2013年12月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:3件 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
(2)第10回ジェンダー史学会大会
日時:2013年12月7 日(土)~8日(日)
場所:一橋大学西キャンパス 本館
(3)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
【 催事情報:3件 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
日時:2013年12月1日(日)
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)
日時:2013年12月9日(月)
場所:一橋大学西キャンパス
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
日時:2013年12月14日(土)
場所:奈良女子大学A棟一階
【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のお知らせ
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)第10回記念大会事前登録(出欠確認)のお願い
いよいよ第10回記念大会が近づいてきました。今回は、10年ぶりに来日するシン
シア・エンロー氏による記念講演をはじめ、二つのシンポジウムと11本の自由論
題報告と、盛りだくさんのプログラムとなっております。会員のみなさまのご来場を、
大会企画委員一同、心よりお待ちしております。すでに参加希望の事前登録は、
非会員含めて、120名を突破しました。ですが、まだ半数以上の会員のみなさまか
ら、参加の可否のお知らせをいただいておりません。今回は、これまでよりも簡単
に大会参加の可否を登録できるウエッブ・アンケートでの回答方式になっておりま
す。まだ、未登録の方は、当日の資料の準備の都合もありますので、ぜひとも早
めの登録にご協力ください。11月27日を登録締め切りとさせていただいております
が、その後も、登録は可能ですので、よろしくお願いします。また、あわせて記念大
会でもありますので、懇親会にもご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げ
ます。
アンケートへの回答方法ですが、まずは事前登録サイト
https://docs.google.com/forms/d/1Z3eCBJqVr1_TKcpbFblD1TnGXTAwgpA1pANzTrGiRys/
に入っていただき、
1) 氏名・メールアドレス・ご所属・会員の有無について回答していただき、
続行のボタンをクリックしてください。
2) 次の画面で、記念講演、各シンポジウム、自由論題の部会、懇親会への
参加の可否をご記入ください。
3) 最後に送信ボタンをおす。これで登録手続きは終了です。
(2)第10回ジェンダー史学会大会
<日時>
2013年12月7日(土)~8日(日)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館
<プログラム>
[12月7日(土)]
受付開始 12:30~
記念講演 13:30~ シンシア・エンロー(クラーク大学) 本館21番教室
"How is Gender Militarized?: Investigating with a Feminist Curiosity "
(邦訳原稿と一部通訳付き)
シンポジウムA 軍事化とジェンダー 14:30~18:00 本館21番教室
・平井和子(一橋大学・大学院)
「日本占領をジェンダー視点で問い直す
-日米合作の性政策と女性の分断-」
・澤田佳世(沖縄国際大学)
「米軍占領と家父長制-
「日本一」の出生率と沖縄の生殖をめぐる政治-」
・北原恵(大阪大学)
「脱軍事化した天皇身体と慰問するジェンダー
-敗戦・被災の「危機」のなかで-」
趣旨説明・司会 貴堂嘉之(一橋大学)・加藤千香子(横浜国立大学)
コメンテーター シンシア・エンロー
懇親会 18:30~ 西生協カフェテリア
[12月8日(日)]
自由論題発表 9:45~11:45(9:45-10:20、10:25-11:00、11:10-11:45)
部会A 22番教室 9:45-11:45 司会 松原 宏之
第一報告 箕輪 理美「コムストック法成立後の19世紀後半アメリカ合衆国
における自由、結婚、セクシュアリティ」
第二報告 三好 文「第一次大戦期におけるアメリカ赤十字社の女性看護師
動員」
第三報告 佐藤 雅哉「1970年代アメリカにおけるフェミニズム運動と平和
運動-フェミニスト平和運動家ベラ・アブズーグの事例から」
部会B 24番教室 9:45-11:45 司会 石井 香江
第一報告 上條 敏子「女性の身体に対する侵害行為、特に性的暴力をめぐ
って―西洋中世の罪と罰から」
第二報告 鈴木 周太郎「アメリカ建国期における『女性の権利』論の興隆
―環大西洋史の視点から」
第三報告 川島 慶子「ランジュヴァン事件におけるマリー・キュリー批判
とジェンダーの関係」
部会C 28番教室 9:45-11:45 司会 横山 百合子
第一報告 松崎 瑠美「近代国民国家の形成と大名華族家の女性」
第二報告 大橋 眞由美「〈欲望する主体〉の構築への誘い―『お伽絵解こ
ども』3巻6号(1906)に見る女児像」
第三報告 申 東洙「日韓新女性の恋愛観の研究」
部会D 23番教室 10:25-11:45 司会 内田 雅克
第一報告 金 慶玉「総力戦体制期における『戦時保育』研究―『戦時託児
所』と『保育従事者』を中心に」
第二報告 増田 昭子「サイフを握った女たちの民俗―財の所有意識と消費
のゆくえ」
総会 13:00~13:45 21番教室
シンポジウムB アジアにおける移動のジェンダー史 14:00~17:30
本館21番教室
・嶽本新奈(一橋大学・大学院)
「境界を越える女性たち―海外日本人娼婦の表象を中心として―」
・広瀬玲子(北海道情報大学)
「植民地支配とジェンダー―朝鮮における女性植民者」
・佐藤斉華(帝京大学)
「女は動く、女が動く―ネパール・ヨルモ女性の移動の諸相」
趣旨説明・司会 大橋史恵(早稲田大学)・小野沢あかね(立教大学)
コメンテーター 青山薫(神戸大学)
<大会参加費>
一般参加1500円/会員1000円
院生(会員・非会員共通)500円
学部生 無料(学生証提示のこと)
<懇親会参加費> 事前申込
一般4000円 院生3000円
<共催>
一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)
<問い合わせ先>
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学大学院社会学研究科 貴堂嘉之研究室
第10回ジェンダー史学会大会事務局 y.kido@r.hit-u.ac.jp
ジェンダー史学会e-mail genderhistory1@univcoop.or.jp
ジェンダー史学会ホームページ http://ghaj.jp/
(3)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)ではなく、
genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。
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【 催事情報 】
(1)民衆史研究会2013年度大会シンポジウム
総力戦と食
―近代日本における「食」の実態とポリティクス―
<日時>
2013年12月1日(日)
<場所>
早稲田大学戸山キャンパス36号館
*詳細は添付のPDFファイルをダウンロードして下さい。
(2)一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
公開レクチャーシリーズ(講師 シンシア・エンロー)のご案内
第24回CGraSS公開レクチャー/国際交流セミナー
題目:フェミニスト魂を捨てずに、研究者としてのキャリアを追求でき
るか?
Can One Make an Academic Career and Keep One's Feminist Soul?
<講師>シンシア・エンローさん(クラーク教授)
<日時>
2013年12月9日(月曜日) 15:00~17:40 (14:40開場)
<場所>
一橋大学西キャンパス 本館21
<使用言語>
英語(通訳有り)
<司会>
佐藤文香(一橋大学大学院社会学研究科・准教授)
<内容>
「女性たちはどこにいるの?」―シンシア・エンローさんは、フェミニスト
的好奇心をもって問いをたてることの重要性を一貫して主張し、ご自身の研
究を実践し続けてきました。フェミニスト研究者の立てる問いとは、非フェ
ミニスト研究者が「自然」であるとか、変えるにはあまりに堅固であると考
える信念や実践をめぐるものでもあります。「あなたの研究は政治的すぎて
学問とは言えない」、「あなたの研究は現実を変えることに何の役にも立た
ない」という論難のある中で、フェミニスト魂を捨てずに、研究者としての
キャリアを築くことはいかにして可能でしょうか? この講演では、エンロ
ーさんが批判に向きあいながら、パイオニアとして歩まれてきたフェミニス
ト研究者としての人生を語っていただきます。ふるってご参加ください。予
約は不要です。
<講師紹介>
専門は比較政治学、女性学。1989年のBananas Beaches & Bases:
Making Feminist Sense of International Politics(University of
California Press)は、国際政治学・国際関係論のジェンダー分析の展開に
大きなインパクトを与えた。Does Khaki Become You ?: The Militarisation
of Women's Lives(Pluto Press,1983)からSeriously: Investigating
Crashes and Crises as if Women Mattered (University of California
Press, 2013)にいたるまで、多数の著作は世界中のフェミニスト研究者・活動
家に読み継がれており、日本でも『戦争の翌朝 ―ポスト冷戦時代をジェンダー
で読む』(緑風出版、1999)、『策略 ―女性を軍事化する国際政治』(岩波
書店、2006)の翻訳や『フェミニズムで探る軍事化と国際政治』(御茶の水書
房、2004)の講演録がある。
<共催>
ジェンダー史学会
<問い合わせ先>
ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
((a)を@にかえて送信してください。)
HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/
(3)2013年度奈良女子大学生活環境学部公開講座
「江戸のリプロダクション~史料が語る出産の社会史」
<日時>
2013年12月14日(土)13時~16時
<場所>
奈良女子大学A棟一階 生活環境学部会議室
入場無料
定員50名(先着申し込み順)
<講演>
横田冬彦(京都大学教授)
「近世前期の出産事情~大和国田原郷無足人山本兵左衛門日記を素材に」
鈴木則子(奈良女子大学教授)
「近世後期の産科手術(回生術)~備前国邑久郡在村医中島家文書を素材に」
<問い合わせ・申込先>
〒630―8506 奈良市北魚屋東町
奈良女子大学生活環境学部係
電話 0742―20―3498
FAX 0742―20―3234
E-mail seikan-jimu@cc.nara-wu.ac.jp
<申し込み方法>
E-mail、FAX、往復はがきのいずれかで
①講座名、②氏名、③連絡先(住所、電話・FAX番号、メールアドレス)を
明記してお申し込み下さい。
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【 その他のお知らせ:3件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締め切
りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えまし た)。詳しくは、
http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく ださい。特に、Joint Sessionのな
かの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18
New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組
みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎してお
ります。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方の報
告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
小檜山ルイ
(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)
かねてご案内している2015年、中国済南市で開かれるICHSの国際会議のプロポー
ザル提出締め切りが延長されました。本年12月31日まで受け付けておりますので、ぜ
ひ、ご応募ください。特に下のセッションではあと3本ほどの発表を募集しております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cish をご覧ください。
小檜山ルイ
(3)Thinking Transnational Feminisms Summer Institute のおしらせ
2014年7月6日から11日までの5日間、米国オハイオ州コロンバスにあるオハイオ
州立大学で“Thinking Transnational Feminisms”というテーマの夏期講習が開催さ
れます。使用言語は英語で、大学院生から教授まで海外からも広く参加者を募集
中です。講習は、1)進行中の原稿(24人分)を批判し合いながらTransnational
Feminismsに関する共通認識を深めるためのワークショップと、2)Transnational
Feminismsに関わる大きな問題を議論するラウンドテーブルディスカッションの2種
類のセッションから構成されます。
講習内容、費用、申し込み方法等の詳細は、
https://frontiers.osu.edu/transnational-feminisms-scholar-institute-2014
をご覧下さい。応募締め切りは2013年12月15日です。
お問い合わせは、件名にTransnational Feminisms Summer Instituteと明記の上
frontiers@osu.edu Professor Judy Tzu-Chun Wuまで。
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局