会議連携会員、筑波大学監事)
「発達心理学の視点から」
大桃 敏行
(日本学術会議連携会員、東京大学大学院教育学研究科教授)
「教育行政学の視点から」
16:30~16:40 まとめと閉会挨拶
佐々木 宏子
(日本学術会議連携会員、鳴門教育大学名誉教授)
<お問い合わせ先>
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当(TEL:03-3403-6295)
(5)総合女性史学会 第131回古代中世例会
<日時> 2013年7月13日(土)13:30~16:30
<場所> 港区立男女平等参画センター「リーブラ」
学習室C・JR田町駅下車・徒歩3分
<報告者> 木村 誠 氏 (首都大学東京)
テーマ「新羅における女王即位の歴史的背景」
<趣旨>
古代朝鮮の新羅では、基本的に男性によって王位が継承されたが、例外
的に3人の女王が出現した。すなわち、7世紀中頃の善徳王と真徳王、そ
して9世紀末の真聖王である。報告では、これら3女王即位の歴史的背景
を、7世紀と9世紀の歴史的段階の相違に留意しながら考えてみたい。ま
た、その前提として新羅史の基本的流れや、新羅をめぐる東アジアの国際
情勢の概要についてもふれる予定である。
<予告>「日中韓女性史国際シンポジウム」
―女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像―
2013年11月16日(土)・17日(日)青山学院大学
(6)日仏女性研究学会30周年記念シンポジウム・プラン
<日時> 2013年7月20日(土)~21日(日)2日とも13:30~17:00
<場所> 日仏会館(東京・恵比寿)第1日501号室
第2日日仏会館ホール
<主催> 日仏女性研究学会
<共催> 公益財団法人日仏会館 日仏会館フランス事務所
<後援> アンスティチュ・フランセ日本 / 在日フランス大使館
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
<プログラム>
ジェンダー平等へ向けて:日仏比較の方法と政策研究
第1日 日仏比較の方法をさぐる―国家・家族・個人の概念から―
第1日開会の辞とシンポジウムの主旨説明 佐藤浩子(川村学園女子大学)
1.日仏女性研究学会の30年―受容・発信から考える
― 中嶋公子(翻訳家) 棚沢直子(フランス研究者)
2.翻訳の問題―「家族」「市民」「兄弟愛」を例に
― 吉川佳英子*(京都造形芸術大学)
3.フランスは家族と個人をどう捉えてきたか 棚沢直子
―休憩―
4.日本は家族と個人ををどう捉えてきたか 中嶋公子
5.討論:比較研究から見えてくる日本のジェンダー平等の遅れ、その原
因は何か
司会:佐藤浩子*
討論参加者:発表者全員とコメンテイタ―
:日仏から見る クリスティーヌ・レヴィ*(UMIFR19 CNRS-MAEE)
日本の現状から見る 舘かおる(お茶の水女子大学)
歴史的文脈から見る 服藤早苗(埼玉学園大学)
―*―*―*―
第2日 ジェンダー平等政策―EU・フランス―
第2日の司会 長谷川イザベル(上智大学名誉教授)
第1日の要約と第2日の主旨説明 佐藤浩子
1.EUと加盟国:平等政策の相互影響 井上たか子(獨協大学名誉教授)
2.フランス:パリテ(男女同数制)石田久仁子(翻訳家)
3.フランス:ワーク・ライフ・バランス 神尾真知子(日本大学)
4.フランス:子育て支援 舩橋恵子(静岡大学)
5.フランス:高齢者介護 藤森宮子(京都女子大学)
6.フランス:同性のカップル・同性の両親 木村信子(明治大学)
-休憩-
7.日本との比較から 舘かおる
8.討論:日本のジェンダー平等に向けて
司会:棚沢直子・中嶋公子
討論参加者:第1日・第2日の発表者全員とコメンテイター全員
閉会の辞 中嶋公子
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年7月末を予定しており、締め切りは7月25
日(木)となります。
********************************************************************
2013年7月号 目次
【 催事情報:6件 】
(1)2013年度共同主催国際会議
「第11回世界生物学的精神医学会国際会議」
日時:2013年6月23日(日)~6月27日(木)
場所:国立京都国際会館
(2)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(3)日本学術会議主催学術フォーラム
第7回基礎法学総合シンポジウム「親密圏と家族」
日時:2013年7月6日(土) 13:00~18:00
場所:日本学術会議講堂
(4)日本学術会議主催学術フォーラム
「格差社会における子ども子育て政策のこれから」
日時:2013年7月7日(日)13:00~16:40
場所:日本学術会議講堂
(5)総合女性史学会
第131回古代中世例会のお知らせ
日時:2013年7月13日(土) 13:30~16:30
場所:港区立男女平等参画センター「リーブラ」
(6)日仏女性研究学会30周年記念シンポジウム
日時:2013年7月20日(土)~21日(日) 13:30~17:00
場所:日仏会館
********************************************************************
【 催事情報 】
(1) 2013年度共同主催国際会議
「第11回世界生物学的精神医学会国際会議」の開催
<日時> 2013年6月23日(日)~6月27日(木)[5日間]
<場所> 国立京都国際会館(京都府京都市)
<趣旨>
日本学術会議と日本生物学的精神医学会が共同主催する「第11回世界生
物学的精神医学会国際会議」が、6月23日(日)より、国立京都国際会館
で開催されます。当国際会議では、「Breakthrough from brain to mind
「脳科学から心の理解へのブレイクスルー」」をメインテーマに、統合失
調症、気分障害、不安障害、発達障害、認知症、物質関連障害、睡眠障害、
性障害、摂食障害、適応障害、行為障害、人格障害など児童、成人、女性、
高齢者の精神疾患を主要な題目として、研究発表と討論が行われることと
なっており、その成果は、精神医学と精神医療の発展に大きく資するもの
と期待されます。また、本会議には72ヵ国から約2,000名の参加が見込まれ
ています。また、一般市民を対象とした市民公開講座として、6月27日(木)
に「脳科学の知見を踏まえた精神障害・精神疾患の診断・治療・予防につ
いて」が開催されることとなっております。関係者の皆様に周知いただく
とともに、是非、御参加いただけますようお願いいたします。
<市民公開講座>
【脳科学の知見を踏まえた精神障害・精神疾患の診断・治療・予防について】
<日時> 2013年6月27日(木)16:00~19:00
<場所> 国立京都国際会館「アネックスホール I」
内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
国際会議公式ホームページ(http://www.wfsbp-congress.org/)
<問合せ先>
日本学術会議事務局参事官(国際業務担当)付国際会議担当
(Tel:03-3403-5731、Mail:i254@scj.go.jp)
(2)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時> 2013年6月29日(土) 13:00~17:00
<場所> 日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催> 日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(3) 第7回基礎法学総合シンポジウム「親密圏と家族」
日本学術会議主催学術フォーラム
<日時> 20137月6日(土)13:00~18:00
<会場> 日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)
<趣旨>
基礎法学系学会連合は、日本学術会議の2005年改組を機に、旧基礎法学研連
および比較法研連を構成していた6学会が、日本学術会議と学会との結びつき
を維持するとともに、学会間の学術的連携を図るために結成されたもので、年
1回、日本学術会議法学委員会との共催のもとで、法学上の基本問題を取り
上げた総合シンポジウムを開催してきた。今回は、第7回目のシンポジウムと
して「親密圏と家族」をテーマに実施する。
<プログラム>
開会挨拶 小森田秋夫(神奈川大学法学部教授・日本学術会議第1部会員)
企画趣旨説明 森謙二(茨城キリスト教大学文学部文化交流学科教授)
第1部
司会 岡田正則
(早稲田大学大学院法務研究科教授・日本学術会議連携会員)
報告1 村上一博(明治大学法学部教授)
近代日本における「親族」概念と家族
報告2 田渕六郎(上智大学総合人間科学部社会学科教授)
世代間関係の変容と親密圏─世代間アンビバレンスの視点から(仮)
報告3 大島梨沙(新潟大学大学院実務法学研究科准教授)
親密圏の多様性と家族法─日仏法比較の視点から(仮)
報告4 上杉富之(成城大学文芸学部教授)
ポスト生殖革命時代の親子と家族
─多元的親子関係と相互浸透的家族
報告5 那須耕介(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
サヴァイヴィング・ファミリィズ
第2部 総合討論
司会 奥山恭子(横浜国立大学国際社会科学研究院教授)
本山 敦(立命館大学法学部教授)
指定討論者
南野佳代(京都女子大学法学部法学科教授)
閉会挨拶 廣渡清吾
(専修大学法学部教授・日本学術会議連携会員・日本学術会議前会長)
<主催>
日本学術会議法学委員会
日本学術会議「学術法制」分科会
基礎法学系学会連合
<お問い合わせ先>
小森田秋夫(神奈川大学法学部教授・日本学術会議第1部会員・)
E-mail:jcg01151@nifty.ne.jp
日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)
<参加費など>
一般公開。参加費は無料。
先着順。
詳細については、以下のURLを御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/168-s-1-2.pdf
(4)日本学術会議主催学術フォーラム
「格差社会における子ども子育て政策のこれから」
<日時> 2013年7月7日(日) 13:00~16:40
<場所> 日本学術会議講堂
<企画主旨>
教育学分野「子ども子育て環境の質保証検討分科会」で2年間検討してきた、
政策への提言たたき台案を紹介し一般の方々から意見を求めるとともに、人生
早期からの格差の実態と政策のあり方を専門家からの知識提供を受け議論をす
ることをねらいとする。人生早期からの経済格差、特に貧困格差に対する政策
のあり方についての問題提起と対話のための企画である。
<次第>
13:00~13:10 開会挨拶 佐藤 学
(日本学術会議会員、学習院大学文学部教授)
全体司会 中坪 史典
(日本学術会議連携会員、広島大学大学院准教授)
13:10~13:30 分科会審議内容紹介
秋田 喜代美
(日本学術会議会員、東京大学大学院教育学研究科教授)
「格差社会の子ども子育て政策の提言に向けて」
13:30~16:30 シンポジウムと討議
シンポジウム 「格差社会における子ども子育て政策の課題と展望」
シンポジウム司会 小玉 亮子
(日本学術会議連携会員、お茶の水女子大学大学院教授)
シンポジスト(小講演)
阿部 彩
(日本学術会議連携会員、国立社会保障・人口問題研究所部長)
「子どもの貧困格差の実態:貧困による社会的排除」
大竹 文雄
(日本学術会議連携会員、大阪大学社会経済研究所教授)
「子どもの貧困と所得格差」
志水 宏吉
(日本学術会議連携会員、大阪大学大学院教授)
「家庭の経済格差と学力保障」
朝田芳信
(日本学術会議連携会員、鶴見大学歯学部教授)
「歯科から見る子どもの格差問題」
討論と討議
無藤 隆
(日本学術会議特任連携会員、白梅学園大学こども学部教授)
「保育学の視点から」
内田 伸子
(日本学術会議連携会員、筑波大学監事)
「発達心理学の視点から」
大桃 敏行
(日本学術会議連携会員、東京大学大学院教育学研究科教授)
「教育行政学の視点から」
16:30~16:40 まとめと閉会挨拶
佐々木 宏子
(日本学術会議連携会員、鳴門教育大学名誉教授)
<お問い合わせ先>
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当(TEL:03-3403-6295)
(5)総合女性史学会 第131回古代中世例会
<日時> 2013年7月13日(土)13:30~16:30
<場所> 港区立男女平等参画センター「リーブラ」
学習室C・JR田町駅下車・徒歩3分
<報告者> 木村 誠 氏 (首都大学東京)
テーマ「新羅における女王即位の歴史的背景」
<趣旨>
古代朝鮮の新羅では、基本的に男性によって王位が継承されたが、例外
的に3人の女王が出現した。すなわち、7世紀中頃の善徳王と真徳王、そ
して9世紀末の真聖王である。報告では、これら3女王即位の歴史的背景
を、7世紀と9世紀の歴史的段階の相違に留意しながら考えてみたい。ま
た、その前提として新羅史の基本的流れや、新羅をめぐる東アジアの国際
情勢の概要についてもふれる予定である。
<予告>「日中韓女性史国際シンポジウム」
―女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像―
2013年11月16日(土)・17日(日)青山学院大学
(6)日仏女性研究学会30周年記念シンポジウム・プラン
<日時> 2013年7月20日(土)~21日(日)2日とも13:30~17:00
<場所> 日仏会館(東京・恵比寿)第1日501号室
第2日日仏会館ホール
<主催> 日仏女性研究学会
<共催> 公益財団法人日仏会館 日仏会館フランス事務所
<後援> アンスティチュ・フランセ日本 / 在日フランス大使館
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
<プログラム>
ジェンダー平等へ向けて:日仏比較の方法と政策研究
第1日 日仏比較の方法をさぐる―国家・家族・個人の概念から―
第1日開会の辞とシンポジウムの主旨説明 佐藤浩子(川村学園女子大学)
1.日仏女性研究学会の30年―受容・発信から考える
― 中嶋公子(翻訳家) 棚沢直子(フランス研究者)
2.翻訳の問題―「家族」「市民」「兄弟愛」を例に
― 吉川佳英子*(京都造形芸術大学)
3.フランスは家族と個人をどう捉えてきたか 棚沢直子
―休憩―
4.日本は家族と個人ををどう捉えてきたか 中嶋公子
5.討論:比較研究から見えてくる日本のジェンダー平等の遅れ、その原
因は何か
司会:佐藤浩子*
討論参加者:発表者全員とコメンテイタ―
:日仏から見る クリスティーヌ・レヴィ*(UMIFR19 CNRS-MAEE)
日本の現状から見る 舘かおる(お茶の水女子大学)
歴史的文脈から見る 服藤早苗(埼玉学園大学)
―*―*―*―
第2日 ジェンダー平等政策―EU・フランス―
第2日の司会 長谷川イザベル(上智大学名誉教授)
第1日の要約と第2日の主旨説明 佐藤浩子
1.EUと加盟国:平等政策の相互影響 井上たか子(獨協大学名誉教授)
2.フランス:パリテ(男女同数制)石田久仁子(翻訳家)
3.フランス:ワーク・ライフ・バランス 神尾真知子(日本大学)
4.フランス:子育て支援 舩橋恵子(静岡大学)
5.フランス:高齢者介護 藤森宮子(京都女子大学)
6.フランス:同性のカップル・同性の両親 木村信子(明治大学)
-休憩-
7.日本との比較から 舘かおる
8.討論:日本のジェンダー平等に向けて
司会:棚沢直子・中嶋公子
討論参加者:第1日・第2日の発表者全員とコメンテイター全員
閉会の辞 中嶋公子
2013年5月27日月曜日
お知らせ(2013年6月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年6月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年6月末を予定しており、締め切りは6月25
日(火)となります。
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2013年6月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
(2)ジェンダー史学会第9回年次大会(2013年12月8日(日)一橋大学)
自由論題研究発表募集
申込締切:2013年6月15日(土)
【 催事情報:4件 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)Sophia University Institute of Comparative Culture
presents the symposium
‘Women and Networks in Nineteenth Century Japan’
日時:2013年6月8日(土)10:00~
場所:上智大学
(3)総合女性史学会第130回例会
日時:2013年6月9日(日)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(4)出版記念シンポジウム
≪「慰安婦」バッシングを越えて-「河野談話」と日本の責任-≫
日時:2013年6月23日(日)14:00~17:00
場所:早稲田奉仕園
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セクシ
ュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同性
間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュア
リティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシンポ
ジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とくに
権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュアリ
ティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの公権力
もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュアリテ
ィが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。しかしな
がら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性愛主義
が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や性的指向
の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣のアジア諸国と
比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリティの多様性
を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったいどこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を含む
性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓くための
手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週
間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
(2)自由論題研究発表募集
ジェンダー史学会第9回年次大会は、2013年12月8日(日)に一橋大学
西キャンパスで開催される予定ですが、自由論題による研究発表(午前
10時~12時)を、会員の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。
研究発表をご希望の方、またはグループは、2013年6月15日(土)までに
下記の要領で大会運営委員会までお申し込み下さい。
<形式>
① 個人(時間: 発表20分、質疑応答10分)
② パネル(時間: 発表、質疑応答を含め60分、時間の配分、パネリス
ト数など自由)
<申し込み方法>
エントリーシート(※後述)に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵
便(申し込み締切日消印有効)で大会運営委員会までお申し込み下さい。
<司会>
個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式
の場合は、発表グループの方でご準備下さい。
なお、研究発表の採否につきましては、2013年7月7日(土)までに、電
子メールまたは郵便で通知させていただきます。時間の制約その他の事情
によりやむを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あ
らかじめご了承下さい。
第9回年次大会の開催にあたり、運営全般にわたって皆様方のご協力を
賜りますよう、このご案内かたがたお願い申し上げます。
<申し込み先>
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協学会支援センター内
ジェンダー史学会事務局 ジェンダー史学会第10回年次大会運営委員会 宛
E-mail: genderhistory3@kkh.biglobe.ne.jp
(*メールアドレスはgenderhistory1ではありませんのでご注意ください)
<エントリーシートについて>
自由論題報告へのお申し込みのためのエントリーシートは、以前学会事務
局よりMicrosoft Word形式のファイルにて配信しておりますが、もし受け
取っていない、あるいは見当たらないという方は、以下の項目を記入した
文書ファイルを上記メールアドレスまでお送りください。
1.氏名(パネル形式の場合は代表者氏名)
2.所属機関名
3.住所(郵便番号含む)
4.電話番号・FAX番号・E-mail
5.研究領域
6.主要業績リスト(3点まで、博士論文、修士論文を含む)
①
②
③
7.報告種別 (1)個人報告(2)パネル報告 のいずれか
8.発表題目
9.発表要旨(1000字~1400字)
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【 催事情報 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)Sophia University Institute of Comparative Culture presents
the symposium
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
<日時>
Saturday, June 8, 2013
<場所>
Sophia University, Tokyo, Bldg 12, 1F, Rm 102
<プログラム>
10:00~10:15 WELCOME ADDRESS
David SLATER (Sophia University, Director of ICC)
ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15~11:30 CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
CHAIR: Gaye ROWLEY (Waseda University)
Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
“Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain”
Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
“Reading Nineteenth-Century Women's Lives in the
Sekiguchi nikki”"
YABUTA Yutaka (Kansai University):
西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク
11:30~11:40 Break
11:40~12:40 TIES OF NUNS AND GEISHA
CHAIR: UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
YOKOYAMA Yuriko (Teikyō University):
“A Financial Network of the Brothels in Edo:
Focusing on the Shin-Yoshiwara Red Light District”
Matt MITCHELL (Duke University):
“Family and Home-leaving:
the Familial Relationships of Daihongan's Abbesses”
12:40~14:00 Lunch break
14:00~15:00 LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
CHAIR: YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
SUGANO Noriko (Teikyo University, Emerita):
「女大学」の展開を読み解く
KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
“Naito Masu:
The Networks of an Educator for Girls in early Meiji”
15:00~15:10 Break
15:10~16:10 WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
CHAIR: Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
“Tadano Makuzu and the lack of a network”
NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク 」
16:10~16:20 Break
16:20~17:20 WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
CHAIR: SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
Laura NENZI (UT, Knoxville):
“A loyalist mission behind the scenes:
the many networks of Kurosawa Tokiko”
Anne WALTHALL (UC Irvine):
“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20~17:45 CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00~19:30 RECEPTION
以下、上記案内の日本語版
上智大学 比較文化研究所主催 学術シンポジウム
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
19世紀日本の女性とネットワーク
2013年6月8日
上智大学、四谷、12号館、一階、102室
10:00 – 10:15: 開会の挨拶/ WELCOME ADDRESS
デビッド・H.スレイター (上智大学比較文化研究所長)
/ David H. SLATER (Sophia University, Director of ICC)
大口勇次郎 (お茶の水女子大学名誉教授)
/ ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15 – 11:30: テクストにみる交際の構成
/ CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
司会/ CHAIR: ゲー・ローリー (早稲田大学)
/ Gaye ROWLEY (Waseda University)
1. ルーク・ロバーツ (カリフォルニア州立大学サンタ・バーバラ校)
/ Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
「土佐山内家家臣、森家の女性達」/
"Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain"
2. マーシャ・ヨネモト(コロラド大学ボルダー校)
/ Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
「近世後期の女性と家族ネットワークの形成について」
/“Women and the Making of Family Networks in theLate Tokugawa Period”
3. 藪田貫(関西大学)/ YABUTA Yutaka (Kansai University):
「西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク」
/ "The Network of Nishitani Saku and Family Seen through their
Correspondence”
11:30 – 11:40: 休憩 / Break
11:40 – 12:40: 尼僧と遊女の交際関係 / TIES OF NUNS AND GEISHA
司会 / CHAIR: 梅澤ふみ子(恵泉女学園大学)
/ UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
4. 横山百合子 / YOKOYAMA Yuriko (Independent Scholar):
「遊廓をめぐる金融ネットワーク—-江戸新吉原遊廓を対象として」
/ “A Financial Network of the Brothelsin Edo:
Focusing on Shin-Yoshiwara”
5. マット・ミッチェル(デューク大学)/ Matt MITCHELL (Duke University):
「尼寺の門を出た尼僧―19世紀の大本願上人の旅におけるネットワーク」
/“Beyond the Convent Walls:
the Networks and Travels of Daihongan’s Abbesses in the 19th Century”
12:40 – 14:00:昼休み / Lunch break
14:00 – 15:00: 教育を通した女性のつながり
/ LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
司会 / CHAIR: 横田冬彦 (京都大学)
/ YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
6. 菅野則子 (帝京大学名誉教授)
/ SUGANO Noriko (Teikyō University, Emerita):
「『女大学』の展開を読み解く」
/“Interpreting the Development of The Greater Learning for Women”
7. 河田敦子(愛国学園短期大学)
/ KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
「内藤ますのネットワーク形成と明治初期山梨県の女子教育」
/“Naito Masu: The Networks of an Educator for Girls in the Early
Meiji Period”
15:00 – 15:10: 休憩 / Break
15:10 – 16:10: 学識者家庭の女性たち
/ WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
司会 / CHAIR: ケイト・W・ナカイ(上智大学名誉教授)
/Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
8. ベティーナ・グラムリヒ=オカ(上智大学)
/ Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
「只野真葛(1763-1825)の生涯における有益ネットワークの欠如について」
/ “Tadano Makuzu and the Lack of the Right Network”
9. 西澤直子(慶應義塾大学)/ NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク」
/The Network by the Fukuzawa Family
16:10 – 16:20: 休憩 / Break
16:20 – 17:20: 歴史変革期の女性たち / WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
司会 / CHAIR: 桜井由幾 / SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
10. ラウラ・ネンヅィ (テネシー大学ノックスビル校)
/ Laura NENZI (UT, Knoxville):
「裏から見た勤王家の冒険~黒澤止幾子の広範なネットワーク」
/“A Loyalist Mission behind the Scenes:
the Many Networks of Kurosawa Tokiko”
11. アン・ウォルソール (カリフォルニア州立大学アーバイン校)
/ Anne WALTHALL (UC Irvine):
「男性・女性ネットワークの構築―平田篤胤とおり勢の追放生活について」
/“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20 – 17:45: 総括 / CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
柴圭子 / SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00 – 19:30: 懇親会 / RECEPTION
(3)総合女性史学会第130回例会(近・現代史)
<日時> 2013年6月09日 13:30~16:30
<場所> 文京区男女平等センター・B研修室
<報告者> 池川玲子(東京女子大学他非常勤講師)
「ジェンダー視点から見る「満州」移民研究の現状と課題」
<趣旨>
2013年11/16・11/17に青山学院大学で開催する「日中韓女性史シンポ
ジウム」において、「満州」農業移民の女性配偶者、いわゆる「大陸の
花嫁」に関する発表を予定。その準備段階に当たる本報告では「満州」
移民研究の現状と動向をジェンダー視点に立ちつつ概観し、今後の研究
の深化に向けた諸課題の整理を行う。
<連絡先>
http://www.geocities.jp/sogojyoseishi/
(4)出版記念シンポジウム
橋下暴言を許さない!!
≪「慰安婦」バッシングを越えて -「河野談話」と日本の責任-≫
<趣旨>
日本の政治の右傾化はこれまで以上に深刻であり、「河野談話」の見
直しも予断を許しません。超タカ派安倍政権下で、「強制連行の証拠は
ない」「慰安婦は公娼」等、相も変わらず「慰安婦」問題の解決を阻む
言葉が飛び交っている今、バウラックでは、「慰安婦」バッシングに正
面から反論し、解決のあり様を示す決定版を大月書店から刊行します。
本著は、第1章「河野談話」と「慰安婦」制度の真相究明―何がどこま
でわかったのか?―第2章 日本政府の法的責任-なぜ国民基金は解決
に失敗したのか?第3章「慰安婦」問題の解決-いま何が必要か、とい
う構成で、20数年来被害女性が求めてきた「謝罪・補償」(正義の実
現)とは何かを再度確認し、真の解決のあり様を明らかにします。共に、
バッシングを跳ね返しましょう!!
<日時> 2013年6月23日(日) 14:00~17:00(開場13:30)
<場所> 早稲田奉仕園 スコットホール
<資料代>1000円
<プログラム>
基調講演: 「河野談話」が明らかにした「軍関与」と「強制性」
吉見義明(中央大学教授)
出版経過と集会趣旨:橋下暴言の何が問題か
西野瑠美子(バウラック共同代表)
パネルシンポジウム *コーディネーター:金富子(東京外語大学教授)
日韓請求権協定と「慰安婦」問題
吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)
「慰安婦」問題と公娼制度
小野沢あかね(立教大学教授)
なぜ多くの若者は「慰安婦」問題を縁遠く感じるのか
中西新太郎(横浜市立大学教授)
「慰安婦」問題の解決に何が必要か、被害者の声から考える
梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
<主催>「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(VAWW RAC)
Violence Against Women in War Research Action Center
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vawwrac@vawwrac.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office,
Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://vawwrac.org/
******************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年6月末を予定しており、締め切りは6月25
日(火)となります。
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2013年6月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
(2)ジェンダー史学会第9回年次大会(2013年12月8日(日)一橋大学)
自由論題研究発表募集
申込締切:2013年6月15日(土)
【 催事情報:4件 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)Sophia University Institute of Comparative Culture
presents the symposium
‘Women and Networks in Nineteenth Century Japan’
日時:2013年6月8日(土)10:00~
場所:上智大学
(3)総合女性史学会第130回例会
日時:2013年6月9日(日)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(4)出版記念シンポジウム
≪「慰安婦」バッシングを越えて-「河野談話」と日本の責任-≫
日時:2013年6月23日(日)14:00~17:00
場所:早稲田奉仕園
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セクシ
ュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同性
間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュア
リティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシンポ
ジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とくに
権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュアリ
ティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの公権力
もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュアリテ
ィが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。しかしな
がら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性愛主義
が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や性的指向
の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣のアジア諸国と
比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリティの多様性
を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったいどこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を含む
性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓くための
手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週
間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
(2)自由論題研究発表募集
ジェンダー史学会第9回年次大会は、2013年12月8日(日)に一橋大学
西キャンパスで開催される予定ですが、自由論題による研究発表(午前
10時~12時)を、会員の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。
研究発表をご希望の方、またはグループは、2013年6月15日(土)までに
下記の要領で大会運営委員会までお申し込み下さい。
<形式>
① 個人(時間: 発表20分、質疑応答10分)
② パネル(時間: 発表、質疑応答を含め60分、時間の配分、パネリス
ト数など自由)
<申し込み方法>
エントリーシート(※後述)に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵
便(申し込み締切日消印有効)で大会運営委員会までお申し込み下さい。
<司会>
個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式
の場合は、発表グループの方でご準備下さい。
なお、研究発表の採否につきましては、2013年7月7日(土)までに、電
子メールまたは郵便で通知させていただきます。時間の制約その他の事情
によりやむを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あ
らかじめご了承下さい。
第9回年次大会の開催にあたり、運営全般にわたって皆様方のご協力を
賜りますよう、このご案内かたがたお願い申し上げます。
<申し込み先>
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協学会支援センター内
ジェンダー史学会事務局 ジェンダー史学会第10回年次大会運営委員会 宛
E-mail: genderhistory3@kkh.biglobe.ne.jp
(*メールアドレスはgenderhistory1ではありませんのでご注意ください)
<エントリーシートについて>
自由論題報告へのお申し込みのためのエントリーシートは、以前学会事務
局よりMicrosoft Word形式のファイルにて配信しておりますが、もし受け
取っていない、あるいは見当たらないという方は、以下の項目を記入した
文書ファイルを上記メールアドレスまでお送りください。
1.氏名(パネル形式の場合は代表者氏名)
2.所属機関名
3.住所(郵便番号含む)
4.電話番号・FAX番号・E-mail
5.研究領域
6.主要業績リスト(3点まで、博士論文、修士論文を含む)
①
②
③
7.報告種別 (1)個人報告(2)パネル報告 のいずれか
8.発表題目
9.発表要旨(1000字~1400字)
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)Sophia University Institute of Comparative Culture presents
the symposium
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
<日時>
Saturday, June 8, 2013
<場所>
Sophia University, Tokyo, Bldg 12, 1F, Rm 102
<プログラム>
10:00~10:15 WELCOME ADDRESS
David SLATER (Sophia University, Director of ICC)
ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15~11:30 CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
CHAIR: Gaye ROWLEY (Waseda University)
Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
“Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain”
Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
“Reading Nineteenth-Century Women's Lives in the
Sekiguchi nikki”"
YABUTA Yutaka (Kansai University):
西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク
11:30~11:40 Break
11:40~12:40 TIES OF NUNS AND GEISHA
CHAIR: UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
YOKOYAMA Yuriko (Teikyō University):
“A Financial Network of the Brothels in Edo:
Focusing on the Shin-Yoshiwara Red Light District”
Matt MITCHELL (Duke University):
“Family and Home-leaving:
the Familial Relationships of Daihongan's Abbesses”
12:40~14:00 Lunch break
14:00~15:00 LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
CHAIR: YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
SUGANO Noriko (Teikyo University, Emerita):
「女大学」の展開を読み解く
KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
“Naito Masu:
The Networks of an Educator for Girls in early Meiji”
15:00~15:10 Break
15:10~16:10 WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
CHAIR: Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
“Tadano Makuzu and the lack of a network”
NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク 」
16:10~16:20 Break
16:20~17:20 WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
CHAIR: SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
Laura NENZI (UT, Knoxville):
“A loyalist mission behind the scenes:
the many networks of Kurosawa Tokiko”
Anne WALTHALL (UC Irvine):
“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20~17:45 CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00~19:30 RECEPTION
以下、上記案内の日本語版
上智大学 比較文化研究所主催 学術シンポジウム
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
19世紀日本の女性とネットワーク
2013年6月8日
上智大学、四谷、12号館、一階、102室
10:00 – 10:15: 開会の挨拶/ WELCOME ADDRESS
デビッド・H.スレイター (上智大学比較文化研究所長)
/ David H. SLATER (Sophia University, Director of ICC)
大口勇次郎 (お茶の水女子大学名誉教授)
/ ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15 – 11:30: テクストにみる交際の構成
/ CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
司会/ CHAIR: ゲー・ローリー (早稲田大学)
/ Gaye ROWLEY (Waseda University)
1. ルーク・ロバーツ (カリフォルニア州立大学サンタ・バーバラ校)
/ Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
「土佐山内家家臣、森家の女性達」/
"Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain"
2. マーシャ・ヨネモト(コロラド大学ボルダー校)
/ Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
「近世後期の女性と家族ネットワークの形成について」
/“Women and the Making of Family Networks in theLate Tokugawa Period”
3. 藪田貫(関西大学)/ YABUTA Yutaka (Kansai University):
「西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク」
/ "The Network of Nishitani Saku and Family Seen through their
Correspondence”
11:30 – 11:40: 休憩 / Break
11:40 – 12:40: 尼僧と遊女の交際関係 / TIES OF NUNS AND GEISHA
司会 / CHAIR: 梅澤ふみ子(恵泉女学園大学)
/ UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
4. 横山百合子 / YOKOYAMA Yuriko (Independent Scholar):
「遊廓をめぐる金融ネットワーク—-江戸新吉原遊廓を対象として」
/ “A Financial Network of the Brothelsin Edo:
Focusing on Shin-Yoshiwara”
5. マット・ミッチェル(デューク大学)/ Matt MITCHELL (Duke University):
「尼寺の門を出た尼僧―19世紀の大本願上人の旅におけるネットワーク」
/“Beyond the Convent Walls:
the Networks and Travels of Daihongan’s Abbesses in the 19th Century”
12:40 – 14:00:昼休み / Lunch break
14:00 – 15:00: 教育を通した女性のつながり
/ LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
司会 / CHAIR: 横田冬彦 (京都大学)
/ YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
6. 菅野則子 (帝京大学名誉教授)
/ SUGANO Noriko (Teikyō University, Emerita):
「『女大学』の展開を読み解く」
/“Interpreting the Development of The Greater Learning for Women”
7. 河田敦子(愛国学園短期大学)
/ KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
「内藤ますのネットワーク形成と明治初期山梨県の女子教育」
/“Naito Masu: The Networks of an Educator for Girls in the Early
Meiji Period”
15:00 – 15:10: 休憩 / Break
15:10 – 16:10: 学識者家庭の女性たち
/ WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
司会 / CHAIR: ケイト・W・ナカイ(上智大学名誉教授)
/Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
8. ベティーナ・グラムリヒ=オカ(上智大学)
/ Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
「只野真葛(1763-1825)の生涯における有益ネットワークの欠如について」
/ “Tadano Makuzu and the Lack of the Right Network”
9. 西澤直子(慶應義塾大学)/ NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク」
/The Network by the Fukuzawa Family
16:10 – 16:20: 休憩 / Break
16:20 – 17:20: 歴史変革期の女性たち / WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
司会 / CHAIR: 桜井由幾 / SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
10. ラウラ・ネンヅィ (テネシー大学ノックスビル校)
/ Laura NENZI (UT, Knoxville):
「裏から見た勤王家の冒険~黒澤止幾子の広範なネットワーク」
/“A Loyalist Mission behind the Scenes:
the Many Networks of Kurosawa Tokiko”
11. アン・ウォルソール (カリフォルニア州立大学アーバイン校)
/ Anne WALTHALL (UC Irvine):
「男性・女性ネットワークの構築―平田篤胤とおり勢の追放生活について」
/“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20 – 17:45: 総括 / CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
柴圭子 / SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00 – 19:30: 懇親会 / RECEPTION
(3)総合女性史学会第130回例会(近・現代史)
<日時> 2013年6月09日 13:30~16:30
<場所> 文京区男女平等センター・B研修室
<報告者> 池川玲子(東京女子大学他非常勤講師)
「ジェンダー視点から見る「満州」移民研究の現状と課題」
<趣旨>
2013年11/16・11/17に青山学院大学で開催する「日中韓女性史シンポ
ジウム」において、「満州」農業移民の女性配偶者、いわゆる「大陸の
花嫁」に関する発表を予定。その準備段階に当たる本報告では「満州」
移民研究の現状と動向をジェンダー視点に立ちつつ概観し、今後の研究
の深化に向けた諸課題の整理を行う。
<連絡先>
http://www.geocities.jp/sogojyoseishi/
(4)出版記念シンポジウム
橋下暴言を許さない!!
≪「慰安婦」バッシングを越えて -「河野談話」と日本の責任-≫
<趣旨>
日本の政治の右傾化はこれまで以上に深刻であり、「河野談話」の見
直しも予断を許しません。超タカ派安倍政権下で、「強制連行の証拠は
ない」「慰安婦は公娼」等、相も変わらず「慰安婦」問題の解決を阻む
言葉が飛び交っている今、バウラックでは、「慰安婦」バッシングに正
面から反論し、解決のあり様を示す決定版を大月書店から刊行します。
本著は、第1章「河野談話」と「慰安婦」制度の真相究明―何がどこま
でわかったのか?―第2章 日本政府の法的責任-なぜ国民基金は解決
に失敗したのか?第3章「慰安婦」問題の解決-いま何が必要か、とい
う構成で、20数年来被害女性が求めてきた「謝罪・補償」(正義の実
現)とは何かを再度確認し、真の解決のあり様を明らかにします。共に、
バッシングを跳ね返しましょう!!
<日時> 2013年6月23日(日) 14:00~17:00(開場13:30)
<場所> 早稲田奉仕園 スコットホール
<資料代>1000円
<プログラム>
基調講演: 「河野談話」が明らかにした「軍関与」と「強制性」
吉見義明(中央大学教授)
出版経過と集会趣旨:橋下暴言の何が問題か
西野瑠美子(バウラック共同代表)
パネルシンポジウム *コーディネーター:金富子(東京外語大学教授)
日韓請求権協定と「慰安婦」問題
吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)
「慰安婦」問題と公娼制度
小野沢あかね(立教大学教授)
なぜ多くの若者は「慰安婦」問題を縁遠く感じるのか
中西新太郎(横浜市立大学教授)
「慰安婦」問題の解決に何が必要か、被害者の声から考える
梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
<主催>「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(VAWW RAC)
Violence Against Women in War Research Action Center
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vawwrac@vawwrac.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office,
Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://vawwrac.org/
******************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年4月26日金曜日
お知らせ(2013年5月)
****************************************************************
ジェンダー史学会ニューズレター 2012年5月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメールにてお寄せください。とりまとめて、毎月末に会員の皆様に
宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年5月末を予定しており、締め切りは5月25
日(土)となります。
****************************************************************
2013年5月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
【 催事情報:3件 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)2013年度ビューティーサイエンス学会総会・大会
「歴史のなかの男性美とジェンダー」
日時:2013年5月25日(土)~ 26日(日)
場所:奈良女子大学
(3)Sophia University Institute of Comparative Culture
presents the symposium
‘Women and Networks in Nineteenth Century Japan’
日時:2013年6月8日(土)10:00~
場所:上智大学
【 その他のお知らせ 】
(1)竹村和子フェミニズム基金 助成対象の研究や活動の募集
********************************************************************
【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セクシ
ュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同性
間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュア
リティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシンポ
ジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とくに
権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュアリ
ティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの公権力
もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュアリテ
ィが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。しかしな
がら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性愛主義
が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や性的指向
の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣のアジア諸国と
比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリティの多様性
を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったいどこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を含む
性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓くための
手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週
間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)2013年度ビューティーサイエンス学会総会・大会
「歴史のなかの男性美とジェンダー」
<日時>
2013年5月25日(土)~26日(日)
<場所>
奈良女子大学 生活環境学部会議室(生活環境学部A棟1階)
<参加費>
一般3000円、院生・学生1000円
(26日エクスカーションの入館料含む)
<プログラム>
5月25日
12:30~ 受付開始
13:00~14:00 総会
開会あいさつ
学会賞授与・受賞者記念講演
14:30~17:30 大会
司会 内田忠賢氏(奈良女子大学)
学術講演(14:30~16:30)
1 浅野秀剛氏(大和文華館)
「近世絵画にみる男性美―浮世絵を中心に―」
2 武田佐知子氏(大阪大学)
「日本における異性装の特質」
研究報告 (16時30分~17時30分)
1 山辺規子氏(奈良女子大学)
「中世後期ヨーロッパの男性ファッション」
2 鈴木康史氏(奈良女子大学)
「大正元年の「男性美」論 ~笹川臨風『男性美』を中心に」
18:30~ 懇親会
26日 エクスカーション
9:30~12:30
奈良県立美術館展示見学会
「Kimono Beauty ―シックでモダンな装いの美 江戸から昭和―」
展示解説 飯島礼子氏(奈良県立美術館学芸員)
大和文華館展示見学
「中国陶磁とその広がり」
展示解説 浅野秀剛氏(大和文華館館長)
<後援>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
<問い合わせ先>
大会事務局;奈良女子大学生活環境学部生活文化学科 鈴木研究室内
〒630-8506奈良市北魚屋西町(0742)20-3077
(3)Sophia University Institute of Comparative Culture presents
the symposium
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
<日時>
Saturday, June 8, 2013
<場所>
Sophia University, Tokyo, Bldg 12, 1F, Rm 102
<プログラム>
10:00~10:15 WELCOME ADDRESS
David SLATER (Sophia University, Director of ICC)
ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15~11:30 CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
CHAIR: Gaye ROWLEY (Waseda University)
Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
“Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain”
Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
“Reading Nineteenth-Century Women's Lives in the
Sekiguchi nikki”"
YABUTA Yutaka (Kansai University):
西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク
11:30~11:40 Break
11:40~12:40 TIES OF NUNS AND GEISHA
CHAIR: UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
YOKOYAMA Yuriko (Teikyō University):
“A Financial Network of the Brothels in Edo:
Focusing on the Shin-Yoshiwara Red Light District”
Matt MITCHELL (Duke University):
“Family and Home-leaving:
the Familial Relationships of Daihongan's Abbesses”
12:40~14:00 Lunch break
14:00~15:00 LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
CHAIR: YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
SUGANO Noriko (Teikyo University, Emerita):
「女大学」の展開を読み解く
KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
“Naito Masu:
The Networks of an Educator for Girls in early Meiji”
15:00~15:10 Break
15:10~16:10 WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
CHAIR: Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
“Tadano Makuzu and the lack of a network”
NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク 」
16:10~16:20 Break
16:20~17:20 WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
CHAIR: SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
Laura NENZI (UT, Knoxville):
“A loyalist mission behind the scenes:
the many networks of Kurosawa Tokiko”
Anne WALTHALL (UC Irvine):
“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20~17:45 CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00~19:30 RECEPTION
******************************************************************
【 その他のお知らせ 】
(1)一般財団竹村和子フェミニズム基金
代表理事 河野貴代美
竹村和子フェミニズム基金
助成対象の研究や活動の募集について(依頼)
一般財団法人竹村和子フェミニズム基金は、2011年12月に逝去した竹村和
子さんの遺志により、フェミニズム/ジェンダー研究、または女性のエン
パワメントや女性へのサポートの視点で実施される活動に資する研究・調
査に対して、助成金を提供することを目的として発足しました。
このたび、2013年度の助成対象となる研究および活動を募集するにあたり、
貴学会員の皆様にもふるってご応募いただきたく、広報のご協力を賜りま
すよう何卒よろしくお願い申し上げます。
今回の募集の締切は2013年5月24日(当日消印有効)です。本基金設立の
趣旨、組織、助成内容、応募方法などの詳細については本基金ウェブサイ
ト(http://www.takemura-fund.org/)に掲載されていますので、ご覧い
ただけますようご周知方、よろしくお願い申し上げます。
なお、この件に関してのお問合わせについては、竹村和子フェミニズム
基金の助成事務を代行するNPO法人お茶の水学術事業会にお問合わせく
ださいますようお願いたします。
特定非営利活動法人お茶の水学術事業会
「竹村和子フェミニズム基金」係
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学 理学部3号館204
TEL & FAX: 03-5976-1478
Email: t-fund@npo-ochanomizu.org
******************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
****************************************************************
ジェンダー史学会ニューズレター 2012年5月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメールにてお寄せください。とりまとめて、毎月末に会員の皆様に
宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年5月末を予定しており、締め切りは5月25
日(土)となります。
****************************************************************
2013年5月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
【 催事情報:3件 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)2013年度ビューティーサイエンス学会総会・大会
「歴史のなかの男性美とジェンダー」
日時:2013年5月25日(土)~ 26日(日)
場所:奈良女子大学
(3)Sophia University Institute of Comparative Culture
presents the symposium
‘Women and Networks in Nineteenth Century Japan’
日時:2013年6月8日(土)10:00~
場所:上智大学
【 その他のお知らせ 】
(1)竹村和子フェミニズム基金 助成対象の研究や活動の募集
********************************************************************
【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セクシ
ュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同性
間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュア
リティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシンポ
ジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とくに
権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュアリ
ティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの公権力
もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュアリテ
ィが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。しかしな
がら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性愛主義
が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や性的指向
の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣のアジア諸国と
比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリティの多様性
を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったいどこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を含む
性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓くための
手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週
間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)日本学術会議シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付けと
それと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をうけ
て、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受けて、
各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通科目につい
ては、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増える一方、いわ
ゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状である。大学にお
ける教養教育は何の役に立つのか?それを身につければ、現代世界が抱え
る諸問題を見る見方がどのように変わるのだろうか?こうした問いと同時
に求められているのは、「教養」そのものの問い直しだろう。歴史学と法
学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェンダー視点から組み替え
たときに、「教養」科目の内実や役割は具体的にどう変わりうるのか?本
シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向けた試みの一つである。国際
社会や実業界が期待する「教養」の内実を知り、文系・理系の枠を超えた
学際的教養への変革を展望しつつ、問題提起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)2013年度ビューティーサイエンス学会総会・大会
「歴史のなかの男性美とジェンダー」
<日時>
2013年5月25日(土)~26日(日)
<場所>
奈良女子大学 生活環境学部会議室(生活環境学部A棟1階)
<参加費>
一般3000円、院生・学生1000円
(26日エクスカーションの入館料含む)
<プログラム>
5月25日
12:30~ 受付開始
13:00~14:00 総会
開会あいさつ
学会賞授与・受賞者記念講演
14:30~17:30 大会
司会 内田忠賢氏(奈良女子大学)
学術講演(14:30~16:30)
1 浅野秀剛氏(大和文華館)
「近世絵画にみる男性美―浮世絵を中心に―」
2 武田佐知子氏(大阪大学)
「日本における異性装の特質」
研究報告 (16時30分~17時30分)
1 山辺規子氏(奈良女子大学)
「中世後期ヨーロッパの男性ファッション」
2 鈴木康史氏(奈良女子大学)
「大正元年の「男性美」論 ~笹川臨風『男性美』を中心に」
18:30~ 懇親会
26日 エクスカーション
9:30~12:30
奈良県立美術館展示見学会
「Kimono Beauty ―シックでモダンな装いの美 江戸から昭和―」
展示解説 飯島礼子氏(奈良県立美術館学芸員)
大和文華館展示見学
「中国陶磁とその広がり」
展示解説 浅野秀剛氏(大和文華館館長)
<後援>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
<問い合わせ先>
大会事務局;奈良女子大学生活環境学部生活文化学科 鈴木研究室内
〒630-8506奈良市北魚屋西町(0742)20-3077
(3)Sophia University Institute of Comparative Culture presents
the symposium
Women and Networks in Nineteenth Century Japan
<日時>
Saturday, June 8, 2013
<場所>
Sophia University, Tokyo, Bldg 12, 1F, Rm 102
<プログラム>
10:00~10:15 WELCOME ADDRESS
David SLATER (Sophia University, Director of ICC)
ŌGUCHI Yūjirō (Ochanomizu University, Emeritus)
10:15~11:30 CONSTRUCTING RELATIONS THROUGH TEXTS
CHAIR: Gaye ROWLEY (Waseda University)
Luke ROBERTS (UC Santa Barbara):
“Women of the Samurai Mori House of Tosa Domain”
Marcia YONEMOTO (University of Colorado, Boulder):
“Reading Nineteenth-Century Women's Lives in the
Sekiguchi nikki”"
YABUTA Yutaka (Kansai University):
西谷さくと西谷家の書簡にみるネットワーク
11:30~11:40 Break
11:40~12:40 TIES OF NUNS AND GEISHA
CHAIR: UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
YOKOYAMA Yuriko (Teikyō University):
“A Financial Network of the Brothels in Edo:
Focusing on the Shin-Yoshiwara Red Light District”
Matt MITCHELL (Duke University):
“Family and Home-leaving:
the Familial Relationships of Daihongan's Abbesses”
12:40~14:00 Lunch break
14:00~15:00 LINKING WOMEN THROUGH EDUCATION
CHAIR: YOKOTA Fuyuhiko (Kyoto University)
SUGANO Noriko (Teikyo University, Emerita):
「女大学」の展開を読み解く
KAWATA Atsuko (Aikoku Gakuen Junior College):
“Naito Masu:
The Networks of an Educator for Girls in early Meiji”
15:00~15:10 Break
15:10~16:10 WOMEN IN HOUSEHOLDS OF SCHOLARS AND DOCTORS
CHAIR: Kate NAKAI (Sophia University, Emerita)
Bettina GRAMLICH-OKA (Sophia University):
“Tadano Makuzu and the lack of a network”
NISHIZAWA Naoko (Keio University):
「福澤家の女性たちのネットワーク 」
16:10~16:20 Break
16:20~17:20 WOMEN IN TIMES OF TURMOIL
CHAIR: SAKURAI Yuki (Independent Scholar)
Laura NENZI (UT, Knoxville):
“A loyalist mission behind the scenes:
the many networks of Kurosawa Tokiko”
Anne WALTHALL (UC Irvine):
“Male/Female Networks: Hirata Atsutane and Orise in exile”
17:20~17:45 CLOSING REMARKS AND DISCUSSION
SHIBA Keiko (Independent Scholar)
18:00~19:30 RECEPTION
******************************************************************
【 その他のお知らせ 】
(1)一般財団竹村和子フェミニズム基金
代表理事 河野貴代美
竹村和子フェミニズム基金
助成対象の研究や活動の募集について(依頼)
一般財団法人竹村和子フェミニズム基金は、2011年12月に逝去した竹村和
子さんの遺志により、フェミニズム/ジェンダー研究、または女性のエン
パワメントや女性へのサポートの視点で実施される活動に資する研究・調
査に対して、助成金を提供することを目的として発足しました。
このたび、2013年度の助成対象となる研究および活動を募集するにあたり、
貴学会員の皆様にもふるってご応募いただきたく、広報のご協力を賜りま
すよう何卒よろしくお願い申し上げます。
今回の募集の締切は2013年5月24日(当日消印有効)です。本基金設立の
趣旨、組織、助成内容、応募方法などの詳細については本基金ウェブサイ
ト(http://www.takemura-fund.org/)に掲載されていますので、ご覧い
ただけますようご周知方、よろしくお願い申し上げます。
なお、この件に関してのお問合わせについては、竹村和子フェミニズム
基金の助成事務を代行するNPO法人お茶の水学術事業会にお問合わせく
ださいますようお願いたします。
特定非営利活動法人お茶の水学術事業会
「竹村和子フェミニズム基金」係
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学 理学部3号館204
TEL & FAX: 03-5976-1478
Email: t-fund@npo-ochanomizu.org
******************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
2013年3月26日火曜日
お知らせ(2013年4月)
ジェンダー史学会ニューズレター 2013年4月号
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいた
ジェンダー史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報など、
さまざまなジェンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い
申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメールにてお寄せください。その際、配信用の原稿を送付下さ
いますようお願い致します。とりまとめて、毎月末に会員の
皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年4月末を予定しており、締め切りは
4月25日(木)となります。
****************************************************************
2013年4月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
【 催事情報:4件 】
(1)シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)バウラックセミナー
「『慰安婦』は『公娼』なのか?」
日時:2013年4月20日(土) 14:00~
場所:早稲田奉仕園内・キリスト教会館
(3)女性作曲家を聴く・その8
激動の昭和を生きた女性作曲家 吉田隆子の世界
日時:2013年4月10日(水)19:00~
場所:ルーテル市ヶ谷センター
(4)石井亮一・筆子を読む会
長島要一氏(コペンハーゲン大学教授)講演会
日時:2013年4月28日(日)14:00~16:00
場所:滝乃川学園
********************************************************************
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セク
シュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同
性間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュ
アリティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシ
ンポジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とく
に権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュ
アリティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの
公権力もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュ
アリティが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。し
かしながら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性
愛主義が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や
性的指向の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣の
アジア諸国と比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリ
ティの多様性を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったい
どこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を
含む性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓
くための手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)
企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付
けとそれと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をう
けて、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受
けて、各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通
科目については、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増え
る一方、いわゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状で
ある。大学における教養教育は何の役に立つのか?それを身につけれ
ば、現代世界が抱える諸問題を見る見方がどのように変わるのだろう
か?こうした問いと同時に求められているのは、「教養」そのものの問い
直しだろう。歴史学と法学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェ
ンダー視点から組み替えたときに、「教養」科目の内実や役割は具体的
にどう変わりうるのか?本シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向け
た試みの一つである。国際社会や実業界が期待する「教養」の内実を知
り、文系・理系の枠を超えた学際的教養への変革を展望しつつ、問題提
起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)バウラックセミナー
「『慰安婦』は『公娼』なのか?」
<内容>
安倍首相たちが ”The Facts” と題した意見広告をワシントンポスト
紙に掲載し、そのなかで、日本軍の「慰安婦」は「世界にありふれた公娼
制度の下で働いていた女性たちだった」と述べたことはよく知られていま
す。そして、このような認識は日本社会において相当流通しています。
確かに公娼制度下の女性たちが「慰安婦」になったケースが存在しま
した。しかしもちろん「慰安婦」と「公娼」は同じではありません。また、
1920年代以降の時期になると、女性の人権に関する国内外の認識が高
まり、公娼制度自体が廃止すべき非人道的な制度としてすでにみなされ
るようになっていました。
そこで今回のセミナーでは、近代日本の公娼制度とはどのような制度
だったのか、それは当時において国内外でどのように批判されていたの
か、にもかかわらず、日本政府は公娼制度の廃止をどのように回避した
のか、公娼制度は「慰安婦」の徴集にあたってどのような役割を果たし
たのか、などの点に関して考えます。
<日時>
2013年4月20日(土) 14:00~
<場所>
早稲田奉仕園内・キリスト教会館6階 A・B会議室
*wam(AVACOビル)向かいの建物。
東西線早稲田下車徒歩7分・バス西早稲田下車徒歩3分
<講師>
小野沢あかね(立教大学文学部)
<資料代>
800円
<主催>
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
(3)女性作曲家を聴く・その8
激動の昭和を生きた女性作曲家 吉田隆子の世界
<日時>
2013年4月10日(水)19:00~
<場所>
ルーテル市ヶ谷センター
<内容>
演奏曲目 君死にたもうことなかれ、組曲《道》より(歌曲)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調(ヴァイオリン曲)
カノーネ、バラード(ピアノ曲)青年の歌(2つのヴァイオリン)
出演 大谷康子(ヴァイオリン) 波多野睦美(メゾ・ソプラノ)
山田武彦(ピアノ) 賛助出演・中川直子(ヴァイオリン)
<入場料>
3,000円(全席自由)
<お問合せ/ホームページ>
http://www.ac.auone-net.jp/~women/
E-Mail:women-music@mbr.nifty.com
TEL&FAX:03-3381-7989(辻浩美)
<主催>
女性と音楽研究フォーラム(代表:玉川裕子/企画・構成:辻浩美)
(4)石井亮一・筆子を読む会
長島要一氏(コペンハーゲン大学教授)講演会
<日時>
2013年4月28日(日)14:00~16:00
<会場>
社会福祉法人滝乃川学園 石井亮一・筆子記念館2階講堂
<交通>
JR南武線「矢川」駅徒歩8分
<内容>
デンマークで報じられた鹿鳴館の貴婦人
―新発見の石井筆子資料をめぐって―
<参加費>
無料
<申し込み締め切り>
4月26日(金)
<お問合せ/申し込み>
070-5060-3459(担当:中村)
********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
****************************************************************
このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいた
ジェンダー史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報など、
さまざまなジェンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い
申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメールにてお寄せください。その際、配信用の原稿を送付下さ
いますようお願い致します。とりまとめて、毎月末に会員の
皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年4月末を予定しており、締め切りは
4月25日(木)となります。
****************************************************************
2013年4月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)シンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
日時:2013年6月8日(土)13:00~17:00
場所:奈良女子大学
【 催事情報:4件 】
(1)シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
日時:2013年6月29日(土)13:00~17:00
場所:日本学術会議講堂
(2)バウラックセミナー
「『慰安婦』は『公娼』なのか?」
日時:2013年4月20日(土) 14:00~
場所:早稲田奉仕園内・キリスト教会館
(3)女性作曲家を聴く・その8
激動の昭和を生きた女性作曲家 吉田隆子の世界
日時:2013年4月10日(水)19:00~
場所:ルーテル市ヶ谷センター
(4)石井亮一・筆子を読む会
長島要一氏(コペンハーゲン大学教授)講演会
日時:2013年4月28日(日)14:00~16:00
場所:滝乃川学園
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「歴史のなかのセクシュアリティ―同性愛/性的指向の比較文化史」
<企画趣旨>
セクシュアリティは重要な人権の1つである。近年の国際社会では、ジ
ェンダー主流化の流れに即して性的指向にもとづく差別を禁止し、セク
シュアル・アイデンティティを保障する動きが強まっている。同性婚や同
性間パートナーシップを合法化する国も増えた。しかしながら、セクシュ
アリティの権利を抑圧する差別や暴力が消えたわけではない。今回のシ
ンポジウムでは、セクシュアリティに関する多様な問題群のなかでも、とく
に権利をめぐる変化が著しい同性愛の問題に焦点をあてたい。セクシュ
アリティ規範は宗教や文化と深く結びついている。国家や共同体などの
公権力もまたセクシュアリティの管理に強い関心を抱いてきた。セクシュ
アリティが婚姻や生殖(再生産)の問題とつねに不可分だからである。し
かしながら、キリスト教社会やイスラム教社会とは異なり、日本では異性
愛主義が法規範として貫徹されたわけではない。ただし、それは性愛や
性的指向の権利を認めてきたことを意味しない。今日の日本は近隣の
アジア諸国と比べてもジェンダー主流化が著しく立ち後れ、セクシュアリ
ティの多様性を尊重する社会にはほど遠い。このような原因はいったい
どこにあるのか。
シンポジウムでは歴史学・法学・文学のそれぞれの視点から同性愛を
含む性的指向や非異性愛の意味づけについて論じ、将来への展望を拓
くための手がかりを探りたい。
<日時>
2013年6月8日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
<場所>
奈良女子大学文学系S棟(南棟)2階S235教室(近鉄奈良駅より徒歩5分)
アクセス http://www.nara-wu.ac.jp/map/accessmap.html
<プログラム>
12:30 受付開始・開場
13:00~13:05 開会挨拶・総合司会 野村鮎子
(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
13:05~13:30 三成美保(奈良女子大学)
企画説明
「同性愛の位相-歴史学と法学のコラボから見えてくるもの」
13:30~14:00 木村朗子(津田塾大学)
「性愛を規制するものはなにか―摂関期宮廷社会の性の配置」
14:00~14:30 内田雅克(東北芸術工科大学)
「ウィークネス・フォビアとホモ・フォビア」
14:30~15:00 谷口洋幸(高岡法科大学)
「国連システムにおける同性愛/性的指向と人権保障の展開」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:30 コメント1 田野大輔(甲南大学)
15:30~15:50 コメント2 二宮周平(立命館大学)
15:50~17:00 討論 司会:長志珠絵(神戸大学)
鈴木則子(奈良女子大学)
<共催>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
ジェンダー法学会関西部会
<託児>
「奈良女子大学イベント託児システム」の利用が可能。
生後3か月~小学校6年までの子どもが対象です。利用希望の方は、2週間前までに下記に連絡ください。
<問い合わせ先>
奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
tel/fax:0742-20-3611 Email:a-gender.c@cc.nara-wu.ac.jp
<参加費>
シンポジウム無料、茶話会500円
********************************************************************
【 催事情報 】
(1)シンポジウム
「教養教育は何の役に立つのか?――ジェンダー視点からの問いかけ」
<企画趣旨>
IT化の急速な進展、知識基盤社会の浸透、グローバルな教育の格付
けとそれと連動した(かに思われる)若者のトランスナショナルな移動をう
けて、日本社会における大学の役割も大きく変化しつつある。それを受
けて、各専門分野についてはその質保証が議論されるなか、全学共通
科目については、外国語や情報、キャリアと関係するスキル科目が増え
る一方、いわゆる「教養科目」はその比重を落としつつあるのが現状で
ある。大学における教養教育は何の役に立つのか?それを身につけれ
ば、現代世界が抱える諸問題を見る見方がどのように変わるのだろう
か?こうした問いと同時に求められているのは、「教養」そのものの問い
直しだろう。歴史学と法学は、伝統的な教養科目であった。これらをジェ
ンダー視点から組み替えたときに、「教養」科目の内実や役割は具体的
にどう変わりうるのか?本シンポジウムは、「教養教育」の再定位に向け
た試みの一つである。国際社会や実業界が期待する「教養」の内実を知
り、文系・理系の枠を超えた学際的教養への変革を展望しつつ、問題提
起をしてみたい。
<日時>
2013年6月29日(土)13:00~17:00
<場所>
日本学術会議講堂
<プログラム>
司会:大日方純夫(早稲田大学教授・日本学術会議連携会員)
武田万里子(津田塾大学教授・日本学術会議連携会員)
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
井野瀬久美恵(甲南大学教授・日本学術会議第一部会員)
13:10~13:35 報告1
姫岡とし子(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「ジェンダー史研究の成果は浸透したのか?」
13:35~14:00 報告2
小浜正子(日本大学教授・日本学術会議連携会員)
「東アジアをジェンダー史から読み直す」
14:00~14:25 報告3
三成美保(奈良女子大学教授・日本学術会議連携会員)
「市民教養としてのジェンダー法学-共生のための技法を学ぶ」
14:25~14:50 報告4
小林傳司(大阪大学教授・日本学術会議連携会員)
「教養教育がなぜ『役に立つのか』を問われるのか?」
14:50~15:00 休憩(質問用紙の回収)
15:00~15:15 コメント1 佐藤千佳
(日本マイクロソフト(株)執行役・人事本部長)
「企業が求める教養(仮)」
15:15~15:30 コメント2 藤垣裕子
(東京大学教授・日本学術会議連携会員)
「理系と文系の教養教育を架橋する(仮)」
15:30~15:45 コメント3 林陽子
(弁護士・国連女性差別撤廃委員会委員)
「多極化する世界の中での教養」
15:45~16:55 討論
16:55~17:00 閉会挨拶 浅倉むつ子
(早稲田大学教授・日本学術会議第一部会員)
<主催>
日本学術会議
<共催>
日本学術会議史学委員会「歴史学とジェンダーに関する分科会」
日本学術会議法学委員会「ジェンダー法分科会」
日本学術会議社会学委員会「複合領域ジェンダー分科会」
<後援(予定)>
ジェンダー法学会・ジェンダー史学会・日本教育学会
(2)バウラックセミナー
「『慰安婦』は『公娼』なのか?」
<内容>
安倍首相たちが ”The Facts” と題した意見広告をワシントンポスト
紙に掲載し、そのなかで、日本軍の「慰安婦」は「世界にありふれた公娼
制度の下で働いていた女性たちだった」と述べたことはよく知られていま
す。そして、このような認識は日本社会において相当流通しています。
確かに公娼制度下の女性たちが「慰安婦」になったケースが存在しま
した。しかしもちろん「慰安婦」と「公娼」は同じではありません。また、
1920年代以降の時期になると、女性の人権に関する国内外の認識が高
まり、公娼制度自体が廃止すべき非人道的な制度としてすでにみなされ
るようになっていました。
そこで今回のセミナーでは、近代日本の公娼制度とはどのような制度
だったのか、それは当時において国内外でどのように批判されていたの
か、にもかかわらず、日本政府は公娼制度の廃止をどのように回避した
のか、公娼制度は「慰安婦」の徴集にあたってどのような役割を果たし
たのか、などの点に関して考えます。
<日時>
2013年4月20日(土) 14:00~
<場所>
早稲田奉仕園内・キリスト教会館6階 A・B会議室
*wam(AVACOビル)向かいの建物。
東西線早稲田下車徒歩7分・バス西早稲田下車徒歩3分
<講師>
小野沢あかね(立教大学文学部)
<資料代>
800円
<主催>
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
(3)女性作曲家を聴く・その8
激動の昭和を生きた女性作曲家 吉田隆子の世界
<日時>
2013年4月10日(水)19:00~
<場所>
ルーテル市ヶ谷センター
<内容>
演奏曲目 君死にたもうことなかれ、組曲《道》より(歌曲)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調(ヴァイオリン曲)
カノーネ、バラード(ピアノ曲)青年の歌(2つのヴァイオリン)
出演 大谷康子(ヴァイオリン) 波多野睦美(メゾ・ソプラノ)
山田武彦(ピアノ) 賛助出演・中川直子(ヴァイオリン)
<入場料>
3,000円(全席自由)
<お問合せ/ホームページ>
http://www.ac.auone-net.jp/~women/
E-Mail:women-music@mbr.nifty.com
TEL&FAX:03-3381-7989(辻浩美)
<主催>
女性と音楽研究フォーラム(代表:玉川裕子/企画・構成:辻浩美)
(4)石井亮一・筆子を読む会
長島要一氏(コペンハーゲン大学教授)講演会
<日時>
2013年4月28日(日)14:00~16:00
<会場>
社会福祉法人滝乃川学園 石井亮一・筆子記念館2階講堂
<交通>
JR南武線「矢川」駅徒歩8分
<内容>
デンマークで報じられた鹿鳴館の貴婦人
―新発見の石井筆子資料をめぐって―
<参加費>
無料
<申し込み締め切り>
4月26日(金)
<お問合せ/申し込み>
070-5060-3459(担当:中村)
********************************************************************
掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についての
お知らせ以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、
お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
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