2015年5月26日火曜日

お知らせ(2015年6月)

ジェンダー史学会ニューズレター        2015年6月号
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このニューズレターには、会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究
関連の催事の情報のほか、公募や出版の情報などさまざまなジェンダー史研
究関連の情報を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げま
す。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistory1@khh.biglobe.ne.jp
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。とりまとめて、毎月末に会員
の皆様に宛てて配信いたします。
次回の配信日は2015年6月末を予定しており、締め切りは6月25日(木)とな
ります。

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2015年6月号  目次




【 ジェンダー史学会からのお知らせ:2件 】




(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム
   「鹿児島に生きたおんなたち
              ―生活記録をめぐる語りから歴史を紡ぐ」
   日時:2015年5月30日(土) 13:00~17:00
   場所:かごしま県民交流センター 




(2)ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会からのお知らせ
   ジェンダー史学会第12回年次大会自由論題研究発表の募集
 





【  催事情報:1件  】  
   





(1)総合女性史学会6月例会
     「下野市甲塚古墳の埴輪群像-女性首長と機織形埴輪-」 
        日時:2015年6月13日(土) 13:30~16:30 
   場所:港区立男女平等参画センター 



【  その他のお知らせ:1件  】




(1)2015年度「日本女性学習財団賞」レポート募集



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【 ジェンダー史学会からのお知らせ 】




(1)ジェンダー史学会春のシンポジウム 
  


1,シンポジウム・テーマ
  「鹿児島に生きたおんなたち―生活をめぐる語りから歴史を紡ぐ」




2,企画趣旨
 鹿児島のジェンダー史研究は、厳しい自然条件を跳ね返す、鹿児島の女性た
ちの多彩で豊かな歴史的歩みに比して、実に不振な状況である。前近代から現
在までの著名女性に対する伝記、いくつかの地域や婦人団体の活動記録、生活
手記類は刊行されていて、それ自体刮目すべき内容をもっているが、通史を書
くだけの研究の蓄積はなされていない。私たち「ジェンダー史学会」春のシン
ポジウム実行委員会は、鹿児島の女性たちの粘り強くたゆみない「生」を記録
するにとどまらず、それを歴史として叙述できるような基盤を構築し、将来の
研究につなげたいと考えた。したがって、この春のシンポジウムは研究が手薄
な中で、今できるところから始め、微力ながら鹿児島ジェンダー史研究の出発
点となる基礎的作業を行うことを、目標にしている。
 具体的には、①農村や漁村、開拓村、婦人団体活動、社会運動など様々な場
で道を開いてきた先輩たちのインタビューとその記録作業(DVD自主製作)、
②将来、鹿児島女性の通史を書く土台の整備作業(文献目録・年表作成)である。
 シンポジウムにおいては、基調講演と自主製作DVDで、鹿児島女性たちの戦前
から現在までの生を語ってもらい、講演とコメントでそのようなオーラルヒスト
リーの背後にある鹿児島の構造的な歴史的背景を明らかにする。総合討論とあわ
せて、現在に至っても女性差別が他地域より特に強いと言われる鹿児島の構造的
な問題を抽出できればと考えている。




3,開催予定日・場所・申し込み
        2015年5月30日(土)  13:00~17:30
    かごしま県民交流センター 大会議室                  
           〒892-0816 鹿児島市山下町14-50
           電話:099-221-6600(代表)
       
        入場無料・事前申し込み不要




4,プログラム
    13:00~13:05  開会挨拶・趣旨説明
                       井上和枝(鹿児島国際大学)
    13:05~13:45  基調講演 相星雅子(作家)
                   「生活記録からみた鹿児島女性史」
    13:50~14:50  自主製作DVD「鹿児島に生きる」上映
    14:50~15:05  コーヒーブレイク
    15:05~15:50  講演  疋田京子(鹿児島県立短大)
             「鹿児島ジェンダー史研究の可能性とその視座」
    15:50~16:35  調査報告
                      山田晋(鹿児島国際大学)
                     「女性解放運動の先覚者・勝目テルの鹿児島時代」
           佐々木陽子(鹿児島国際大学)
                     「枕崎の銅像から見えてくるジェンダー」
                      鶴田かおり(ジェンダー史学会会員)
                     「鹿児島女性史文献目録を作成して」
    16:35~17:-30   総合討論      司会 井上和枝




5,共催
    鹿児島国際大学 
    
    後援
    鹿児島県男女共同参画センター
    鹿児島市
        南日本新聞社
    MBC南日本放送




6,懇親会
    時間:18:00~
        場所:宝山ホール2F カフェ マ・ナ~ナ
              (シンポジウム終了後団体移動)
        会費:1000円
    申し込み 
          会員は事前に、非会員は当日シンポジウム会場にて申し込み
     司会          有松しづよ(志學館大学)
     開会挨拶         舘かおる
                                      (ジェンダー史学会代表)
     鹿児島シンポジウムを開いて  山崎喜久枝
                                      (鹿児島シンポジウム実行委員)
     閉会挨拶         野村鮎子(ジェンダー史学会常任理事)




7,連絡先
   井上和枝(鹿児島国際大学)
           099-263-0141(研究室)
           kazue-i@int.iuk.ac.jp



(2)ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会からのお知らせ<添付あり>
   ジェンダー史学会第12回年次大会自由論題研究発表の募集
  


  ジェンダー史学会12回年次大会は、2015年12月13日(日)に大妻女子大学
  で開催される予定ですが、自由論題による研究発表(午前10時~12時)を、
  会員の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。研究発表をご希望
  の方、またはグループは、2015年6月10日(水)までに下記の要領で大会運営
  委員会までお申し込み下さい。
 
 1. 形式
 ① 個人(時間: 発表20分、質疑応答10分)
 ② パネル(時間: 発表、質疑応答を含め60分、時間の配分、
    パネリスト数など自由)
 


 2. 申し込み方法
 エントリーシート(添付ファイル)に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵
 便(申し込み締切日必着)で大会運営委員会までお申し込み下さい。
 


 3. 司会
 個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式の場
 合は、発表グループの方でご準備下さい。
 なお、研究発表の採否につきましては、2015年7月5日(日)までに、電子メー
 ルまたは郵便で通知させていただきます。時間の制約その他の事情により、や
 むを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あらかじめご了
 承下さい。
 
 第12回年次大会の開催にあたり、運営全般にわたって皆様方のご協力を賜ります
 よう、このご案内かたがたお願い申し上げます。
 2015 年 5月 24日
 


 申し込み先:
 E-mailの場合: ghjiyurondai@gmail.com
 郵便の場合 〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22 
       大学生協学会支援センター内
       ジェンダー史学会事務局 
       ジェンダー史学会第12回年次大会運営委員会 宛



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【  催事情報  】
                                      


(1)総合女性史学会6月例会(古代・中世)
  テーマ 「下野市甲塚古墳の埴輪群像-女性首長と機織形埴輪-」 
  報告者 日高慎(東京学芸大学准教授)
  日時:2015年6月13日(土) 13:30~16:30 
  場所:港区立男女平等参画センター リーブラ  多目的室1・2
   〔港区芝浦1-16-1みなとパーク芝浦 JR田町駅東口徒歩5分〕
  資料代:300円
 〈参考文献〉
  ・大阪府立近つ飛鳥博物館編 2008『埴輪群像の考古学』青木書店
  ・一瀬和夫編 2013
    『新発見 週間日本の歴史 古墳時代2ヤマト王権誕生の実態』
     朝日新聞出版



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【  その他のお知らせ  】


(1)【2015年度日本女性学習財団賞レポート募集】<添付あり>
   http://www.jawe2011.jp/nii_awards/index2015.html
   公益財団法人日本女性学習財団では、男女共同参画社会実現のために、
  社会・地域・家庭の中でさまざまな困難や課題を乗り越えてきた過程を
  ふり返った実践・研究レポートを募集します。
   レポートの内容は、社会教育・生涯学習活動、女性運動、NPOおよ
  びNGO活動、地域活動、家庭生活、職業生活、震災経験や復興に向け
  た営みなど、はば広い領域を対象とします。
  賞-------------大 賞 1篇 副賞 10万円
                   奨励賞 2篇 副賞 各5万円
                   ※特に選考委員から推薦があった場合、
                   選考委員特別賞(副賞1万円)を設けることもあります。
  応募資格----趣旨に関心をもつ個人およびグループ。
                性別・国籍を問いません。
  締切----------2015年8月31日(月) 当日消印有効
  ※詳しくはホームページをご覧ください。
   http://www.jawe2011.jp/nii_awards/index2015.html
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2015年度日本女性学習財団賞レポート応募のための説明会 開催
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   募集の趣旨や応募規定、選考基準など、応募に関するご質問にお答えします。
  また、今回は2014年度大賞受賞者酒井かな子さんに、レポート執筆で工夫・苦
  心した点など、経験者ならではのお話を伺います。
   お気軽にご参加ください。
  日時:2015年6月20日(土)午後1時30分~3時
  会場:日本女子会館5階 スペースWe learn
    (最寄駅 JR浜松町、都営浅草線/都営大江戸線大門、都営三田線芝公園)
  資料代:1,000円(受賞レポート集)
  定員:20人
  ※要事前申込み
  ※参加が選考に関係することは一切ありません。
  ※当日の内容は財団HPに掲載します。
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『2014年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート集 学びがひらく vol.4』
     好評発売中!! 1部 953円(税・送料別)
  http://www.jawe2011.jp/publish/gaku/201503_report.html
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********お申込・お問合せ********
  公益財団法人日本女性学習財団
  日本女性学習財団賞係
  105-0011 東京都港区芝公園2-6-8
  TEL/03-3434-7575
  FAX/03-3434-8082
  jawe@nifty.com
  http://www.jawe2011.jp
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 会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いま
せん。また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外について
は、各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
 
                       ジェンダー史学会事務局

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