ジェンダー史学会ニューズレター 2015年5月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2015年5月末を予定しており、締め切りは
5月25日(月)となります。
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2015年5月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「鹿児島に生きたおんなたち
―生活記録をめぐる語りから歴史を紡ぐ」
日時:2015年5月30日(土) 13:00~17:00
場所:かごしま県民交流センター
(2)ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会からのお知らせ
ジェンダー史学会第12回年次大会自由論題研究発表の募集
【 催事情報:1件 】
(1)総合女性史学会6月例会
「下野市甲塚古墳の埴輪群像-女性首長と機織形埴輪-」
日時:2015年6月13日(土) 13:30~16:30
場所:港区立男女平等参画センター
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)公益財団法人 アジア女性交流・研究フォーラム
2015/16年度 客員研究員 委託研究 募集
(2)「第12回全国女性史研究交流のつどいin岩手」研究発表募集
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム <ポスター添付ファイル>
以前から「ジェンダー史学会」HPやニューズレターでお知らせしています
ように、春のシンポジウムは、「鹿児島にいきたおんなたち」というテーマ
で行われます。研究が不十分な中で、生活記録やインタビューを研究につな
げるという課題をもって、準備をしてきました。
さらに多くの「ジェンダー史学会」会員の参加をお願いしたいと思います。
また、鹿児島のジェンダー構造を具体的にすることのできる鹿児島歴史研修
ツアーもまだ若干余裕があります。お忙しい中かと思いますが、ふるってご
参加下さい。
鹿児島歴史研修ツアー案内(追加募集)
1,鹿児島歴史研修ツアー
シンポジウムの翌日、5月31日(日)鹿児島の近世~現代の歴史的遺跡
や鹿児島特有のジェンダー構造をよく示している知覧武家屋敷の見学など
を行います。
ツアー内容:9:00ホテル出発→仙岩園→知覧特攻記念会館→鳥浜食堂
→知覧武家屋敷 →鹿児島空港17:50到着
費用 :交通費(貸切バス)・入場料 4,500円位
参加人数によって若干変動の可能性あり
2,ホテル宿泊について
31日のバスツアーの便宜のため、実行委員会でホテルを予約してあります。
25室押さえてありますので早めに申し込み書で申し込んでください。
ホテル :シルクイン鹿児島
鹿児島中央駅5分、リムジンバス乗り場3分、
天然温泉付き
http://www.silk-inn.jp/
宿泊費 : 7,650円 (5月30日、朝食付き)
前泊・後泊も可能です。
3,ホテル宿泊・ツアー参加希望の方
別添のエクセルファイルに記入の上、下記に添付ファイルで送って下さい。
申し込み締め切り: 5月15日
申し込み先 : 野村 鮎子<ln12028@cc.nara-wu.ac.jp>
0742-20-3977 奈良女子大学
飛行機はご自分で予約してください。
ツアー定員 : 25名(若干余裕があります)
精算 : シンポジウム当日会場にて
申し込みされた方に後ほどメイルにて、金額の詳細をお知らせします。
*ジェンダー史学会春のシンポジウム概要
1,シンポジウム・テーマ
「鹿児島に生きたおんなたち―生活をめぐる語りから歴史を紡ぐ」
2,企画趣旨
鹿児島のジェンダー史研究は、厳しい自然条件を跳ね返す、鹿児島の女性た
ちの多彩で豊かな歴史的歩みに比して、実に不振な状況である。前近代から現
在までの著名女性に対する伝記、いくつかの地域や婦人団体の活動記録、生活
手記類は刊行されていて、それ自体刮目すべき内容をもっているが、通史を書
くだけの研究の蓄積はなされていない。私たち「ジェンダー史学会」春のシン
ポジウム実行委員会は、鹿児島の女性たちの粘り強くたゆみない「生」を記録
するにとどまらず、それを歴史として叙述できるような基盤を構築し、将来の
研究につなげたいと考えた。したがって、この春のシンポジウムは研究が手薄
な中で、今できるところから始め、微力ながら鹿児島ジェンダー史研究の出発
点となる基礎的作業を行うことを、目標にしている。
具体的には、①農村や漁村、開拓村、婦人団体活動、社会運動など様々な場
で道を開いてきた先輩たちのインタビューとその記録作業(DVD自主製作)、
②将来、鹿児島女性の通史を書く土台の整備作業(文献目録・年表作成)である。
シンポジウムにおいては、基調講演と自主製作DVDで、鹿児島女性たちの戦前
から現在までの生を語ってもらい、講演とコメントでそのようなオーラルヒスト
リーの背後にある鹿児島の構造的な歴史的背景を明らかにする。総合討論とあわ
せて、現在に至っても女性差別が他地域より特に強いと言われる鹿児島の構造的
な問題を抽出できればと考えている。
3,開催予定日・場所・申し込み
2015年5月30日(土) 13:00~17:30
かごしま県民交流センター 大会議室
〒892-0816 鹿児島市山下町14-50
電話:099-221-6600(代表)
入場無料・事前申し込み不要
4,プログラム
13:00~13:05 開会挨拶・趣旨説明
井上和枝(鹿児島国際大学)
13:05~13:45 基調講演 相星雅子(作家)
「生活記録からみた鹿児島女性史」
13:50~14:50 自主製作DVD「鹿児島に生きる」上映
14:50~15:05 コーヒーブレイク
15:05~15:50 講演 疋田京子(鹿児島県立短大)
「鹿児島ジェンダー史研究の可能性とその視座」
15:50~16:35 調査報告
山田晋(鹿児島国際大学)
「女性解放運動の先覚者・勝目テルの鹿児島時代」
佐々木陽子(鹿児島国際大学)
「枕崎の銅像から見えてくるジェンダー」
鶴田かおり(ジェンダー史学会会員)
「鹿児島女性史文献目録を作成して」
16:35~17:-30 総合討論 司会 井上和枝
5,共催
鹿児島国際大学
後援
鹿児島県男女共同参画センター
鹿児島市
南日本新聞社
MBC南日本放送
6,懇親会
時間:18:00~
場所:宝山ホール2F カフェ マ・ナ~ナ
(シンポジウム終了後団体移動)
会費:1000円
申し込み
会員は事前に、非会員は当日シンポジウム会場にて申し込み
司会 有松しづよ(志學館大学)
開会挨拶 舘かおる
(ジェンダー史学会代表)
鹿児島シンポジウムを開いて 山崎喜久枝
(鹿児島シンポジウム実行委員)
閉会挨拶 野村鮎子(ジェンダー史学会常任理事)
7,連絡先
井上和枝(鹿児島国際大学)
099-263-0141(研究室)
kazue-i@int.iuk.ac.jp
(2)ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会からのお知らせ
ジェンダー史学会第12回年次大会自由論題研究発表の募集
ジェンダー史学会12回年次大会は、2015年12月13日(日)に大妻女子大学で
開催される予定ですが、自由論題による研究発表(午前10時~12時)を、会員
の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。研究発表をご希望の方、
またはグループは、2015年6月10日(水)までに下記の要領で大会運営委員会ま
でお申し込み下さい。
1.形式
① 個人(時間: 発表20分、質疑応答10分)
② パネル(時間: 発表、質疑応答を含め60分、時間の配分、パネリスト
数など自由)
2.申し込み方法
エントリーシート(添付ファイル)に必要事項を記入の上、電子メールまた
は郵便(申し込み締切日必着)で大会運営委員会までお申し込み下さい。
3.司会
個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式の場
合は、発表グループの方でご準備下さい。
なお、研究発表の採否につきましては、2015年7月5日(日)までに、電子メー
ルまたは郵便で通知させていただきます。時間の制約その他の事情により、や
むを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あらかじめご了
承下さい。第12回年次大会の開催にあたり、運営全般にわたって皆様方のご協
力を賜りますよう、このご案内かたがたお願い申し上げます。
2015年4月 27日
申し込み先:
E-mailの場合: ghjiyurondai@gmail.com
郵便の場合 〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22
大学生協学会支援センター内
ジェンダー史学会事務局
ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会 宛
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【 催事情報 】
(1)総合女性史学会6月例会(古代・中世)
テーマ 「下野市甲塚古墳の埴輪群像-女性首長と機織形埴輪-」
報告者 日高慎(東京学芸大学准教授)
日時:2015年6月13日(土) 13:30~16:30
場所:港区立男女平等参画センター リーブラ 多目的室1・2
〔港区芝浦1-16-1みなとパーク芝浦 JR田町駅東口徒歩5分〕
資料代:300円
〈参考文献〉
・大阪府立近つ飛鳥博物館編 2008『埴輪群像の考古学』青木書店
・一瀬和夫編 2013
『新発見 週間日本の歴史 古墳時代2ヤマト王権誕生の実態』
朝日新聞出版
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【 その他のお知らせ 】
(1)公益財団法人 アジア女性交流・研究フォーラム
2015/16年度 客員研究員 委託研究 募集
アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)では、ジェンダー研究を奨励
するため客員研究員を公募し、研究を委託しています。
これまでに、30組の客員研究員がジェンダーの視点から、健康、労働、
エンパワーメントなどをテーマに、研究を行ってきました。平成27年度
も下記の要領で募集を行います。
なお、研究は、平成25年12月に策定した第3次北九州市男女共同参画基
本計画(下記URL参照)を踏まえたテーマで行うこととします。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000163088.pdf
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000163089.pdf
募集内容
1.募集人数 2名(組)(予定)
2.契約期間 2015年7月~2016年12月(予定)
3.研究分野 日本を含むアジアに関して、高齢社会の進展に伴う家族
の変容や介護の問題、女性の経済分野での活躍など女性
の就業に関する課題、女性の政治参加を進めるための課
題など、あらゆる分野をジェンダーの視点から調査研究
するもの
4.応募方法 下記の書類を、郵送あるいは持参のこと。
2015年5月22日(金)17時必着
(1) 応募書式 1通
(2) ジェンダー研究に関する最近の業績 1篇
提出書類送付先
〒803-0814 北九州市小倉北区大手町11番4号 北九州市大手町ビル3階
(公財)アジア女性交流・研究フォーラム 調査・研究ライン
Tel (093) 583-3434, Fax (093) 583-5195
E-mail research@kfaw.or.jp <mailto:research@kfaw.or.jp>
*募集内容、応募資格など、詳しい内容については以下からダウンロード
してく ださい。
KFAW客員研究員 募集要項 [PDF / 132KB]
<http://www.kfaw.or.jp/event/pdf/FY2015_6_KFAW_guest_researcher_
application_guideline.pdf>
KFAW客員研究員 応募書式および研究計画 [Word / 77KB]
<http://www.kfaw.or.jp/event/FY2015_6_KFAW_guest_researcher_
application_form.doc>
(2)「第12回全国女性史研究交流のつどいin岩手」研究発表募集のお知らせ
<メインテーマ>次世代に受け渡す女性史を ~岩手(遠野・大槌・宮古)から~
基調講演:加納実紀代さん
岩手からの記念講演:小原麗子さん(麗ら舎)
<日時>2015年10月9日(金)~11日(日)
<場所>9日(金)あえりあ遠野、遠野市立図書館(遠野市)
【基調講演、分科会①・②】
10日(土) 大槌町中央公民館(大槌町)【記念講演・シンポジウム】
11日(日)岩手県立大学宮古短期大学部(宮古市)
【分科会③~⑦、全体会】
<研究発表募集>
「第12回全国女性史研究交流のつどいin岩手」では、以下の7分科会
(遠野2、宮古5) の開催を予定しています。
分科会① 被災地のいま
分科会② 戦中・戦後 70 年
分科会③ 地域女性史 (通史・年表・オーラルヒストリー)
分科会④ 史料(保存・公開・修復等)
分科会⑤ 労働
分科会⑥ 複合差別
分科会⑦ 女性に対する暴力
つきましては、全国のグループ、個人の方々の研究成果発表をおまちしてい
ます。応募は下記項目を明記の上、Eメールまたは郵送でお願いします。ふ
るってご応募ください。
(1)発表者名(個人、グループまたは団体名)
(2) 連絡先(宛名、住所、電話番号、メールアドレス)
(3) 応募いただく分科会名
(4) 発表の研究タイトルとその趣旨・概要(200字程度)
なお、発表数は全分科会合わせて21グループとさせていただき、各分科会テ
ーマの構成などは、こちらで検討・調整させていただきますことを、ご了承
ください。
●締め切り:2015年4月24日(金)[郵送の場合は当日消印まで]
●送付先 :Eメール 植田朱美宛(ueda2424@yahoo.co.jp)
郵送 〒027-0039 岩手県宮古市河南1-5-1
岩手県立大学宮古短期大学部 植田研究室
女性史研究交流のつどい実行委員会 宛
●問い合せ先:事務局 植田朱美
Eメール ueda2424@yahoo.co.jp
FAX 0193-63-6559・携帯090-4206-2426
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会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いま
せん。また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外について
は、各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局