2013年12月26日木曜日

お知らせ(2014年1月)

ジェンダー史学会ニューズレター        2014年1月号

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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究
関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェンダー史研
究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、毎月末に会員
の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2014年1月末を予定しており、締め切りは1月25日(土)
となります。

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2014年1月号  目次

【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】

(1)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
 

【  催事情報:4件  】

(1)青山学院大学国際交流共同研究センター
   「アジアのグローバル化促進のための「女性力」の活用」
   日時:2014年1月11日(土)12:30~18:00
   場所:青山学院大学総研ビル

(2)総合女性史学会 第133回例会〈地域史〉
    「1950年代~60年代の母親運動の動向」
    日時:2014年1月26日(日)13:30~16:30
      場所:文京区男女平等センター

(3)戦争とジェンダー表象研究会 
   「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ:
   デジタル・アーカイブ化へ向けて」
   日時:2014年2月24日(月)13:00~16:30
      2014年2月25日(火)10:00~16:30
   場所:京都大学地域研究情報統合センター

(4)総合女性史学会 2013年度総会・大会(予告)
   「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
    ―女性史の新たな可能性に向けて―」
   日時:2014年3月22日(土)9:30~17:00
   場所:立教大学

【  その他のお知らせ:3件  】

(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ

(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)

(3)国際女性史研究連盟(IFRWH)ニュースレター

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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】

(1)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
 
 会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
 genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)ではなく、
 genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。

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【  催事情報  】

(1)青山学院大学国際交流共同研究センター
     「アジアのグローバル化促進のための「女性力」の活用」
 
   
      
        <日時>
   2014年1月11日(土)12:30~18:00
   <場所>
   青山学院大学総研ビル 12階 大会議室
   *詳細は添付のPDFファイルをダウンロードして下さい。  

(2)総合女性史学会 第133回例会〈地域史〉
   「1950年代~60年代の母親運動の動向」
   
      <日時>
   2014年1月26日(日)13:30~16:30
   <場所>
   文京区男女平等センター(文京区本郷4-8-3)D研修室
   交  通 地下鉄丸の内線「本郷三丁目」下車
   <プログラム>
   はじめに「地域女性史研究にみる戦後女性の動向」
        山村 淑子・山辺恵巳子
   報告 小沼稜子
     「子どもを守る運動と学びー1950~60年代の練馬の母親運動」
   【趣旨】
      1947年に板橋区から独立した練馬区には、米軍の家族宿舎グランドハイツや、
   自衛隊基地、被差別部落などが存在していたが、全体としては農業地帯だった。
   しかし、1960年代になると経済の高度成長にともない、練馬は東京のベットタウ
   ンとして開発されていく。そのため急激な人口増加と、都市化が引き起こす環境
   の悪化や、子どもの遊び場教育施設の不足、保育園や学童保育の深刻な不足
   が生み出された。そんな中、母親たちは、地域の保守性に悩まされながらも、子
      どもを守るための身近で、かつ切羽詰まった運動を繰り広げていった。一方で、
      1954年に起きた第五福竜丸の事件によって、核の危険性を知った母親たちは、
      各地の女性たちとともに原水爆禁止運動に立ち上がり、それを機に、平和を求め
      る母親運動を作りあげていく「家族制度復活」に対する反対運動や、安保闘争、
      勤評闘争など、平和や女性の権利獲得のための理念的な運動や学びも母親運
      動のもう一つの顔であった。
     【参考文献】
     ・永原和子『 近現代女性史論―家族・戦争・平和―』
               (吉川弘文館2012年)
     ・林光「忘却は裏切りである[母親運動について]」
               (『歴史評論』№303所収1975年)
     ・練馬女性史を拓く会編
     『始まりはひとりから・練馬の女性たちの記録総論編その1』2010年刊
  『始まりはひとりから・練馬の女性たちの記録総論編その2』2012年刊

(3)戦争とジェンダー表象研究会 
   「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ:デジタル・アーカイブ化へ向けて」
  
       <日時>
   2014年2月24日(月)13:00~16:30
   2014年2月25日(火)10:00~16:30
   <場所>
   京都大学地域研究情報統合センター(稲盛財団記念館内) 
   2階セミナー室(213)
   * 収容人数20名 http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
   <共催>
   京都大学CIAS共同利用・共同研究プロジェクト・複合研究ユニット 「非文字資料
        の共有化と研究利用」&個別研究ユニット「写真雑誌に見る第二次世界大戦期の
        記憶とジェンダー・エスニシティの表象分析」敬和学園大学戦争とジェンダー表象
        研究会、科研基盤(C) 「大衆メディアに見る第二次世界大戦期と戦後秩序の中の
        ジェンダー・エスニシティ」
        <プログラム>
   2014年2月24日(月)13:00~16:30
   13:00~13:40 司会 杉村使乃(敬和学園大学)
                            研究会の趣旨説明・各参加者自己紹介(13:00~13:40)
   13:40~14:40(講演)司会 平塚博子(敬和学園大学) 
   14:40~15:10(コメント・質疑応答)
   講演①「軍隊のなかの女性たち-二つの大戦に見るジェンダーとセクシュアリティー」                  
   講師 林田敏子(摂南大学 外国語学部 准教授)
   コメンテーター:加納実紀代
   15:10~15:20休憩
   15:20~15:50(報告)
   15:50~16:20(コメント・質疑応答)
   報告①「写真週刊誌『ピクチャーポスト』に見る第二次大戦下の女性のジェンダー・
                     セクシュアリティ」杉村使乃
   コメンテーター:林田敏子

   2014年2月25日(火)10:00~16:30 
   午前の部 10:00~12:00 司会 杉村使乃
   10:00~11:00 デモンストレーション:
   デジタル・アーカイブ事業について:技術的なポイントについてのレクチャー、
        及び質疑応答
   株式会社 堀内カラー アーカイブサポートセンター 
        大阪営業課 須井 隆行氏
   http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/digital-introduction/
   http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/
   担当 大阪営業課 須井 隆行氏 takayuki_sui@horiuchi-color.co.jp
   連絡先
   〒530-0028 大阪市北区万歳町3-17 
   TEL 06-6364-0881 PH  080-4931-7572 FAX 06-6364-0883 
   http://www.horiuchi-color.co.jp
   11:00~12:00 
   ディスカッション:戦時下の大衆メディア資料のデジタル・アーカイブ化と共有
       について
   戦争とジェンダー表象研究会で扱ってきた資料の紹介とアーカイブ化と共有へ
        の展望(加納実紀代、神田より子、桑原ヒサ子、松崎洋子、松本ますみ、
        池川玲子、平塚博子、杉村より現状報告)
   12:00~13:00~ 休憩
   午後の部 司会 杉村使乃
   13:00~14:00(講演)
   14:00~14:30(コメント・質疑応答)
   講演②「写真は透明なメディアか?——ヴィジュアル・カルチャーと歴史」
   佐藤守弘(京都精華大学 デザイン学部教授)
   14:30~14:40 休憩
   14:40~15:10 (報告)
   15:10~15:40 (コメント・質疑応答)
   報告②「1970年代のパルコポスターに見るジェンダーとエスニシティ」                       
   池川玲子(実践女子大学)
   参加ご希望の方は、杉村(sugimura@keiwa-c.ac.jp )まで、
   ご連絡ください。

(4)総合女性史学会2013年度総会・大会(予告)
   「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
               ―女性史の新たな可能性に向けて―」
     
      <日時>
   2014年3月22日(土)9:30~17:00
      <場所>
   立教大学:本館1202教室(豊島区・JR池袋駅下車)
  

     ※国際シンポジウムの成果を受けて、女性史の新たな可能性を探る。

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【  その他のお知らせ:3件  】

(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ

   5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
  省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締め切
  りは11月30日になっております(前回締め切りを間違えました)。詳しくは、  
  http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてく  ださい。特に、Joint Sessionのな
  かの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives on Natural DisastersとJS18
  New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、加藤千香子と小檜山が枠組み
  の構築の委員の一人になっており、ジェンダーの観点を入れた報告を歓迎しておりま
  す。ぜひ、応募なさってください。
      なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方の報
  告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
                                                                                                                          
                                                                                                                           小檜山ルイ

(2)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ(締切の変更)

 
   かねてご案内している2015年、中国済南市で開かれるICHSの国際会議のプロポー
  ザル提出締め切りが延長されました。本年12月31日まで受け付けておりますので、ぜ
  ひ、ご応募ください。特に下のセッションではあと3本ほどの発表を募集しております。詳
  しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishをご覧ください。
                              
                 
                                                                                                                           小檜山ルイ

(3)国際女性史研究連盟(IFRWH)のニュースレター(添付PDFファイル)

  日本の記事も掲載されております。また、2015年、済南で開かれるIFRWHの大会の
  Call for Papersも掲載されています。応募の締め切りは2014年2月末日です。
                              
                                                                                                                           小檜山ルイ

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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ以外、
ジェンダー史学会では受け付けておりません。お手数ですが、主催者に直接お問い
合わせいただけますよう、お願い申し上げます。

ジェンダー史学会事務局