ジェンダー史学会ニューズレター 2014年2月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2014年2月末を予定しており、締め切りは
2月25日(火)となります。
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2014年2月号 目次
【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】
(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
「地域研究としての女性史 まなび・かたり・つなぎ」(仮)
日時:2014年5月17日(土)13:00~17:00
場所:滋賀県立男女共同参画センター
(2)年会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡など
【 催事情報:3件 】
(1)戦争とジェンダー表象研究会
「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ:
デジタル・アーカイブ化へ向けて」
日時:2014年2月24日(月)13:00~16:30
2014年2月25日(火)10:00~16:30
場所:京都大学地域研究情報統合センター
(2)総合女性史学会 2013年度総会・大会(予告)
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
―女性史の新たな可能性に向けて―」
日時:2014年3月22日(土)9:30~17:00
場所:立教大学
(3)歴史学研究会近代史部会2013年度3月例会
松原宏之『虫喰う近代』合評会
日時:2014年3月23日(日)14時~
場所:立教大学
【 その他のお知らせ:2件 】
(1)国際女性史研究連盟(IFRWH)ニュースレター
(2)「YOSHIMI裁判いっしょにアクション」への入会の呼びかけ
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】
(1)ジェンダー史学会 春のシンポジウム
「地域研究としての女性史 まなび・かたり・つなぎ」(仮)
<日時>
2014年5月17日(土) 13:00~17:00シンポ、終了後に茶話会
>
> <場所>
> 滋賀県立男女共同参画センター(Gネット)1階 視聴覚室
> 〒523-0891 近江八幡市鷹飼町80-4
> JR近江八幡駅から徒歩10分
> アクセス http://www.pref.shiga.lg.jp/c/g-net/map/map.html
>
> <プログラム>
> 基調講演 早田リツ子(女性史くらぶ主宰)「近江の女性史研究」(仮)
> 聞き手 京樂真帆子(滋賀県立大学)
> 映画上映 『村の婦人学級』(羽田澄子監督・1956年)
> 報告
> 井上多佳子(こなん女性史の会)「『村の婦人学級』からの学び」(仮)
> 小椋樹里(JA東おうみ)「塚本さとと地域女性教育」(仮)
> 三上みえ子(近江八幡の女性史を拓く会)「近江八幡の女性たち」(仮)
> 総合討論 「女性史的地域の楽しみ方」(仮)
> 司会:京樂真帆子
>
<共催>
> 滋賀県立男女共同参画センター
>
> <託児>
> 満6ヶ月~小学校就学前のお子さんが対象です(無料)。
事前申し込みが必要。
>
> <参加費>
> シンポジウム無料、茶話会500円
> シンポジウムの参加は事前申し込み制です。
その方法については、次号でお知> らせいたします。
>
(2)会費に関する問い合わせ・登録事項の変更など
会費に関する問い合わせ・登録事項の変更連絡などに関しては、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp(ニューズレター告知依頼)では
なく、genderhistory1@univcoop.or.jpにお願いします。
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【 催事情報 】
(1)戦争とジェンダー表象研究会
「大衆メディアに見るジェンダー・エスニシティ
:デジタル・アーカイブ化へ向けて」
<日時>
2014年2月24日(月)13:00~16:30
2014年2月25日(火)10:00~16:30
<場所>
京都大学地域研究情報統合センター(稲盛財団記念館内)
2階セミナー室(213)
* 収容人数20名 http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
<共催>
京都大学CIAS共同利用・共同研究プロジェクト・複合研究ユニット
「非文字資料の共有化と研究利用」&個別研究ユニット「写真雑誌
に見る第二次世界大戦期の記憶とジェンダー・エスニシティの表象
分析」敬和学園大学戦争とジェンダー表象研究会、科研基盤(C)
「大衆メディアに見る第二次世界大戦期と戦後秩序の中のジェンダー
・エスニシティ」
<プログラム>
2014年2月24日(月)13:00~16:30
13:00~13:40 司会 杉村使乃(敬和学園大学)
研究会の趣旨説明・各参加者自己紹介(13:00~13:40)
13:40~14:40(講演)司会 平塚博子(敬和学園大学)
14:40~15:10(コメント・質疑応答)
講演①「軍隊のなかの女性たち-
二つの大戦に見るジェンダーとセクシュアリティー」
講師 林田敏子(摂南大学 外国語学部 准教授)
コメンテーター:加納実紀代
15:10~15:20休憩
15:20~15:50(報告)
15:50~16:20(コメント・質疑応答)
報告①「写真週刊誌『ピクチャーポスト』に見る第二次大戦下の
女性のジェンダー・セクシュアリティ」杉村使乃
コメンテーター:林田敏子
2014年2月25日(火)10:00~16:30
午前の部 10:00~12:00 司会 杉村使乃
10:00~11:00 デモンストレーション:
デジタル・アーカイブ事業について:技術的なポイントについての
レクチャー、及び質疑応答
株式会社 堀内カラー アーカイブサポートセンター
大阪営業課 須井 隆行氏
http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/digital-
introduction/
http://www.horiuchi-color.co.jp/digital-archive/
担当 大阪営業課 須井 隆行氏
takayuki_sui@horiuchi-color.co.jp
連絡先
〒530-0028 大阪市北区万歳町3-17
TEL 06-6364-0881 PH 080-4931-7572 FAX 06-6364-0883
http://www.horiuchi-color.co.jp
11:00~12:00
ディスカッション:戦時下の大衆メディア資料のデジタル・アーカ
イブ化と共有について
戦争とジェンダー表象研究会で扱ってきた資料の紹介とアーカイブ
化と共有への展望(加納実紀代、神田より子、桑原ヒサ子、松崎洋子、
松本ますみ、池川玲子、平塚博子、杉村より現状報告)
12:00~13:00~ 休憩
午後の部 司会 杉村使乃
13:00~14:00(講演)
14:00~14:30(コメント・質疑応答)
講演②「写真は透明なメディアか?——ヴィジュアル・カルチャーと歴史」
佐藤守弘(京都精華大学 デザイン学部教授)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 (報告)
15:10~15:40 (コメント・質疑応答)
報告②「1970年代のパルコポスターに見るジェンダーとエスニシティ」
池川玲子(実践女子大学)
参加ご希望の方は、杉村(sugimura@keiwa-c.ac.jp )まで、
ご連絡ください。
(2)総合女性史学会2013年度総会・大会(予告)
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像
―女性史の新たな可能性に向けて―」
<日時>
2014年3月22日(土)9:30~17:00
<場所>
立教大学:本館1202教室(豊島区・JR池袋駅下車)
※国際シンポジウムの成果を受けて、女性史の新たな可能性を探る。
(3)歴史学研究会近代史部会2013年度3月例会
松原宏之『虫喰う近代』合評会
<日時>
2014年3月23日(日)14時~
<場所>
立教大学池袋キャンパス太刀川記念館多目的ホール
<プログラム>
[書評者]
後藤千織氏(青山学院女子短期大学・アメリカ史)
小野沢あかね氏(立教大学・日本史)
[リプライ]
松原宏之氏(横浜国立大学)
<開催主旨>
松原宏之『虫喰う近代 1910年代社会衛生運動とアメリカの政治文化』
(ナカニシヤ出版、2013年10月)は、20世紀初頭のアメリカ合衆国にお
ける社会秩序の動揺と社会改良運動の展開を論じた労作である。その
問題意識の射程は革新主義期のアメリカ合衆国史にとどまらず、秩序
の変動を巡る〈政治文化史〉の叙述のあり方について、広く歴史学に
問題を提起していると言える。本合評会では、20世紀初頭のアメリカ
における家族やセクシュアリティをめぐる法社会史を研究されてきた
後藤千織さんと、近現代日本における公娼制度の歴史を民衆史と国際
関係史の視点から研究されてきた小野沢あかねさんのお二人に書評報
告をお願いした。広く歴史学として、売買春や公衆衛生運動といった
テーマ、あるいは〈政治文化史〉の叙述のあり方について議論してい
きたい。
※資料代として実費をいただきます
<主催>
歴史学研究会近代史部会
<連絡先>
rekiken.kindai★gmail.com(★を@に置換してください)
<ブログ>
http://rekiken-kindai.blogspot.jp/
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【 その他のお知らせ:2件 】
(1)国際女性史研究連盟(IFRWH)のニュースレター(添付PDFファイル)
日本の記事も掲載されております。また、2015年、済南で開かれるIFRWHの大
会のCall for Papersも掲載されています。応募の締め切りは2014年2月末日です。
小檜山ルイ
(2)「YOSHIMI裁判いっしょにアクション」への入会の呼びかけ
■入会のお願い
吉見義明さんの名誉毀損裁判の支援ネットワーク「YOSHIMI裁判いっし
ょにアクション」(共同代表:吉田裕・梁澄子、略称:YOいっション)が
2014年1月に正式に発足しました。「YOSHIMI裁判いっしょにアクション」
へのご入会をお願いします。
会員には年2〜3回会報をお届けします。
年会費 2,000円
振替口座 00180-6-323261
口座名義 YOいっション
通信欄に名前、住所、所属をご記入ください。
■メールマガジン
YOいっションではメルマガを発刊しています。最新情報をお届けし
ます。会員の方も、非会員の方も、ウェブサイトよりお申し込みください。
yoisshon.net
■吉見裁判とは
吉見裁判は、中央大学の吉見義明教授が日本維新の会の桜内文城衆議
院議員を名誉毀損で訴えた裁判です。
2013年5月13日、橋下大阪市長は「慰安婦制度は必要なのは誰だってわか
る」と発言して内外の批判を浴びました。特に海外での反響に対する弁明と
して、橋下大阪市長は5月27日に日本外国特派員協会で記者会見を行いま
した。
その場において、司会者が吉見義明教授の著書に触れたことに対し、同
席していた桜内文城議員が、「これはすでにねつ造であるということがいろん
な証拠によって明らかとされております」と発言しました。桜内議員が「ねつ造」
であるとしたのは、吉見義明『従軍慰安婦』(岩波新書、1995年)の英訳書であ
ると考えられます。
吉見教授は、20年以上にわたって日本軍「慰安婦」の実態を研究してきまし
た。発言の撤回と謝罪を求めたものの拒否されたため、吉見教授が桜 内議員
を相手に提訴しました。これが、「吉見裁判」と略称している裁判です。
第1回口頭弁論(10月7日)では、「慰安婦は性奴隷か否か」について全面的
に争う様子もあり,「慰安婦」の定義をめぐる本格論争が展開する歴史的な裁
判になることも予想されます。
■吉見義明さんからのメッセージ
外国特派員協会での橋下大阪市長の記者会見の場で、日本維新の会の桜
内文城衆議院議員は、「慰安婦」問題に関する僕の本を「捏造」であるといい、
多くの証拠で明らかにされているとまでいいました。研究者の研究成果を捏造で
あるというのは、その研究者に対する重大な名誉毀損に当る だけでなく、その人
格までも否定するものですから、やむをえず提訴しました。第一回口頭弁論で、
桜内氏は「慰安婦」が性奴隷だというのは「虚構の事実」の捏造だと主張していま
すので、これも争点になると思います。徹底的に論破していきたいと思います。
ご支援をお願いいたします。
■問い合わせ先(ウェブサイトから)
yoisshon.net
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局