2019年9月26日木曜日

お知らせ(2019年5月号)

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 ジェンダー史学会ニューズレター     2019年5月号

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このニューズレターには、
会員の皆様からお寄せいただいたジェンダー史研究関連の情報
(催事・公募・会員の新刊)を掲載する予定です。
情報をお気軽にお寄せいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
情報をお持ちの方は、毎月25日までに、
genderhistorynl★gmail.com(★→@に変更)
までメール(テキストファイル)にてお寄せください。
とりまとめて、毎月末に会員の皆様に宛てて配信いたします。
(いただいた情報についてはこちらで編集させていただく可能性があります)
次回の配信日は2019年5月末を予定しております。

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2019年5月号  目次

【  催事情報: 1件  】
(1)第6回 関西ジェンダー史カフェ

【 ジェンダー史学会 事務局より: 1件 】
(1)ジェンダー史学会第16回年次大会自由論題研究発表の募集

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【  催事情報: 1件  】
(1)第6回 関西ジェンダー史カフェ
関西ジェンダー史カフェ第6回「キューバの現代アートから考える
日時:2019年5月12日(日) 14:00~17:00
場所:キャンパスプラザ京都6F第1講習室(「京都駅」徒歩5分
メイン発表:
岡田有美子さん(インディペンデント・キュレーター)
「キューバの画家」とは誰を指すのか
サブ発表:
喜多恵美子さん(大谷大学教員)
「『統制』と『自由』のはざまでーキューバとDPRK」

企画・司会:北原恵(大阪大学教員)
主催:関西ジェンダー史カフェ
  :基盤研究(C)「「戦争画」概念を問い直す」代表・北原恵

詳細は以下をご覧ください。
https://www.facebook.com/GenderHistoryCafeKANSAI/

■発表1:「キューバの画家」とは誰を指すのか
■概要
キューバにおける現代アートをジェンダーの視点から見る時、何から考えたらいいのでしょうか。コロンブスの到達以降先住民が虐殺され、ほとんど絶滅させられてしまったキューバという島において、「キューバの画家」とは誰から始まり、何を指すのか。そして、「人種差別がない」と理想化され語られることもあるキューバにおける現代の芸術家たちのジェンダー構造はどうなっているのか、また世界に広がるキューバ移民の芸術家たちについて、など様々な観点から考えたいと思います。 1984年に始まり2019年で13回目を迎えるハバナビエンナーレや、私が企画した展覧会を実現するまでのプロセスを踏まえての報告です。
■岡田有美子(おかだ・ゆみこ)
2005年武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。現在明治大学理工学研究科建築都市学専攻総合芸術系博士課程在籍。
2005~09年前島アートセンター事務局。 2011~12年文化庁新進芸術家海外研修生としてキューバに滞在。2013年リサーチのためグアテマラに滞在。企画した展覧会に「海の庭-山城知佳子とサンドラ・ラモス」(2017、表参道画廊)、「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」(2018、ウィフレドラム現代アートセンター、ハバナ/スパイラル、東京)など。

■発表2:「『統制』と『自由』のはざまでーキューバとDPRKの文化」
■概要:
現存する数少ない社会主義国家であるキューバ共和国と朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)は、共に長年にわたってアメリカと対立関係にあり、経済制裁を受けているという共通点をもっています。資本主義圏から社会主義国家を見た場合、「誤った政治体制」「独裁的な指導者」「自由のない人民」といったマイナスのイメージを附与しがちです。しかしながら、限られた資源を活かし、外部からの強大な圧力に対抗するうえで、ある種の統制は
必要であったともいえます。資本主義圏が批判する社会主義国家の「自由のなさ」は、資本主義圏における「自由」という暴力を映し出すものでもあります。この問題についてさまざまなイメージを見ながら考えていきます。
■喜多恵美子(きだ・えみこ)
大阪大学人間科学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年から2001年まで大韓民国政府招請奨学生として韓国・弘益大学校大学院美術史学科博士課程で学ぶ。現在、大谷大学文学部教授。


【 ジェンダー史学会 事務局より: 1件 】
(1)ジェンダー史学会第16回年次大会自由論題研究発表の募集
趣旨:ジェンダー史学会第16回年次大会は、2019年12月8日(日)に専修大学(神田キャンパス)にて開催される予定です。この大会における自由論題での研究発表(午前10時~午後12時15分の予定)を、会員の皆様から個人とパネルの2形式で募っております。研究発表をご希望の方、またはグループは、2019年6月27日(木)までに下記の要領で大会運営委員会までお申し込み下さい。

形式:
1)個人(時間:発表20分、質疑応答10分)
2)パネル(時間:発表、質疑応答を含め60分。報告者は3名以上で、報告者・司会・ディスカッサントは学会員のみ)

申し込み方法:エントリーシート(添付ファイル参照)に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵便(申し込み締切日必着)で大会運営委員会までお申し込み下さい。

司会:個人発表につきましては、大会運営委員会で準備いたします。パネル形式の場合は、発表グループの方でご準備下さい。

申し込み先:
E-mailの場合; gh2019jiyurondai★gmail.com(★→@に変更) 
郵便の場合; 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1お茶の水女子大学 理学部3号館204
        お茶の水学術事業会内 ジェンダー史学会事務局
        ジェンダー史学会第16回年次大会運営委員会 宛

※なお、研究発表の採否につきましては、2019年7月下旬に、電子メールまたは郵便で通知させていただきます。
時間の制約その他の事情により、やむを得ずお申し込みにお応えできない場合もありますことを、あらかじめご了承下さい。

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会員からの催し物・募集等のお知らせについては、当学会は責任を負いません。
また、お問い合わせも当学会主催による催し物・募集等以外については、
各主催者に直接お問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
                        ジェンダー史学会事務局

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