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ジェンダー史学会ニューズレター 2018年10月号
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このニューズレターには、
会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究関連の情報
(催事・公募・会員の新刊)を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl★gmail.com (★を@に変えてください)
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。
とりまとめて、毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2018年10月末を予定しており、
締め切りは10月25日(木)となります。
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2018年10月号 目次
【 催事情報: 3件 】
(1)日本学術振興会科学研究費プロジェクト ユルゲン・コッカ氏講演会 10月6日
(2)総合女性史学会 近世史例会 11月18日
(3)総合女性史学会 2018年度大会 2019年3月24日
【 2018年度 第15回ジェンダー史学会年次大会情報: 1件 】
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【 催事情報: 3件 】
(1)日本学術振興会科学研究費プロジェクト
ユルゲン・コッカ氏講演会「仕事と家族の関係はどう変わったのか。ドイツの歴史から考える」
Prof. Dr. Dr.h.c.mult. Jürgen Kocka (ベルリン・フンボルト大学国際労働史研究所)
国際歴史学会会長,ベルリン比較ヨーロッパ史研究所所長、ベルリン社会科学研究所所長を歴任した世界的な歴史学者が,仕事と家族の関係の長期的な変化について語る。
日時: 2018年10月6日(土) 14時~16時
場所: 筑波大学東京キャンパス( 丸ノ内線茗荷谷駅 出口1より徒歩5分) 119室
14時~15時 講演
15時~16時 コメントと質疑応答
コメンテーター 姫岡とし子 (前 東京大学文学部教授・日本ドイツ学会理事長)
参加費無料
日独通訳 (相澤啓一筑波大学教授)
主催:日本学術振興会科学研究費プロジェクト(研究代表者:田中洋子)
後援 : 日本ドイツ学会、筑波大学ボン・オフィス、筑波大学研究基盤支援プログラム、人文社会国際比較研究機構
協力 : フリードリヒ・エーベルト財団
問い合わせ先: tanaka.yoko.ft★u.tsukuba.ac.jp (★を@に変えてください)
(2)総合女性史学会 近世史例会
日時:11月18日(日) 午後1時30分~
会場:不忍通りふれあい館 3階 会議室(東京都文京区根津2丁目20-7 ℡03-3822-0040)
報告者: 具知會氏
会場:不忍通りふれあい館 3階 会議室(東京都文京区根津2丁目20-7 ℡03-3822-0040)
報告者: 具知會氏
[タイトル]近世後期の満徳寺と大奥―本栴の財政活動を中心に
[概要]
近世後期、縁切寺として機能していた満徳寺に関する研究は、主に縁切寺法に集中している。しかし、住持は縁切りに関わっておらず、彼女の仕事は年忌法要を営む他、幕府から寺院運営の助成を得ることにあった。だが、満徳寺は江戸後期になると、公儀との関係が薄くなり、加えて頻繁な災害被害などで深刻な経営難となった。そうしたなか、12世住持の本栴(1778~1860)は、大奥とのコネクションをうまく利用し満徳寺の復興に尽力した。本報告では、本栴による復興活動について大奥との関係に注目して分析する。
〈参考文献〉
高木侃『縁切寺満徳寺の研究』(成文堂、1990)
尾島町誌資料集第三編 『徳川満徳寺史』(尾島町誌編集委員会、1984)
Diana Elizabeth Wright, The power of Religion/The religion of Power:
Religious Activities as Upaya for Women of the Edo period - The case of
Mantokuji - Graduate Department of East Asian Studies University of
Toronto, 1996.
[概要]
近世後期、縁切寺として機能していた満徳寺に関する研究は、主に縁切寺法に集中している。しかし、住持は縁切りに関わっておらず、彼女の仕事は年忌法要を営む他、幕府から寺院運営の助成を得ることにあった。だが、満徳寺は江戸後期になると、公儀との関係が薄くなり、加えて頻繁な災害被害などで深刻な経営難となった。そうしたなか、12世住持の本栴(1778~1860)は、大奥とのコネクションをうまく利用し満徳寺の復興に尽力した。本報告では、本栴による復興活動について大奥との関係に注目して分析する。
〈参考文献〉
高木侃『縁切寺満徳寺の研究』(成文堂、1990)
尾島町誌資料集第三編 『徳川満徳寺史』(尾島町誌編集委員会、1984)
Diana Elizabeth Wright, The power of Religion/The religion of Power:
Religious Activities as Upaya for Women of the Edo period - The case of
Mantokuji - Graduate Department of East Asian Studies University of
Toronto, 1996.
(3)総合女性史学会2018年度大会
日程:2019年3月24日(日)10時55分開会予定
会場:昭和女子大学(東京都世田谷区)
テーマ:ケガレ観念の歴史的形成とジェンダー
報告者:片岡耕平氏(チューリッヒ大学文学部東洋アジア学科リサーチアソシエイト)
今西一氏(小樽商科大学名誉教授)
池川玲子氏(大阪経済法科大学客員研究員、東京女子大学他非常勤講師)
コメント:米田佐代子氏(女性史研究者)
日程:2019年3月24日(日)10時55分開会予定
会場:昭和女子大学(東京都世田谷区)
テーマ:ケガレ観念の歴史的形成とジェンダー
報告者:片岡耕平氏(チューリッヒ大学文学部東洋アジア学科リサーチアソシエイト)
今西一氏(小樽商科大学名誉教授)
池川玲子氏(大阪経済法科大学客員研究員、東京女子大学他非常勤講師)
コメント:米田佐代子氏(女性史研究者)
【 2018年度 第15回ジェンダー史学会年次大会情報 】
日時:2018年12月16日(日)10:00〜17:30
場所:東京外国語大学 研究講義棟
総会・シンポジウム:115教室
自由論題会場:111、112、105、106教室
〒183-8534東京都府中市朝日町3-11-1
最寄駅:西武多摩川線「多磨駅」下車徒歩5分、または京王線「飛田給駅」北口より京王バス「多磨駅」行きにて約10分「東京外国語大学前」下車
タイムスケジュール:
受付開始 9:30〜
自由論題発表 10:00〜12:15
総会 12:30〜13:45
シンポジウム「男性史の新展開 ―対抗文化と男らしさに着目して」
13:30〜17:30
茶話会 18:00〜19:00
大会参加費:会員1,000円、非会員1,500円、院生500円、学部生無料
茶話会参加費 1,000円
問い合わせ先:東京外国語大学 ジェンダー史学会2018大会実行委員会
〒183-8534東京都府中市朝日町3-11-1
gha2018official★gmail.com (★を@に変えてください)
※自由論題発表およびシンポジウムの詳細につきましては、順次当学会HPにアップされます。
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会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いません。
また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外については、
各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
ジェンダー史学会事務局
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