2018年5月17日木曜日

臨時のお知らせ(2018年5月)

**************************************************************

 ジェンダー史学会ニューズレター     2018年5月臨時号

**************************************************************
※今回は公募と研究会に関する臨時号です。

このニューズレターには、
会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究関連の情報
(催事・公募・会員の新刊)を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl★gmail.com (★を@に変えてください)
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。
とりまとめて、毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2018年5月末を予定しており、
締め切りは5月25日(金)となります。

**************************************************************
2018年5月臨時号  目次

  公募情報:2件 
(1)日本近代における文化・メディアとジェンダー・セクシュアリティの研究・指導(Heinrich Heine University Dusseldorf
(2)英国学士院(British Academy)による研究資金提供プログラムについて

【 催事情報:1件 】
(1)総合女性史学会 古代中世史例会

**************************************************************

  公募情報:2件 
(1)日本近代における文化・メディアとジェンダー・セクシュアリティの研究・指導(Heinrich Heine University Dusseldorf

上記の研究内容を研究・指導できる方で、
大学業務をドイツ語で行える方を募集しています。
締切は2018528日(現地)です。
詳細は下記HPをご覧ください。

(2)英国学士院(British Academy)による研究資金提供プログラムについて
 英国学士院(British Academy)から、海外研究者に対する研究資金提供プログラム
の募集について、周知依頼がありましたのでお知らせします。
 なお、応募は直接、同学士院へお願いいたします。

○募集プログラム:「Sustainable Development Programme 2018
○募集対象:「持続可能な開発のための2030アジェンダ」等に資する人文・社会科学分野の政策研究
○締切:530日(水)午後5時(現地時間)

応募資格等、詳しい内容は下記HPをご覧ください。
〔参考〕これから募集を予定しているプログラム
 ・「Tackling the UKs International Challenges
 ・「Knowledge Frontiers: International Interdisciplinary Research Projects


【 催事情報:1件 】
(1)総合女性史学会 古代中世史例会のお知らせ
日時:201862日(土)午後130分~430
報告:島津毅氏「古代中世の葬送と女性 ―その社会的関係を通して―」
概要:近年に至るまで女性史研究はさまざま角度から深められてきた。しかし、葬送と女性の関係についての研究は皆無に等しい。今報告では8~16世紀までの葬送と女性の関係を考えるが、この間を見通すとき、その関係は大きく2度変化していることに気づく。その背景には何があったのか。女性史研究の先学に学びながら、その社会的関係を通してそれを考察していきたい。
会場:不忍通りふれあい館 3  会議室
(東京メトロ千代田線 根津駅下車2分)
お問い合わせ:jimukyoku★sogojoseishi.com (★を@に変えてください)

**************************************************************

会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いません。
また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外については、
各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
                        ジェンダー史学会事務局


**************************************************************

2018年5月7日月曜日

お知らせ(2018年5月)

**************************************************************

 ジェンダー史学会ニューズレター     2018年5月号

**************************************************************

このニューズレターには、
会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究関連の催事の情報のほか、
公募や出版など、さまざまなジェンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl★gmail.com (★を@に変えてください)
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。
とりまとめて、毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2018年5月末を予定しており、
締め切りは5月25日(金)となります。

**************************************************************
2018年5月号  目次

  催事情報:3件 
(1)東京歴史科学研究会 第52回大会 201842829
(2)VAWW RACセミナーのお知らせ 2018630
(3)2018年度VAWW RAC総会シンポジウム 2018930
【 ジェンダー史学会第15回年次大会関係:1件 】
(1)自由論題研究発表の募集 2018年6月24日締切

**************************************************************

  催事情報:3件 

(1)東京歴史科学研究会 第52回大会
日時:201842829日(土・日)
会場:学習院大学目白キャンパス南3号館201教室
参加費:600
 *大会は2日間に渡りますが、28日(土)午後の個別報告に、
  ・中臺希実「一九世紀、歌舞伎からみた民衆の「所帯」イメージと「生存」」
  ・井上直子「婦選獲得同盟東京支部にみる婦選運動の転換点」(仮)
が予定されております。詳細は学会HPを御覧下さい。

(2)VAWW RACセミナーのお知らせ 
テーマ:「女性の経験を聞く」ということは、 どういうことなのだろうか
     ―『語る歴史、聞く歴史』の執筆をふまえて ―
日時: 6 30 () 午後2時開始(1時半開場)
講演者:大門正克さん(横浜国立大学教員・歴史学)
概要:「慰安婦」被害という語り難い体験の証言は、どのように聞き取られ、叙述されてきたのでしょうか?バウラックは、「慰安婦」被害証言の聞き取りと 叙述の営みが、オーラル・ヒストリー研究、女性史研究にもたらした意義を検討してゆく予定です。
今回のセミナーではその第一弾として、歴史学におけるオーラル・ヒストリー研究の第一人者であり、女性史・ジェンダーに造詣の深い大門正克さん にお話を伺います。聞き書きという行為の長い歴史を、幕末維新期から詳細に論じた近著『語る歴史、聞く歴史――オーラル・ヒストリーの現場から』(岩波新書、 2017年)をもとにして、語られ難い女性たちの苦難の体験は、歴史上、どう聞き取られ、書かれてきたのか、その困難性と可能性について話していただきます。
 *大門正克さん:『近代日本と農村社会』『民衆の教育経験』『歴史への問い/現在への問い』など著書多数。農村女性に関する論文を、聞き取りを用いて多数執筆されています。
場所:立教大学・池袋キャンパス 11号館 A203教室
    http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
資料代:800円
 *当日は『語る歴史、聞く歴史』を販売いたします。
 *なお、2018年度VAWW RAC総会シンポジウム930日)でこの問題をさらに掘り下げる予定です。催事情報(3)をご覧ください。
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC
問い合わせ:tel/fax:03-3818-5903  e-mailvawwrac★vawwrac.org(★を@に変えてください)
HPhttp://vawwrac.org/
 *バウラックは、VAWW-NETジャパンの後継団体です。
  セミナーの予告、内容について新聞などへ掲載を希望される方は必ず主催者にご連絡ください。

(3)2018年度VAWW RAC総会シンポジウム
テーマ:「慰安婦」被害はどう聞き取られ、叙述されてきたか
    ― 証言からオーラル・ヒストリーへ ―
日時:2018930日(日) 13:30開始(13:00開場)  
概要:近年、「慰安婦」被害の聞き取りがどのように行われてきたのかに ついて、人々の関心が高まっています。証言の聞き取りが「モデル被害者像を作り出した」などと批判する人もいます。しかし、果たしてそうでしょうか?「慰安婦」被害という語り難い体験は、どのように語られ、聞き取られ、そして聞き取った人々は、被害者( サバイバー)とどう向き合い、証言を叙述するにあたって、いかなる困難や抑圧にさらされながらこれを叙述してきたのでしょうか?
今回のシンポジウムでは、韓国での証言聞き取りにおいて重要な役割を果たした梁鉉娥さんを基調講演者にお呼びし、証言の聞き取りと叙述の試行錯誤の経緯、証言から植民地支配と戦争をどう理解す るのか、などについて詳しくうかがいます。さらに、サバイバーからの聞き取りを日本で数多く行ってきた川田文子さんからお話をうかがいます。その上で、人の歴史研究者が、「慰安婦」被害の聞き取りと叙述が、オーラル・ヒストリー研究、女性史研究にもたらした意義について考えます。
基調報告:梁鉉娥(ヤン・ヒョナ)さん (ソウル大学法学専門大学院教授) 
  *専門はジェンダー法学。ジェンダーと法、法と植民地主義に関す る著書多数。1990年代から「慰安婦」被害の証言集作成を主導 し、「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷(2000年)」で は、南北コリア検事団の一人として参与。2011-14年には国 家人権委員会非常任委員を務める。日本語で読める論文には、「植 民地後に続く韓国人日本軍『慰安婦』被害」『証言 未来への記憶 アジア「慰安婦」証言集Ⅱ 南・北・在日コリア編 下』(明石書店)がある。
報告:川田文子さん (ノン・フィクション作家)
  *『赤瓦の家』『皇軍慰安所の女たち』など著書多数。
コメント:小野沢あかね (立教大学教員)
  *「女たちにとっての性産業」『沖縄県史 各論編8 女性史』など。  
コメント:大門正克さん (横浜国立大学教員) 
   *催事情報(2)参照
コーディネーター:金富子
  wam編(西野瑠美子・金富子責任編集)『証言 未来への記憶 アジア「慰安婦」 証言集Ⅰ、Ⅱ 南北コリア編 上下』など。
場所:韓国YMCA 9階ホール 
  *最寄駅:JR水道橋駅,地下鉄神保町駅
資料代:1000円(会員割引あり)
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC
問い合わせ:tel/fax:03-3818-5903  e-mailvawwrac★vawwrac.org (★を@に変えてください)

【 ジェンダー史学会第15回年次大会関係:1件 】
(1)自由論題研究発表の募集
趣旨:ジェンダー史学会第15回年次大会は、2018年12月16日(日)に東京外国語大学にて開催される予定です。この大会における自由論題での研究発表(午前10時~午後12時15分の予定)を、会員の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。研究発表をご希望の方、またはグループは、2018年6月24日(日)までに下記の要領で大会運営委員会までお申し込み下さい。
形式:
個人(時間:発表20分、質疑応答10分)
パネル(時間:発表、質疑応答を含め60分。報告者は3名以上で、報告者・司会・ディスカッサントは学会員のみ)
申し込み方法:エントリーシート(ニューズレター5月号のメールに添付されています)に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵便(申し込み締切日必着)で大会運営委員会までお申し込み下さい。
司会:個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式の場合は、発表グループの方でご準備下さい。
申し込み先:
E-mailの場合: gh2018jiyurondai★gmail.com (★を@に変えてください)
郵便の場合:
 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1お茶の水女子大学 理学部3号館204
        お茶の水学術事業会内 ジェンダー史学会事務局
        ジェンダー史学会第15回年次大会運営委員会 宛
なお、研究発表の採否につきましては、20187月中旬に、電子メールまたは郵便で通知させていただきます。時間の制約その他の事情により、やむを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あらかじめご了承下さい。

**************************************************************

会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いません。
また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外については、
各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
                        ジェンダー史学会事務局


**************************************************************