2016年6月27日月曜日

お知らせ(2016年7月)

ジェンダー史学会ニューズレター        2016年7月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl@gmail.com
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2016年7月末を予定しており、締め切りは
7月25日(月)となります。

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2016年7月号  目次

【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】

(1)ニューズレターアドレスの変更

【  催事情報:2件  】
 
(1)立教大学共生社会研究センター主催公開講演会
      日時:2016年7月9日(土)15:00~18:00
      会場:立教大学池袋キャンパス

(2)バウラックセミナー
    シリーズ「もっと知りたい女性国際戦犯法廷」
      日時:7 月17日(日) 午後2時開始
      場所:ココネリホール(練馬区立区民・産業プラザ)

【  その他のお知らせ:0件  】
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【 ジェンダー史学会からのお知らせ:1件 】

(1)ニューズレターアドレスの変更(再)
   アドレスが以下に変更になりました。ご注意下さい。
   
   genderhistorynl@gmail.com

【  催事情報:2件  】

(1)立教大学共生社会研究センター主催公開講演会
   「「母親」たちはなぜ動いたのか?
    ―学生と語る 1970-90年代の練馬母親連絡会」
 母親運動は戦後日本における社会運動の一つとして、特に1950年代に始
まる原水爆禁止運動との関連で注目されてきました。
  共生社会研究センターで所蔵する「練馬母親連絡会」資料は50年代半ば
から練馬区を中心に女性たちが展開した様々な運動や、区政や都政との関
わりが見える貴重な資料です。
 この講演会では、練馬母親連絡会に関してこれまで関係者とともに研究
をされてきた山嵜雅子氏、そして練馬区の社会教育行政に携わりつつ、社
会教育の面で連絡会の活動を支えてきた野々村恵子氏をお招きし、歴史史
料として「練馬母親連絡会資料」を読んでいる文学部史学科の学生からの
疑問点・論点にこたえる形で、「母親」たちの運動から見た地域社会や区、
都、政府の政策について美濃部都政が続いた1970年代から、保守政治と消
費社会化が進む1980~90年代を中心に語っていただきます。
    ◆日時:2016年7月9日土)15:00~18:00(14:30開場)
    ◆会場:立教大学池袋キャンパス 14号館 D301教室
    ◆講師とテーマ:
      山嵜雅子氏(練馬女性史を拓く会・立教大学兼任講師)
        「練馬の住民・市民運動と練馬母親連絡会」
      野々村恵子氏(練馬女性史を拓く会)
        「練馬の母親運動と社会教育」
    ◆学生報告:
      立教大学文学部史学科 日本現代史ゼミ3年
        ワーキンググループ
    ◆コメント:
      小野沢あかね(立教大学文学部史学科教授)
 詳細はこちらからもご覧いただけます。
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/RCCCS/news/2016/06/17759/
  主催:立教大学共生社会研究センター
  参加:参加費無料、申し込みは不要です。
  お問い合わせ:立教大学共生社会研究センター
  電話:03-3985-4457(月~金、9:00-17:00)
  FAX:03-3985-4458
  E-mail:kyousei@rikkyo.ac.jp
  ふるってご参加ください。

(2)バウラックセミナー シリーズ「もっと知りたい女性国際戦犯法廷」 
    第2回「いま、『女性国際戦犯法廷』の最終判決をどう読むか
           ~国際法の視点から」
    講演者:阿部浩己さん(神奈川大学・教授)
 2000年12月、「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」は、VAWW-NET
ジャパン(VAWW RACの前身)の提唱により被害国6ヵ国の支援団体、グロ
ーバルな市民・専門家の協働で、東京で開かれた「民衆法廷」でした。法
廷は、64人の被害女性(サバイバー)、世界15ヵ国1300人の傍聴人が見守
る中、首席検事2人が日本の国家責任と責任者の刑事責任を、8ヵ国の各
国検事団が被害女性・元加害兵士の証言、文書資料などに基づき、日本軍
の責任を立証しました。法廷最終日に言い渡された判決概要、そして2001
年12月、ハーグで出された最終判決は画期的な判決でした。
 それから16年。この「法廷」を知らない若い世代が増えるとともに、い
まだに「模擬裁判」「最初に結論ありき」などの誤解・曲解がまかり通っ
ています。そこで、VAWW RACは、シリーズ「もっと知りたい女性国際戦犯
法廷」第2回目として、「法廷」で日本検事団のメンバーであった阿部浩
己さんをお迎えし、女性国際戦犯法廷と最終判決の歴史的意義を未来に引
き継ぐためのセミナーを開催します。
 国際法の専門家である阿部さんは、すでに2001年に松井やよりさんとの
対談で(『女たちの21世紀』(26号)、「法廷」が知られていないことが問
題、「法廷」はこれまでの国際法を根本的に変える方向を打ち出した、と
指摘しています。「法廷」の最終判決は戦時性暴力の根絶を目ざす国際法
の潮流にどのような影響を与えたか、また現在の国際法の水準から見て、
12・28日韓「合意」は問題解決になり得るのかということについても、う
かがいたいと思います。
 当日は関連書籍などを割引価格で販売し ます。
☆日時:7 月17日(日) 午後2時開始(1時半開場)
☆場所:ココネリホール(練馬区立区民・産業プラザ・3階)
西武池袋線・有楽町線・都営大江戸線、練馬駅北口から徒歩1分
★資料代:800円(会員700円)
主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
TEL/FAX:03-3818-5903 
e-mail:vawwrac@vawwrac.org  http://vawwrac.org
*バウラックは、 VAWW -NETジャパンの後継団体です。

【  その他のお知らせ:0件  】

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 会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いま
せん。また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外について
は、各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
 
                       ジェンダー史学会事務局