2016年10月25日火曜日

お知らせ(2016年11月)

ジェンダー史学会ニューズレター        2016年11月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl@gmail.com
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2016年11月末を予定しており、締め切りは
11月25日(金)となります。

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2016年11月号  目次




【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】


(1)2016年ジェンダー史学会第13回年次大会について

   日程:2016年12月18日 10時~17時30分
   会場:武蔵大学江古田キャンパス8号館 


(2)ニューズレターアドレスの変更


【  催事情報:4件  】
 
(1)国際政策セミナー(公開講演会)
  「家族のダイバーシティ―ヨーロッパの経験から考える―」
  日時:2016年11月11日(金)14:00~17:00
  会場:国会図書館 東京本館 新館講堂 

(2)ロアルド・ホフマン『これはあなたのもの』上演と、
   シンポジウム『ノーベル賞と産業』開催のお知らせ
   日時:2016年11月2日(水)13時から15時、
   場所:名古屋工業大学4号館1階ホール

(3)総合女性史学会 近世史例会
  日時:12月3日(土曜日)13:30~
   会場:文京区 不忍通りふれあい館
 
(4)公開シンポジウム
 「近代社会とセクシュアリティ―ドイツ・日本・アメリカの比較クィア史―」
  日時:2016年12月3日(土)13:00~17:30
  場所:明治大学リバティタワー 

【  その他のお知らせ:0件  】

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【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】


(1)2016年ジェンダー史学会第13回年次大会について

日程 2016年12月18日 10時~17時30分
会場 武蔵大学江古田キャンパス8号館 
〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1 
 メイン会場(総会・シンポジウム):8702教室 
 自由論題会場:8501、8502、8603、8604教室

アクセス 
西武池袋線「江古田駅」より徒歩6分、「桜台駅」より徒歩8分
または 都営大江戸線「新江古田駅」より徒歩7分
    東京メトロ副都心線、東京メトロ有楽町線「新桜台駅」より徒歩5分
http://www.musashigakuen.jp/access.html 

タイムスケジュール
受付開始 9時30分~
自由論題発表 10時~12時15分
総会 12時30分~13時15分
シンポジウム 13時30分~17時30分
茶話会 18時~19時
大会参加費 学会員1000円、非会員1500円、院生500円、学部生無料
茶話会参加費 1000円

シンポジウム
日米関係の中の「戦後民主主義」再考──ジェンダー表象からのアプローチ

司会 
山崎明子(奈良女子大学)
池田忍(千葉大学)

発表者
千葉慶(千葉大学他非常勤講師)
「『青い山脈』的なるもののゆくえ
  ──「戦後民主主義」の限界と可能性に関するジェンダー史的考察」
池川玲子(大阪経済法科大学客員研究員)
「明滅する『青鞜』──占領下映像の中の「日本女性史」」
吉良智子(東洋英和女学院大学他非常勤講師)
「ハワイ・アリゾナ記念碑における日本の表象とジェンダー」

コメンテーター
島村輝(フェリス女学院大学)
香川檀(武蔵大学)

主催 ジェンダー史学会

問い合わせ先 
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22
大学生協学会支援センター内 ジェンダー史学会事務局
gha2016@outlook.jp

<年次大会出欠確認のお願い>
 大会の出席の確認をしたいと思います。お手数をおかけしますが、
 下記のアドレスから大会参加登録をお願いします。
 https://goo.gl/forms/kLGdcXMIpXxTBWA33
 今回も大変楽しみな自由報告・シンポジウムが予定されています。
 みなさんのご参加をお待ちしています。

なお、登録の手順は以下の通りです。
1)以下のアドレスをクリックしてください。
 https://goo.gl/forms/kLGdcXMIpXxTBWA33
2)すると、申し込みフォームのページに移動します。
3)指示にしたがって、項目を入力してください。
4)項目を書き込むページは3ページございますのでご注意ください。
5)項目をすべて書き込み終わったら、最後に「送信」をクリックしてください。
6)以上で終了です。ありがとうございました。

(2)ニューズレターアドレスの変更(再)
   アドレスが以下に変更になりました。事務局ではありませんので、
  ご注意下さい。
   
   genderhistorynl@gmail.com

【  催事情報:4件  】

(1)国際政策セミナー(公開講演会)
    「家族のダイバーシティ―ヨーロッパの経験から考える―」
 近年、国の内外で、同性カップルを認めるパートナーシップ制度が導入されるなど、
 家族の多様なありかたが社会的に注目されています。 国立国会図書館では、2001
 年に生活パートナーシップ制度を導入したドイツから、有力 な公法学者であるマル
 ティン・ネッテスハイム氏をお招きして、ドイツの生活パートナーシップ制度の展
 開と、家族の多様性についてお話しを伺いま す。
 あわせて、日本の著名な民法・憲法の専門家とのパネルディスカッションを行います。
 http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/1216967_2754.html  
 ※ニュース・プレスリリース
 ○日時 11月11日(金)14:00~17:00
 ○会場 東京本館 新館講堂(定員300名) 
 ○プログラム(同時通訳付き、入場無料)
 ◎基調講演 マルティン・ネッテスハイム 氏(Prof. Dr. Martin Nettesheim)
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 テュービンゲン大学法学部教授。法学博士(ベルリン自由大学)。
 憲法、行政法、EU法、国際法を専門とするドイツの有力な公法学者の一人。
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◎パネルディスカッション
パネリスト  窪田 充見氏(神戸大学大学院法学研究科教授)
(五十音順) 松原 光宏氏(中央大学法学部教授)
              水野 紀子氏(東北大学大 学院法学研究科教授)
              山口 和人(当館専門調査員、調査及び立法考査局行政法務調査室主任)
コーディネーター  磯村 保氏(早稲田大学大学院法務研究科教授・神戸大学名誉教授)
○申込方法
ホームページの参加申込みフォームから11月10日 (木)までにお申し込みください。
国立国会図書館ホームページ(http://www.ndl.go.jp)>イベン ト・展示会情報
>国際政策セミナー(講演会)「家族のダイバーシティ―ヨーロッパの経験から考える―」
URL http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/ips2016.html
○申し込み・問い合わせ先
国立国会図書館 調査及び立法考査局 調査企画課 連携協力室(担当:福林・川鍋・兼松)
電話 03(3581)2331(代表)

当セミナーについてお問い合わせ等ございましたら、下記までご連絡ください。
〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1
国立国会図書館調査及び立法考査局
調査企画課連携協力室
(担当)福林、川鍋、兼松
電話03-3506-5166 (直通)
e-mail:ml-ipseminar@ndl.go.jp

(2)ロアルド・ホフマン『これはあなたのもの』上演と、
   シンポジウム『ノーベル賞と産業』開催のお知らせ


 1981年度ノーベル化学賞受賞者ロアルド・ホフマン(コーネル大学名誉教授)
作の自伝的戯曲『これはあなたのもの』の名古屋公演(於:名古屋工業大学)が
決定いたしましたのでお知らせします。これを機に、作者であるホフマン博士自
身も、観劇のために名古屋に来られることになりました。そこで名古屋工業大学
では、この来日を記念して、ホフマン博士に劇の解説をしていただくと共に、テ
クノフェアの基調講演を兼ねて、博士の専門である化学に関するシンポジウムを
開催することにいたしました。
  みなさまにおかれましては、この貴重な機会に、ぜひ、ご観劇とシンポジウム
にお越しいただければ幸いです。
  
ロアルド・ホフマン (原作者、コーネル大学名誉教授)
1937 年ポーランドのスヴォーチュフ(現ウクライナ)生まれ。 ナチスのユダヤ人
迫害のため、幼少時に父を殺され、母と二人でウ クライナ人の家にかくまわれ
る。戦後の 1949 年に渡米。1965 年よ りコーネル大学の教員になる。化学反応
における ウッドワード・ホフマン則を明らかにし、1981 年のノーベル化学賞
を福井謙一と共に受賞。科学者であると同時に、詩人・劇作家とし ても活躍し
ている。劇作としては、カール・ジェラシィと共著の『酸素』が有名。
 
1.『これはあなたのもの』
(場所はいずれも名古屋工業大学講堂。
劇は日本の劇団で、すべて日本語)
   
1-1.2016年11月3日(木):13時から
(上演前にロアルド・ホフマン博士の解説あり:日本語解説付き)
 名古屋工業大学のホームカミング・ディの行事の一環として行われるが、
 一般参加も可能。事前申し込みが必要(9月末から下記サイトで申込可の予定)。
http://www.nitech.ac.jp/news/news/2016/4609.html
サイトで申し込めない場合は、直接名古屋工業大学総務課に連絡。
(tel. 052-735-5000, soumuka.kakari@adm.nitech.ac.jp
 
1-2.2016年11月5,6日(土,日):13時から
(上演前に川島慶子の解説あり)
 名古屋工業大学の公開講座の一環として行われる。
 事前申し込みが必要。
 公開講座情報:http://www.nitech.ac.jp/course/kouza/chugaku/23.html
申込方法:  http://www.nitech.ac.jp/course/kouza/application.html
 
2.『テクノフェア特別シンポジウム ー ノーベル賞と産業 』
(名古屋工業大学テクノフェア2016)
  
 日時:2016年11月2日(水)13時から15時、
 場所:名古屋工業大学4号館1階ホール(入場自由,申込不要)
  
 挨拶:鵜飼裕之(名古屋工業大学学長)
   (1) ノーベルの夢の体現か?:マリー・キュリーのノーベル賞受賞
     (川島慶子:名古屋工業大学教授)
   (2) 燃料化学から量子化学へ:福井謙一と創造性(古川安:日本大学教授)
   (3) 理論科学から化学産業へ: 医薬品類の発展(中村修一:名古屋工業大学准教授)
   (4) The Tension Between Theory and Applications, Between Academia and Industry,
     in Contemporary Chemistry、現代化学における緊張関係:理論と応用、アカデ
     ミズムと産業界(ロアルド・ホフマン:1981年度ノーベル化学賞受賞者、
     コーネル大学名誉教授)日本語解説付き
   (5) パネルディスカッション(池内了(座長):名古屋大学名誉教授)

(3)総合女性史学会 近世史例会


 日時:12月3日(土曜日)13:30~
  会場: 文京区 不忍通りふれあい館4階会議室
        〒113-0031 東京都文京区根津2丁目20-7
        地下鉄千代田線 根津駅下車2分
          電話番号 03-3822-0040
 報告者:許文英
 テーマ:近世後期における隠居大名と公武婚姻


(4)公開シンポジウム


「近代社会とセクシュアリティ―ドイツ・日本・アメリカの比較クィア史―」


企画主旨
 近代社会においてセクシュアリティのあり様は常に焦点となっていました。
人口政策や科学、法律の名のもとに性的マイノリティとされた人びとは、社会に
おいて「問題化」され、周縁化されました。しかし、性的アイデンティティのカ
テゴリーを社会的に固定したものとして考えることは、歴史的に見て再検討を要
する課題でしょう。
 こうしたセクシュアリティの近代をめぐるポリティクスについて、ドイツ・日
本・アメリカの事例から読み解きます。本シンポジウムでは、クィア史の知見を
踏まえた上で、人びとの多様な実践と社会的規範の相互作用の視点から迫ります。


日時 2016年12月3日(土) 13:00~17:30
場所 明治大学リバティタワー 16階 1164教室

趣旨説明 星乃治彦(福岡大学人文学部)
報告者 石井香江(同志社大学グローバル地域文化学部)
    「法と社会の排除の間で―刑法改正運動から『忘れられた犠牲者』たち―」
      酒井 晃(福岡大学 福岡・東アジア・地域共生研究所)
    「戦間期日本クィア精神史序説」
      箕輪理美(デラウェア大学歴史学部大学院生)
     「アイデンティティとクィアな欲望―アメリカにおけるクィア史研究動向から―」
コメント 松原宏之(立教大学文学部)
司会   中村江里(一橋大学社会学研究科特任講師)
※題名は仮題です。
 参加費 無料/事前申込み不要
主催 科研費基盤研究(C)
     「戦間期ベルリンにおける<共>とクィアの交錯―M・ヒルシュフェルトを中心に―」
     (代表者:星乃治彦)
お問い合わせ先 queerhistory2016@gmail.com

【  その他のお知らせ:0件  】

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 会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いま
せん。また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外について
は、各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
 
                       ジェンダー史学会事務局