ジェンダー史学会ニューズレター 2013年10月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー
史研究関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェ
ンダー史研究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し
上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、
毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2013年10月末を予定しており、締め切りは10月
25日(金)となります。
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2013年10月号 目次
【 催事情報:2件 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程
-男女平等は世紀の課題!」
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
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【 催事情報 】
(1)明治大学ジェンダーセンター 10月定例研究会
「ジェンダー間の機会平等へのあらたな道程-男女平等は世紀の課題!」
講師:ドイツ・ギーセン大学教授 ウタ・マイヤー=グレーヴェ
(ドイツ政府・「男女平等報告書」作成委員)
日時:2013年10月16日18:00~20:00
場所:明治大学リバティタワー
使用言語:ドイツ語・英語
通訳:姫岡とし子教授
(東京大学、専門はドイツ近現代史・ジェンダー史)
報告要旨:
従来の「女性報告書」に代わり、2011年に作成されたドイツ連邦共和
国の「第1男女平等報告書」のコンセプトと内容を紹介。ドイツにお
いて個人が使える時間あるいは時間の使い方は、いまだにジェンダー
によって非常に強く規定されており、このことは長期的にみると、女
性の生涯賃金と老齢年金に不利な結果をもたらす。こうしたなか第1
報告書では、①男女両性が自分の生計確保に対して個々に責任を負い、
ともに育児と介護へのケア労働に従事すること、②家事や家族支援向
けサービスの拡充をうながすこと、③女性の就業状況の改善、が強く
推奨されている。
(2)日中韓女性史国際シンポジウム
「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」
日時:2013年11月16日(土)~17日(日)
場所:青山学院大学17号館
趣旨:
総合女性史学会では、中国、韓国の女性史研究者と交流を重ねてきた。
このシンポジウムによって、国家や社会編成にあらわれるジェンダー
や民族、エスニシティ等の在り方を明らかにするとともに、各時期に
おける東アジアの歴史像の再考に一石を投じたい。
プログラム:
11月16日(土)
11:00~12:00 特別プログラム キャサリン・宇野(テンプル大学)
「米国のアジア女性史研究―南アジア・東南アジアの女性史と東
アジア女性史の比較」
12:00 シンポジウム受付
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~13:45 記念講演 宋連玉 ソン ヨノク(青山学院大学)
■セッション1(5~9世紀)
女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家
16日13:45~
・姜英卿 カン ヨンギョン(朝鮮史・淑明女子大学)
「善徳女王(632-647)の即位背景と統治性格」
・李貞徳 リー ジェンドー
(中国史・台湾中央研究院歴史語言研究所)
「女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から」
・義江明子(日本史・帝京大学)
「日本古代の女帝と社会―転換期としての8世紀を中心に」
□レセプション・パーティ
16日18:00~
■セッション2(10~18世紀)家と婚姻、相続
17日9:00~
・五味知子(中国史・日本学術振興会)
「中国『近世』の女性と家」
・豊島悠果(朝鮮史・神田外語大学)
「高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に」
・久留島典子(日本史・東京大学史料編纂所)
「日本中世後期の婚姻と家」
□17日13:00~13:30(ランチタイム)
映像プログラム「東アジアを“移動”する原節子」
■セッション3(19~20世紀) 移動と労働
17日13:30~
・池川玲子(日本史・東京女子大学)
「『満州』農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア」
・奇桂亨 キ ゲヒョン(朝鮮史・漢陽大学亜太地域研究センター)
「ジェンダーからみた中央アジアへのコリアン移住
―行為者としての女性の経験と歴史的記憶」
・金一虹 ジン イーホン(中国史・南京師範大学金陵女子学院)
「南洋の移民―中華民国期東アジアへの中国女性移住労働者」
主催:総合女性史学会、協力:中国女性史研究会、
協賛:ジェンダー史学会(国際交流基金助成事業、同時通訳付き)
参加費:2000円(学生・修士1500円)、翻訳予稿集付。
申込:メールまたはFAXで下記までお願いいたします。
会場の定員の都合で、事前申込み制、先着200名ほどとさせて
いただきます。
総合女性史学会ホームページ www.geocities.jp/sogojyoseishi/もご
参照ください。
総合女性史学会sogojyoseishi@yahoo.co.jp
FAX 045(982)9276 (総合女性史学会代表 早川紀代)
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【 その他のお知らせ:1件 】
(1)国際歴史学会議 報告申込みのお知らせ
5年に1回の国際歴史学会議、次回は2015年8月23日から29日まで中国山東
省済南で開かれます。本会議の方で報告の申し込みが現在行われており、締
め切りは11月15日になっております。
詳しくは、http://www.history.ac.uk/events/cishにアクセスしてください。
特に、Joint Sessionのなかの、JS4 Historiography and Comparative Perspectives
on Natural DisastersとJS18 New Approaches to History of Diplomatic Practicesは、
加藤千香子と小檜山が枠組みの構築の委員の一人になっており、ジェンダーの
観点を入れた報告を歓迎しております。ぜひ、応募なさってください。
なお、これに合わせて、同じ場所でIFRWHの会議も開かれますが、こちらの方
の報告募集はまだ先になっておりますので、詳細が決まり次第、またお知らせい
たします。
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掲載された催し物・募集等へのお問い合わせは、当学会についてのお知らせ
以外、ジェンダー史学会では受け付けておりません。
お手数ですが、主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上
げます。
ジェンダー史学会事務局
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