ジェンダー史学会ニューズレター 2013年9月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年9月末を予定しており、締め切りは9月25
日(水)となります。
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2013年9月号 目次
【 催事情報:4件 】
(1)総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
場所:名古屋 日泰寺境内
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
贈呈者推薦・公募の依頼
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【 催事情報 】
(1) 総合女性史学会第132会例会
日時:2013年9月7日(土)13:30~16:30
場所:文京区男女平等センター D研修室
文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F
内容:青木 美智子氏(総合女性史学会)
「近世農民女性の相続と経済的活動」
近世は男性相続が一般的であったが、農民女性の場合は相続
から全く排除されたわけではなく、なかには家督を相続したり
土地や遺金を得る者たちもいた。報告では中世から近世への相
続のありようを展望しつつ関東地域の女性の相続とその特質に
ついて考える。併せて、女性家主や妻・母などの立場にあった
女性たちの経済的活動の事例を通して、女性の主体性や夫婦の
ありようについても言及したい。
参考文献:大口勇次郎『女性のいる近世』(勁草書房、1995年)
青木美智子「女性相続にみる近世村社会の変容―武州入間
郡赤尾村を事例として―」
(『歴史評論』740号所収、2011年12月)
連絡先: ℡ 03-3814-6159
(2)「大杉榮 伊藤野枝 橘宗一 没後90周年」
名古屋 橘宗一少年墓前祭・記念講演
日時:2013年9月15日(日)
A 墓 前 祭 1時~2時
場所:名古屋 日泰寺境内 (マイクロバス出発 12時30分 時間厳守)
(JR名古屋駅から 地下鉄;東山線「覚王山日泰寺駅」下車
境内まで徒歩5分)
B 記念講演会 2時~4時
場所:ウィンク愛知(愛知産業労働センター 11階)
(JR名古屋駅 東口から5分 新しいビル)
講師:池田浩士(京都大学名誉教授)
「誰が、そして何が殺されたのか?」
―90年後の墓前祭に私たちの「歴史」と「いま」を考える。
(3)「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
総会シンポジウム
日本人「慰安婦」の被害実態に迫る! <第2弾>
日本人「慰安婦」の徴集・待遇・戦後
―「売春婦」は被害者ではないのか―
日時:2013年9月21日(土)13:30~17:00(開場13:00)
場所:早稲田奉仕園内 キリスト教会館6階 ABC会議室
東京メトロ東西線 「早稲田」駅より(徒歩約5分)
JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅より 早稲田大学行き
バスで「西早稲田」バス停下車
資料代:1000円(会員は900円)
プログラム:コーディネーター:金富子
・日本人「慰安婦」の徴集 小野沢あかね
・日本人「慰安婦」の待遇―朝鮮人「慰安婦」との比較 西野瑠美子
・日本軍慰安所から占領軍向け慰安施設へ 平井和子
・沖縄の慰安所についての聞き取り報告 田場祥子
・沖縄の日本軍慰安所 林 博史
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(バウラック)
*バウラックは、VAWW-NETジャパンの後継団体です。
問い合わせ:TEL:03-3818-5903 http://vawwrac.org/
VAWW RAC 事務局
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
(VAWW RAC)
Violence Against Women in War Research Action Center
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vawwrac@vawwrac.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office,
Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://vawwrac.org/
(4)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ね
てきた。このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわ
れるジェンダーや民族、エスニシティ等の在り方を明らかにす
るとともに、各時期における東アジアの歴史像の再考に一石を
投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
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【 その他のお知らせ:2件 】
(1)岐阜大学地域科学部教育職員公募
専門領域:民俗学・文化人類学
担当科目:日本文化論、ジェンダー論など
採用職種:助教
*詳細は岐阜大学ホームページ採用情報
(2)第33回 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(通称山川菊栄賞)
贈呈者推薦・公募の依頼
例年通り本会では下記の通り2013年度の奨励金贈呈者を公募しております
(自薦も可)。昨年8月より本年7月末までに出版または発表され活字化
された女性(問題)に関する研究論文・調査等で優れた業績をあげられた
個人 ・グループに対し贈呈いたしますので、お心当たりの方を下記の要
領をご参照の上、ご推薦いただきたく、ご協力をお願い致します。
記
一、次の事項をご記入の上、Faxかメールでご応募下さい。
①推薦対象者氏名 (わかる範囲で住所・電話等の連絡先)
②推薦対象著書名・著作名・刊行年月日・出版社或いは発表機関
③推薦理由(300字以内)
一、締め切り 8月31日
一、発表 12月(予定)
一、贈呈金 20万円
一、原則として女性・女性グループを対象とします。
一、応募Faxまたはメールの送付先 山川菊栄記念会事務局
付記 できればご推薦いただく書籍・発表誌を併せてお送りいただけれ
ば幸いです。
FAX・メールでの応募を希望される方は下記アドレスまでお問い合わせい
ただければ書式をお送りします。
山川菊栄記念会は、山川菊栄の生涯と思想をテーマとした展示パネルの
貸し出し、生誕120年の3回の学習会・シンポジウムの記録を中心にした
冊子(『山川菊栄の現代的意義 今、働くこととフェミニズム』1500円)、
ドキュメンタリー「山川菊栄の思想と活動 姉妹よ、まずかく疑うこと
を習え」(山上千恵子監督)(個人価格5000円、ライブラリー価格20,000
円 シナリオ500円)の販売を行っています。また今年2月に行った第32
回贈呈式をまとめた冊子(『ここはうちらの学校―大阪のオモニたちに学
んだこと』500円)を8月中旬に刊行予定です。
ご希望の方は記念会事務局にお問い合わせください。
※尚、当会の主たる事業であります「山川菊栄記念婦人問題研究奨励金
(通称山川菊栄賞)」の選考・贈呈につきましては、諸般の事情を勘
案し、来年度(第34回 2014年度)をもちまして終了することに致し
ました。予めお知らせいたします。
2013年8月5日
〒251-0032 藤沢市片瀬360-10 B-307
山 川 菊 栄 記 念 会
FAX 0466-26-6135
TEL 090-2165-4038
Eメール y.kikue@shonanfujisawa.com
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局