2015年1月27日火曜日

お知らせ(2015年2月)

ジェンダー史学会ニューズレター        2015年2月号

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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2015年2月末を予定しており、締め切りは
2月25日(水)となります。

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2015年2月号  目次

【 ジェンダー史学会からのお知らせ:0件 】

【  催事情報:3件  】  
   
(1)第25回KFAW研究報告会
   日時:2015年2月7日(土) 13:30~15:30
   場所:北九州市立男女共同参画センター

(2)シンポジウム
   Remapping Hiroshima: 「ヒロシマ」を(再)マッピングする
   ――核時代の到来・起点としての「ヒロシマ」――
   日時:2015年3月15日(日)13:00~18:00 
   場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 

(3)慶應義塾福澤研究センター講演会「日韓のはざまで」
   日時:2015年3月6日(金)14:00~15:30
    場所:慶應義塾大学三田キャンパス 

【  その他のお知らせ:1件  】

(1)2014年度山川菊栄賞贈呈式のお知らせ
   日時:2015年2月28日(土)13:30-16:30
   場所:YMCAアジア青少年センター 

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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
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【  催事情報  】
                                      
(1)第25回KFAW研究報告会 

 日時:2015年2月7日(土)13:30~15:30
 場所:北九州市立男女共同参画センター・ムーブ 5階 小セミナールーム
 (公財)アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)では、日本およびアジア
地域の発展に寄与することを目的に、アジア太平洋地域を中心とする世界各
国のジェンダーや男女共同参画に関するさまざまな課題について調査・研究
を行っています。 
 2014年度のKFAW研究報告会では、2組の客員研究員が研究成果を報告します。
 ぜひ、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 対象         どなたでも
 定員         30名(先着順)
 参加費       無料
 託児         6カ月~未就学児 1人500円
 (託児をご利用の方は、2015年1月30日(金)までにお申込みください)
 内容  
 報告1「夫婦間の性別役割分業はなぜ変わらないのか
    -既婚女性へのインタビュー調査から探る 」
〈報告者〉笹川あゆみ(武蔵野大学他非常勤講師)
     北原零未(大妻女子大学他兼任講師)
 報告2「グローバリゼーションに対する認識と英語力
    -韓国人女性と日本人女性との比較-」
〈報告者〉カレイラ松崎順子(東京経済大学現代法学部准教授)
〈コーディネーター〉堀内 光子(KFAW理事長)
 申し込み    
 電話 FAX、Email 、またはHPのお申込みフォームよりお申込みください。
 ・電話 093-583-3434
 ・FAX   093-583-5195
 ・Email research@kfaw.or.jp
  ・URL   http://www.kfaw.or.jp
 (公財)アジア女性交流・研究フォーラム
 〒803-0814 北九州市小倉北区大手町11番4号
 北九州大手町ビル3階
 TEL 093-583-3434 FAX 093-583-5195

(2)シンポジウムのご案内
 
  Remapping Hiroshima: 「ヒロシマ」を(再)マッピングする
    ――核時代の到来・起点としての「ヒロシマ」――
  日時:2015年3月15日(日)13:00~18:00 (開場 12:30)
 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 
    6階 マルチメディアスタジオ
 アクセス http://www.cf.city.hiroshima.jp/m-plaza/kotsu.html
 〒730-0036 広島市中区袋町6番36号 
       電話:(082)545-3911
 主催:
 ・京都大学地域研究統合情報センター(CIAS) 
 ・敬和学園大学 戦争とジェンダー表象研究会 
  (科学研究費補助金 基盤研究(C))
 協力:ひろしま女性学研究所
 趣旨説明:2015年は第二次世界大戦終了、広島・長崎原爆投下から70年。
 この間、原爆、核開発の経験は、「被害国」、「加害国」の双方で、どの
 ように伝えられ、記憶されてきただろうか。戦争とジェンダー表象研究会は、
 これまで第二次世界大戦参戦国のメディアにおけるジェンダー・民族表象に
 ついて研究を重ねてきた。その成果をふまえ、核時代の起点であるこの地ヒ
 ロシマにおいて、原爆投下と核開発が日本・アメリカ・イギリスの大衆メデ
 ィアにおいてどのように表象されてきたかを報告する。
 また、原爆体験の風化がいわれて久しいが、いまや体験者の消滅を目前にし
 て、その体験・記憶の共有には一刻の猶予も許されない。そのためのひとつ
 の方法として、ヒロシマ・アーカイブ、ナガサキ・アーカイブ主宰の渡邉英
 徳氏を招き、記憶の共有に関する実践と展望についてともに考えたい。
〈プログラム〉
 13:00 開会・趣旨説明 桑原ヒサ子(敬和学園大学)
 第一部 司会 松崎洋子(敬和学園大学 名誉教授)
 基調講演 13:10~14:10 
 「原爆」表象とジェンダー・エスニシティ  
  講師 加納実紀代(ジェンダー史 敬和学園大学元特任教授)
 休憩 10分
 パネル:写真雑誌にみる「核時代の到来」 14:20~14:40 (各20分)
 アメリカの『ライフ』 平塚博子(日本大学)
 イギリスの『ピクチャー・ポスト』 杉村使乃(敬和学園大学)
 休憩 20分  
 第二部 司会 池川玲子(大阪経済法科大学 アジア太平洋研究センター)
 講演 15:20~16:20(60分)
 「多元的デジタルアーカイブズと記憶のコミュニティ」 
  講師 渡邉英徳
 (首都大学東京 システムデザイン学部ヒロシマ・アーカイブ、
  ナガサキ・アーカイブ主宰)
 総合討論 及び質疑応答 司会 松本ますみ(室蘭工業大学)
 16:40~18:00
 コメンテーター 貴志俊彦(CIAS) 木村尚子(広島市立大学 )
 挨拶 高雄きくえ(ひろしま女性学研究所)
 閉会の言葉 神田より子(敬和学園大学)
〈お申込み〉
 戦争とジェンダー表象研究会 
 杉村(sugimura@keiwa-c.ac.jp)まで、ご氏名、
 ご所属、ご住所、連絡先(電話番号+Eメールアドレス)をお知らせく
 ださい。
 *登録いただいた個人情報は、本シンポジウムの申込み手続きおよび、
 今後の研究会・シンポジウムのご案内のみに使用し、それ以外の用途に
 使用することはありません。また個人情報を第三者に公開・提供するこ
 とは一切ありません。

(3)慶應義塾福澤研究センター講演会のお知らせ「日韓のはざまで」
   講演者:羅英均 梨花女子大学名誉教授
  日時:2015年3月6日(金曜日)14:00~15:30
  場所:慶應義塾大学三田キャンパス 三田演説館
    *事前申し込みの必要はありません。講演は日本語で行われます。
    *羅先生は、朝鮮における洋画家の草分けであり「新しい女性」とし
      て注目された羅惠錫の姪にあたられ、2003年にみすず書房より
     『日帝時代わが 家は』を出版されています。
  出版2件
 1)2月5日刊行
 明治維新史学会編(担当編者 西澤直子・横山百合子)『講座明治維新 
 第9巻 明治維新と女性』 有志舎 3400円+税
 論文執筆者 大口勇次郎 沢山美果子 田村均 西澤直子 人見佐知子 
 村上一博 横山百合子 ラウラ・ネンヅィ(敬称略、50音順)
 2)
 西澤直子著『福澤諭吉とフリーラヴ』 慶應義塾大学出版会 
 2800円+税
 福澤は「フリーラヴ」を理想的姿としながら、実際には一夫一婦・偕老
 同穴を主張したのはなぜなのか、近代家族像のひとつの鍵として考えて
 みまし た。図書館などにご推薦いただければ、幸いです。

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【  その他のお知らせ  】

(1)2014年度山川菊栄賞贈呈式のお知らせ
 山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(通称山川菊栄賞)を贈呈する作品が決ま
 りました。平井和子さん『日本占領とジェンダー―米軍・売買春と日本女性
 たち』(有志舎)塚原久美さん『中絶技術とリプロダクティブ・ライツ―フ
 ェミニスト倫理の視点から』(けい草書房)の2作品です。
 贈呈式を次の要領で開催します。
 ・日時:2015年2月28日(土)13:30-16:30
 ・場所:YMCAアジア青少年センター 9階ホール(www.ymcajapan.org/ayc/jp
    東京都千代田区猿楽町2-5-5 TEL:03-3233-0611
 ・プログラム:選考経過報告、推薦の言葉、平井さん・塚原さんの記念スピ
  ーチなど
 ・事前申し込み:不要
 山川菊栄賞の贈呈は、今年度が最後となりますので、皆さま、ぜひお出かけ
 ください。
 問い合わせ先:山川菊栄記念会
 〒251-0032 藤沢市片瀬360-10 B-307 
 電話:090-2165-4038
 FAX: 0466-26-6135
 Email: y.kikue@shonanfujisawa.com

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 会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いま
せん。また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外について
は、各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
 
                       ジェンダー史学会事務局